漢方薬は効き目が遅いという誤解

 今日は患者さんの訪れる人数は少ないが、備蓄の無い薬が必要になったり、配達の注文が入ったりして、ちょっと腰を落ち着ける暇が無い。
 
 娘さん(成人)の手の指が化膿してしまったというお客さんが来店。
 化膿止めの塗り薬は使っており、良い飲み薬をと相談されたので排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を勧めた。
 しかし、「漢方薬って効くのが遅いんでしょう?」と言われる。
 “漢方薬は効き目が遅い”という誤解は、どこからくるのか。
 現代薬だってすぐに治る病気と治らない病気がある。なのに漢方薬の方が治療に長期間かかるというイメージの源が今ひとつ分からない。
 風邪や今回の化膿症などのように病態として一時的な病状の場合は、極めて早く効果が現れる。
 例えば葛根湯(かっこんとう)は臨床試験で服用後45分以内に体温の変化などが起こり、風邪の早期治療に有効な事が証明されており、総合感冒薬と違って病後の回復も早い。
 一方、アトピー性皮膚炎などの慢性的な病気の治療では長期間の漢方薬の服用が必要となる。しかしこれは、現代薬も同じ事。むしろ、体に栄養を与えながら治していく漢方薬を併用した方が効果的だろう。
 JPS製薬の幹部社員などは、「勝手に思い込んでるような人は相手にしなくていい」とまで言い切る。そこまでは、割り切れないな私はσ(^◇^;)。
 今回のお客さんには詳しく説明したところ、排膿散及湯を試してみるという事で買ってもらえた。 
 血流計が大繁盛である。
 さすがに長蛇の列とはならないが、1人の人が計り終えて治療のアドバイスをしていると次の希望者が来るという状態である。
 いつもは「誰か来て~」と思うのだが、いざ来られると「来ないで~」と思ってしまう。
 もっとも、そんな事を言っていられる経営状態ではないのだが(苦笑)
 あるお客さんに教えてもらったところによると、近所の診療所の医者にウチで血圧だけじゃなくて血流を計ってくるようにと言われた人がいるそうな。
 うう~む、N先生かなぁ。あまり面識は無いけど。
 そして、その言われた人がウチで計って、それを会う人ごとに話して回っているらしい。どなたか分からないが、有難い(⌒▽⌒)
 ただし、悪い噂も広まるのが早そうなので怖いが。ホトンに誰なんだろう。

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