「第3類は弱い」? 市販薬の区分は副作用のリスク区分です

 夫婦のお客様が口内炎の棚を見ていて「第3類は弱い」というような会話が聞こえ、でも『トラフル軟膏Proクイック』を購入されるので炎症が強いかを確認するとともに、第3類などの分類は副作用のリスク区分であることを説明した。

 しかもこのリスク区分は薬ごとの効能ではなく成分で決まるので、特定の成分が入っていれば自動的にリスクが上がると判定されるものなのだ。

 市販薬は複数の効能に対応するために成分を組み合わせている物が多いため、特定の成分のリスクが高くて第2類や第1類になるということは、必ずしも目的の症状に効果的とは限らない。

 例えば咳が無く主訴が喉の痛みであるのなら、指定第2類の総合風邪薬があったとして、その区分が咳止めの成分によるものだとした場合、第3類でも喉の痛みを効能に記載している薬を使ったほうが効果的なんである。

 乳幼児を連れた夫婦のお客様が来店し、ご主人が選んだ様子で『エスタックイブFT』をレジに持ってきたけれど、授乳中か確認するとしているというため、適さないことを伝えた。

 何しろイブプロフェンが入っていては、子供の脳に影響する可能性がある。

 どうして買う前に、相談してくれなかったのか。

 主訴は悪寒とのことで、発熱しているかは分からないというので、家に『葛根湯』があれば先に試すようにお話したところ、一包を服用したばかりというから続けるよう勧めたのだけれど、現代薬を求められたので授乳を中断するようお話した。

 しかし、母乳とミルクと交互に与えているから中断できないと言われ、それでも現代薬に固執されたため、『ルルアタックFX』 を案内し、『葛根湯』を優先して使うようお話したうえでお買い上げいただいた。

 とはいえ、『ルルアタックFX』も『葛根湯』も、麻黄により子供が興奮する可能性はあるから、授乳後の服用を勧めた。

 どうも夫婦揃って危機感が足りないようで、子供が心配( ´Д`)=3

以下の記事も読まれています。

 

Got anything to say? Go ahead and leave a comment!