ドラッグストアーと患者さんとの関係は細い糸のようなつながり

 『六君子湯』を購入されるお客様にヒアリングしたところ主訴は食欲低下で、声は弱々しく、お湯を飲むと少し楽な感じになるというので適用することを伝えた。

 薬は効くと思って飲んだ方が効くし、胃薬は主訴に対して外してしまうと効果を感じにくいので、症状と処方内容はよくよく検討が必要である。

 お客様は先月に食べ過ぎてから食べる量を減らして入浴はしているというので、良い判断ですとも伝えた。

 体を温めて血流を良くするのは、たいていの体の不具合を改善するのに役に立つ。


 常連のお客様が『ハイチオールCプラス』や『ビトインHi』などをまとめ買いされたのだけれど、がんの治療中で担当医からは余計な薬やサプリメントは駄目と言われているという。

 あうっ、それならやめましょうよ……。

 しかし、どうしても使いたいと言われるし、確かにそう悪い影響は考えにくい薬だしで、お買い上げいただいた。

 でも、こちらの「条件」も聞いて下さいな、とお話をする。

 使っている薬との併用の問題もさることながら、検査で見かけ上の数値だけ良くしてしまう可能性があるから、使ったことを担当医に直接報告しにくければ、せめて調剤する薬剤師には伝えるようお願いした。

 もちろん、売らないという選択が正しいとは思うものの、それで今度は他のお店で登録販売者や薬剤師に何も相談せずに何かの薬を買うようなことになれば、まったく医療者からの目が届かなくなってしまう。

 ドラッグストアーでの患者さんとの関係は細い糸のような物だけど、できるだけつながっていたいと思う。

 ただ現状では、医療行政の仕組みのうえでも、医療業界のネットワークの中でも、ドラッグストアーは患者さんとのつながりが希薄にならざるを得ないんだよね( ´Д`)=3


 

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