花粉症に『アレジオン』と『アレグラFX』のどちらが良い? 起きてる症状、生活スタイル、好みをチェック

 お客様が『パブロン鼻炎カプセルSα』を購入したさいに、口渇が起きたことがあるか尋ねたところ「ある」というので、鼻水を止めるために体内を乾燥させやすい成分が入っているから、こまめに水分補給をするようお話をした。
 といっても、あまり水分を摂リ過ぎると鼻水の材料になってしまうので、大事なのは量ではなく回数である。
 喉が渇いたときだけなど、いっぺんに水分を摂ってしまうと腸が吸収しきれなくなり、そのまま排泄してしまうか余分な水を偏って貯蔵して浮腫(むくみ)の原因となる。
 適切に腸に吸収してもらい体に巡らせるためには、1回10mLほどの分量を30分~1時間ごとに飲む。
 これが、「こまめな水分補給」の目安だ。
 また、現代薬は鼻水を止めるのは得意でも鼻づまりを治すのは苦手。
 鼻水は分泌する穴をキュッと締めるだけで済むが、鼻づまりは鼻の奥の血管が炎症して膨らんでおり、炎症を取り除くのは容易ではない。
 主訴が鼻づまりの場合は、患部を冷やす生薬の入った鼻炎薬を選んだほうが効果的。
 現代薬と生薬をハイブリッドした『アネトン アルメディ鼻炎錠』や、漢方薬の『荊芥連翹湯』が候補となる。
 お客様の娘さんは病院で『』が処方されているそうで、1日2回の『』とどちらが良いのか訊かれたので、前者は鼻づまりに少しだけ優位性があること、後者は朝に舞った花粉が午後に降りてくるため朝夕の2回服用することに意味があると説明した。
 例えば、私は花粉症を起こすと鼻水になりやすい点ではどちらでも良いのだが、午後に出勤することが多いから朝の花粉の飛散を考える必要が無いので1日1回を寝る前に服用する『』が向いていて、朝に出かけて夕方過ぎに帰る人は『』の方が適していると考えられる一方、夕飯にお酒を飲む私は寝る前に服用する『』を避けて、お酒を飲む時間と最低でも3時間ほど離すことのできる『』が良いとも考えられる。
 つまり、自身の生活スタイルと、発症した場合に起こりやすい症状によって、「どちらが良いのか」は変わるのだ。
 そしていま一つ、『』も『』は、症状を抑えるのではなく花粉に体を反応させず症状を起こさせないのが目的だから、雨が降って花粉が飛んでいない日も毎日欠かさずに服用するのが重要なことを付け加えた。

 お客様から『』と『』の違いを尋ねられ、後者は1日に2回舞うとされている花粉への対応に適してると考えられることと、鼻づまりになりやすい場合には前者が向いてることを説明したところ、1日1回の『』を購入された。
病院で処方された薬が以前に効かなかったそうだが名前は覚えていなかった。

 お客様が『』を購入されるさいに使用経験と連用するよう説明を受けているか尋ねると、昨年も使ったものの説明を受けたかは覚えていないというため、雨などで花粉が飛んでいない日も通して飲みきるよう伝えた。
 今日は特に症状がツライというので、気温が下がりお腹が冷えたことも関係している可能性をお話した。
 花粉症は、ウイルスなどの外敵を倒す免疫反応の異常で、敵かどうかの識別は脳細胞と同じ細胞を持ち「第二の脳」とも呼ばれる腸が行なっている。
 つまりは腸の働きが正常になれば免疫反応が落ち着き、症状も軽減する。
 そのためには腸が働きやすい環境するのが良く、入浴して下半身を温めたり上は薄着をしても下半身には厚着をし、積極的に温かい物を飲み、消化に忙しくならないよう食事は胃腸に優しいメニューにする。
 すると、お客様が「だからヨーグルトがいいんだ!?」と気づかれた模様。
 そう、ヨーグルトが花粉症に良いとされているのも、ヨーグルトが花粉症に効くのではなく、腸内環境が整うと免疫機能が正常になるのだ。
 また、近年では街も家も清潔になって蔓延る菌の種類も数も少なくなり、免疫機能が闘う機会が減って経験不足なのを、ヨーグルトに含まれる乳酸菌などと模擬戦をすることで、正しい戦い方を覚えるからという説もある。

LINEで送る
Pocket

 
登録販売者から一言 壱の巻 登録販売者から一言 肆の巻「おくすり手帳と個人情報の使い方」 市販薬購入前チェックシート