鎮痛剤にもそれぞれ違いがあるから、銘柄を指定する前に相談を

 お客様から『ロキソニン』を求められ、薬剤師のいないうちの店には置いていないため、イブプロフェンでも代用できることをお話ししたところ、主訴は歯痛というので末梢神経に効果のある『バファリンA』を案内し、他に『新セデス錠』を勧めたところ後者をお買い上げいただいた。

 そして念のため、遅い時間まで営業している歯科医院も紹介した。

 痛みが和らぐと、先延ばしにしてしまいがちなので。

 ちなみに、抹消神経というのは読んで字の如く神経の先っちょのことで、いわば『バファリンA』の主成分であるアスピリンは「痛い場所」で効く。

 一方、『バファリンA』には胃の保護成分が入っているとはいえアスピリンは胃に負担がかかるので、胃に優しいアセトアミノフェンを使うという選択があるのだけれど炎症を抑える効果が弱いため、抗炎症成分を足してある『新セデス錠』も案内したという次第。

 このように鎮痛剤にもそれぞれ特徴があるから、最初から銘柄を指定されるより用途や症状の方を先に相談してもらいたいところ。


 夫婦のお客様から汗疹(あせも)の薬の相談を受け、虫刺されの薬でも代用できることをお話しすると、『ユースキンあせもパウダークリーム』を使ったとのことだった。

 しかし手首は血が滲むくらい掻いてしまう程だというため、手首にはステロイド剤を勧めて、広範囲には『桃の葉ローション』を提案した。

 一つの薬で全ての患部を賄いたいと思うかもしれないが、人間の体は機械ではないから患部ごとに症状の強弱があるから、患部ごとに使う薬を変えることも検討したほうが良い。

 本日は、虫刺されとの兼用でステロイド剤入の『マニューバEXクリーム』をお買い上げいただいた。

 そして、入浴は熱いお湯に5分くらい入ってるというので、ぬるめのお湯に入ってからの追い炊きを勧めた。

 というのも熱いお風呂に入るとビックリした血管がキュッと締まり、その後に血管が開いた時に血液がドッと流れ込むと、血管の内側が血液と擦れて炎症してしまい、それが痒みの元になったりするからだ。

 一方、汗疹の対策として入浴するのは良い。

 汗をかくのが良くないと考えてシャワーで済ませてしまう人がいるが、汗疹は汗腺の目詰まりが原因なので、入浴した方が汗腺を開いて目詰まりを解消できる。

 ただし熱いお湯に入ってしまうと、やはり汗腺も締まってしまうから注意が必要。

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