喉から声を出さずに頭蓋骨をスピーカーにしてみよう

 お客様から声嗄れの相談を受け、喉の痛みは強くないそうなので『響声破笛丸』をメインに、比較として『龍角散ダイレクト』と『パブロントローチAZも紹介したところ、『響声破笛丸』をお買い上げいただいた。
 声を使う仕事だというので尋ねると教師だというため、喉に負担をかけない発声法を教えた。
 具体的には舌をアーチ型に丸めて、息を上顎の前歯の裏に当たるように吐き、頭蓋骨をスピーカー代わりに振動させるんである。
 演劇や声優の発声法の教本に載っているので、興味のある人は『Amazon』などで探してみると良いだろう。

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 お客様から火傷痕に使いたいとのことで『ヒルドイド』を求められたため、同じヘパリン類似物質の物を案内したが、患部を見せてもらうと深部にまで達していて病院で治療中というので、担当医に相談するよう勧めてお帰りになった。
 一応、『アットノンEX』を紹介してみたが、いずれにせよ治癒するには長期間かかるので、病院で薬を処方してもらった方が良い事をお話した。

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 お客様が『葛根湯』を購入されるさいに、喉の痛みや咳、発熱には適応しないことを伝えると興味を持たれたので、家に置いておくより持ち歩いて早め早めに服用するのが効果的ですと説明した。

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 お客様から『葛根湯』と『ゼナジンジャー』を併用して良いか尋ねられ、問題は無いものの『葛根湯』は夜遅くに服用すると寝付けなくなるかもしれないことを伝えた。
 また、『葛根湯』は上半身を温めるので出先が寒い時に服用する方法もあることをお話した。
 それから、『新ヒストミンゴールド』に興味を持たれたので、『葛根湯』は胃の負担になることがあり、併用することで胃腸の疲労を防ぐことができますと説明した。

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