10月 31, 2014 - 漢方薬処方, ま行処方    No Comments

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
感冒、気管支炎、お年寄りの花粉症

適応症状  

 悪寒、微熱、全身倦怠、低血圧で頭痛、めまい、四肢に疼痛冷感があるものの次の症状:
 感冒、気管支炎、お年寄りの花粉症

用方・容量(顆粒製品の場合)  

 1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
 ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

組成(顆粒製品の場合)  

 3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
   マオウ(麻黄) 4.0g
   サイシン(細辛) 3.0g
  修治ブシ末(修治附子末) 1.0g
 以上の割合に混合した生薬より得たエキス1.5g含有します。

類似処方鑑別  

小青龍湯
 体力中程度で咳嗽、喘鳴を呈するが、無気力や冷え、悪寒が顕著でない場合に用いる。

真武湯
 
体力の低下した人で、手足の冷え、悪寒、頭痛などは本方に似ているが、心窩部振水音、下痢、めまいなどが顕著な場合に用いる。

桂枝湯
 比較的体力が低下した人で、頭痛や身体痛は似ているが、悪寒が軽く、発熱は比較的強く、しばしば自然発汗を伴い、脈が浮いて弱い場合に用いる。

使用上の注意  

1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
 (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
 (2)自覚的に熱感がある患者、または肥満体質の患者。
 (3)著しく胃腸虚弱な患者。(軟便、下痢、胃部不快感、食欲不振等の胃腸障害を起こす事がある。)
 (4)狭心症、心筋梗塞など循環器系の障害のある患者。
 (5)医師の治療を受けている人。
 (6)妊婦及び妊娠している可能性のある婦人。
(7)服用すると自律神経系に影響を及ぼし、不眠、発汗過多、頻脈、動悸等の症状が現れる事がある。
 (8)交感神経興奮薬との併用により、動悸、頻脈等の症状が現れる事がある。



2.服用に際して、次のことに注意してください
 (1)定められた用法、用量を厳守してください。
 (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
 (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
 (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
 (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
 (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



4.保管及び取扱い上の注意
 (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
 (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
 (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



5.その他
 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

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