ニートと引きこもりは違うし、そもそもニートの定義が違う

 今日は、奥さんが出勤で次郎の面倒は私が観ることに。
 1日ダラダラと過ごそうと決め込む。
 ちょっと息切れしてるもんで。
 でも、このままだと次郎の遊ぶ相手をしなければならない。
 次郎のリクエストで、『ママは小学4年生』を観せると、喜んで、かつ集中して観ててくれたんで助かった。
 朝食は、これまた次郎のリクエストで目玉焼き丼を作って、私はレトルトのカレーライス。
 友人の結婚式の引き出物が選ぶやつだったんで、好きなのを選んだ結果。
 どこぞのホテルのレストランの味を再現してるとかで、確かに美味しい。
 最近の流行のに比べると、具のサイズが小さかったけど。
 野菜を摂るために、ニンジンを炒めて混ぜようとしたら、次郎がスティック状に切ってワイングラスに入れてくれとせがんできたので、そのように。
 普段は食べないくせに、ワイングラスに入れるのが面白いのか、生のニンジンの味は好きなのか。
 ニンジン一本を丸ごと使ったのに、私が食べたのは2本のスティックだけ。
 後は全部、次郎が食べてしまった。
 野菜を食べないのは、これで解決できるか?
 ダラダラ過ごすつもりが、うっかりパソコンを開くと作業に手をつけたくなって困った。
 文字を入力したら、すっかり抜けられなくなった。
 とはいえ、お客さんから問い合わせが来たりしないかと、内心ビクビクもしていた。
 休みの日には休みたい。
 遅い昼食の用意。
 冷凍のパスタに、買っておいた冷凍の海老を炒めて混ぜる。
 海老は私も好きだけど、次郎の好物だから買っておいたのに食べてくれなかった。
 物を限定した好き嫌いは無いのに、気まぐれで食べたり食べなかったりなんだよね、コイツは。
 この方が対処に困る。
 奥さんが帰ってきて、苺のケーキやらミルフィーユケーキやら、バームクーヘンがテーブルに並んだ。
 職場で、オヤツにと持ってきた人がいて余ったらしい。
 夕飯前にお腹一杯。
 『ベクシル-2077日本鎖国-』の口直しにレンタルしてきていた、旧版の『エリア88』を観た。
 やっぱり良いね、旧版は。
 技術的には、CGの新作の方が飛翔感があるんだろうけど、風を感じるのはむしろ手描きの旧版の方。
 機体も重みがあって、墜落するシーンは、ちゃんと落ちてるように見える。
 それと、シナリオも良い。
 原作にあった、『君の名は』のようなスレ違いが、ちゃんと物語の核をなしていて。
 新版は、切なさやハラハラ感が皆無だったものな。
 そして、新作は中途半端に終わってしまったけど(評判が良ければ2期目を作るつもりだったのかもしれない)、旧版は確か当時はまだ原作が続いている頃で、原作のラストにつながるのかもとと取れつつ、独立したラストを形成していて、「哀しいけど、この終わり方しかないよね」と思わされる。
 奥さんが横で、「やだーやだー、可哀想ー」とか騒いでてウルサイのナンの。
 同時に、「アンタって、こういう『命がけで生きる』って話が好きよねー。自分じゃ絶対やらないくせに」とか言われた。
 ホントに、ウルセーよ(笑)
 何故か、次郎も気に入ったようで、観終わった後に「みるーみるー」と言って、また再生してた。
 どうも、次郎のツボが分からん。
 タイトルはちゃんと言えなくて、「ぶかをみよー」とか言ってた。
 なんだろうと思ったら、どうやら主人公の風間真の上司であるサキ司令が作中で、「私の部下です」と言っていたのを記憶していたらしい。
 どういう観方をしてるんだろう。
サキ司令「弾は、あとどれくらい残ってる?」
ミッキー「2~3秒撃ったらおしまいよ」
サキ司令「結構。もう一戦いくか」
 精神科医の和田秀樹氏が雑誌のコラムで、『ごくせん』を、「不良少年や不勉強を正当化するな」と批判していて、それがネットで話題になってるという記事を………ネットで見つけた(笑)
「「秀才学校の生徒の方が不良より性格がねじ曲がっているように描かれている点」が、特に許せないらしい。
 そして、わざわざ進学校生徒の犯罪発生率などのデータを示したうえで、「勉強をしている子の方が、不良よりはるかに安全」であると述べているそうな。
 そのうえで、「このような番組は勉強ができない人間の価値観を強化し、ますます格差を広げる結果になりかねない」と、番組作りを再考するよう求めているんだと。
 あのー、精神科医ともあろう人が、そんな「フィクションと現実の区別がつかない」ようじゃ困るんですけど。
 こういう問題を提起する人って、結局は他人を見下してるんだよね。
「自分は影響受けないけど、影響を受ける人がいる」ってのは、もっともらくし聞こえるようでいて、その実、見下してる発想。
 公務員が実は不正をしているとか、政治家は票を得るために汚職をしているというのは、一部に実例があるとはいえ、物語で使用されるのは、それが本来のあるべき姿と反対だから面白い、という心理に基づいている訳で、「あるかも」と思いつつ、娯楽としての使い方に過ぎないでしょ。
 娯楽を本気にするなよー。
 その論じゃ、実は犯人には人を殺すだけの理由がありましたって視聴者の同情を誘う、サスペンス物とかも批判の対象のはず。
 なんで、『ごくせん』限定の話をするんだ。
 沖縄の就職の相談センターが、面白いニート対策に取り組んでるという記事もネットで見つけた。
「モーニング」を食べながら相談をするんだそうな。
 理由は、「ニートは、大体、昼に起きて朝方に寝るという生活を繰り返しているため、通常の社会人と違い、『朝起きる』という習慣がない。」からなんだとか。
 んん?
 それなら、そもそもモーニングなんかに足を運ばないと思うのだけれど、どういうこと?
 喫茶店ではなく、就職の相談センターで、食べながら「なぜ働かないの?」など「ニートの本音」に迫れるというのだけれど、それならニートじゃないんじゃない?
 よく分からん。
 ニートの定義が、発祥の地(?)である英国と違うから、なんか余計に分からない。
 英国での定義は、学業や仕事を「しない人」ではなくて、環境などによって「できない人」の事であって、要するに「恵まれない人」を指している。
「しない人」を救う意味はあるのか………と思ってしまうのだけれど。


≪育児日記≫
 今日は、一日旦那に遊んでもらったようです。
 『ママは小学4年生』の影響か、毛布に包まれて抱っこされるのが楽しいみたいです。
 自分で毛布を持ってきて、何度も旦那に抱っこしてもらっていました。
 何回もやってもらってるもんだから、旦那が疲れてました。

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ニートと引きこもりは違うし、そもそもニートの定義が違うへの1件のコメント

  1. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1) Sleipnir/2.7.1
    朝8時に寝て、昼2時過ぎに起きて、ちゃんと出勤してる小生が来ましたよ(o ̄∇ ̄)o
    小生の知ってるニートは、ホント「しない人」だから救う価値無しヽ( ´ー`)ノ
    そんな訳で、塩沢さんと富山さんのエリ8は、改めてじっくり鑑賞したいねぇ(’’)(,,)
    ちなみに先の声は志垣アンドレ太郎ヽ( ´ー`)ノ