以前に『牛車腎気丸』を勧めたお客様が、足先の冷えが改善したとのことで、追加分を購入しにいらした。
こういうのは、本当に嬉しい。
自分の見立てが当たったというのも勿論だけど、やはり患者さんに改善してもらえるのが一番。
もし冷えが強いならと思い、『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』を紹介したところ、これから寒くなるので頓服用にと、一緒にお買い上げ頂けた。
『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』は、私の場合はスキーに行く時に服用するくらい。
リフトに乗ってる時とか、手がかじかむのを軽減してくれるので。
電話で、『ナロンエース』と『太田胃散』の飲み合わせについて問い合わせがあった。
問題ありませんと回答しつつ、両方とも服用が初めてなのかを確認したところ、個別には以前から服用しているという。
自己判断せずに、こうして問い合わせるのが普通になると、たぶん煩わしくなるけど、それが本来の姿。
遠慮せずに、どんどん問い合わせてきて下さいな。
『冷えピタ』を購入されるお客様に用途を確認すると、小学生の子供が寒気がすると訴えているため、発熱に備えてというお話だった。
そこで、発熱し始めても寒気がしている間は冷やすのは額にして、発熱だけになったら首の後ろを冷やすように勧めた。
寒気がしているというのは、風邪と戦うために準備しているという事で、高くジャンプしようとしゃがんでいる状態。
その段階で解熱してしまうと、しゃがんだところを蹴り倒すようなもので、その後の回復を遅らせてしまう。
そして、風邪を引いたら風呂を控えるというのも信じられているけれど、湯冷めにさえ気をつければ、発熱する前の段階では、血行を良くするために入浴するのも一つの手である事を説明した。
また『冷えピタ』を買いにいらしたお客様がいたので、念の為に用途を尋ねた。
小学生の子供が突き指をして、救急指定の病院に連れて行ったところ、折れてはいないので痛み止めの内服薬のみ処方され、湿布はせずに冷やすように言われたとのこと。
しかし、『冷えピタ』を使っていたが、内出血しているらしく患部が青黒くなり痛みも引かないため、追加分を購入しようと思ったという。
医師の方でも、これだけ『冷えピタ』や『熱さまシート』のような商品が普及しているのだから、そういう物を使う事を見越して、「冷やす」のには役に立たない事を、ちゃんと説明しておけば良いのに。
私の友人にも、火傷した時に『冷えピタ』を使ったという困ったちゃんがいるけど。
基本時に熱交換で冷やすだけだから、実際には熱を奪うほどの効果は無い。
しかも今回の場合、すでに4日ほど経過しているというから、すでに冷やす期間は過ぎている。
一応、『バンテリンコーワクリーム』を紹介したものの、救急指定の当直医は、病態に対して専門外という事もあるため、改めて整形外科を受診するよう勧めた。
医師にも、休診時間に近くのドラッグストアなんか覗いてみるのをおすすめします。
医師とのネットワークも持ちたいところです。
医療従事者のSNSもあるものの、そういう連携しようという話題にはなりにくく………。