脳を騙せば少食に!? あえて濃い味付けで、胃腸を休ませてみる

 お客様から、ご主人が鼻水が出て体がだるいと訴えており、『ヒストミンゴールド液プラス』で良いか尋ねられた。
 鼻水は胃が冷えているか疲れていると考えられるため、体のだるさに適応する。
 鼻水をピタリとは止めないが、効果は期待できることをお話したうえで、より疲労回復に振ってある『柴胡桂枝湯』を紹介したところ、そちらを購入された。
 食欲はあるそうだが、それは脳が感じることであって、体がだるいとなると既に内臓の機能は低下していると考えられるため、内臓を休めるために消化に良い食事を量を控えてとお話した。
 うどんや、おかゆなどだとアッサリし過ぎて満足感を得られず量を食べたくなるかもしれないから、あえて濃い目の味付けをするよう勧めた。
 そうすれば脳の満腹中枢を刺激して、食べる量を減らすことができる。
 一般的に、食べ始めてから20分程すると満腹感を感じるようになるとされているから、一回の量を少なくて、お代わり方式にするという手もある。
 温め直すとか、お代わりする時間を少し置くことで早く満腹を感じるようにするのだ。
 よく血圧などを気にして、減塩醤油などを使う人がいるけれど、トータルで考えなきゃ駄目なんである。
 最近の研究でも、塩分の摂り過ぎよりも運動不足のほうが健康の維持に関係することが分かってきている。

 お客様が『プレコール持続性せき止めカプセル』を購入されるさいにカラ咳をしていたので、体内が乾燥してる可能性をお話して、患部を潤す現代薬の『ストナ去たんカプセル』と、上半身に保水をする『麦門冬湯』を乗り換え先として紹介した。
 カラ咳は、胃炎を起こして胃にかぶさっている肺が乾燥してる可能性も考えられるため、消化に良い食事をするよう勧めた。
 お客様が『プレコール持続性せき止めカプセル』を選んだ理由は分からないけれど、実はカラ咳には良い選択。
 市販の咳止め薬には、咳中枢を抑えて咳を止める麻薬系の成分が入っていることが多く、いわば体の機能を低下させてしまうため体の保水機能も狂わせて、継続して飲んでいると体内が乾燥し咳の原因となってしまうのだ。
 その点、『プレコール持続性せき止めカプセル』は非麻薬性の咳止め成分のうえ、喉を潤す物も入っていてカラ咳に向いている。
 ただし、呼吸しやすくするために覚醒剤系の成分が入っているから、疲労感を感じにくくなってしまうことがあるので、仕事などで無理をしないように注意が必要。

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