市販薬を買うときにもお薬手帳の提示と、市販薬を使ったら担当医への報告をお願いします

 高齢のお客様から、オブラートが大きくて飲みにくいという相談を受け、使う薬は『小青竜湯』だというので味噌汁に入れてはどうかと提案した。

 『おくすり飲めたね』や『服薬ゼリー』を使う人もいるが、『小青竜湯』を果物味の物で飲むと余計に苦さと辛さが際立ってしまうので、チョコレート味などか、いっそ塩っぱい味付けの物に混ぜてしまった方が飲みやすい。

 また、薬の成分によっては混ぜてはいけない飲み物もあるから、分からない場合は店頭でご相談を。

 それにしても高齢になって、『小青竜湯』が使えるというのは羨ましい。

 『小青竜湯』は胃に負担がかる処方で、私の方は若い頃には使っていたけれど、今では『苓甘姜味辛夏仁湯』『香蘇散』でなければ飲めなくなってしまった。

 つまり『小青竜湯』が使えるということは、内臓が元気で体も丈夫な証拠である。

 ちなみに、高齢者の鼻炎や風邪には『麻黄附子細辛湯』も候補になる。


 高齢のお客様がジクロフェナクトリウム製剤の『フェイタスZαジクサス』を2個買おうとされたけれど、使うのは初めてというためヒアリングしたところ、血圧と糖尿の薬を服用していると分かった。

 ジクロフェナクトリウム製剤は血流にも成分が入っていくので、持病はもちろん内服薬との併用も慎重に考えなければならない。

 そして血圧と糖尿の薬と言われても、どういう作用機序の物か分からないと併用できるかの判断もできないから、おくすり手帳を持って出直していただくよう勧めたものの、家が遠いから薬は買いたいと粘られフェルビナク製剤の『フェイタス5.0』に変更した。

 とはいえフェルビナク製剤も血流に入っていくから、安全とは言い切れない。

 担当医には関節痛については相談しておらず、今回のバップ剤を使ったことを報告するようお話しても、担当医に言いにくいというため、調剤する薬剤師には伝えるよう願いした。

 それから、関節痛については他の病院にかかることと、市販薬を買うさいにもおくすり手帳があった方が良いとお話した。

 特におくすり手帳を普段から持ち歩いていれば、災害時に出先からそのまま避難所へ避難した場合、特例として医師の診察を受けなくても常用している薬をもらうことができるので。


 

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