うがい薬には、殺菌成分の物と抗炎症成分の物とがあります

 やや高齢のお客様から『パブロン鼻炎カプセルSα』を2個買えるか尋ねられ、「基本的には駄目です」と答えた。
 そして一部の胃腸薬との併用に気をつけることと、他店でも症状を相談してから買うようにとお話した。
 胃腸薬との併用に気をつけなければならないのは、主にミネラル成分が入った物で、鼻炎薬の効き目を弱めてしまう可能性があるからだ。

 女性のお客様から『イソジンうがい薬』を求められ、うがいは水道水で充分とお話したところ、喉がイガイガするというため抗炎症成分のアズレン製剤のトローチとして『パブロントローチAZ』を案内し、体内の乾燥が原因の可能性をお話し、上半身を潤す『麦門冬湯』を紹介した。
 特に『イソジンうがい薬』は殺菌剤であるから体を守る菌も殺してしまい、むしろ風邪などに無防備になってしまうから、使うとすれば家族が風邪をひいてるとか職場で風邪が流行ってる時の短期集中に限り、普段は使わない方が良い。
 どうしてもうがい薬が良いということであれば、同じくアズレン製剤の『パブロンうがい薬AZ』があることをお話した。
 本日は『パブロントローチAZ』をお買い上げいただき、歯磨きのお話になって寝起きに喉がイガイガするというため、歯磨き前のうがいが良いことと、虫歯予防には食事の前の歯磨きを勧めた。
 寝ている間に殺菌成分のある唾の分泌が止まってしまい、起きぬけの口の中には雑菌が繁殖しているからであり、虫歯は原因となるミュータンス菌が糖分を分解するさいの酸が歯を溶かすからなので、食べる前に菌を洗い流してしまえば食べカスが残っても虫歯にはなりにくいのだ。
 つまり、朝にうがいをするのであれば、朝起きたらまず歯を磨くのが良い。
 お客様からは、「勉強になった」と言っていただけた。

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