肩こりや頭痛にも冷やすのと温めるのとがありまして

 『葛根湯』を購入されるお客様に、念の為に用途を尋ねた。
「風邪の初期には葛根湯」と言われているけど、その「初期」というのが世間的には「熱の出始め」、それも一日経っても初期の範疇に入るらしく、『葛根湯』の使用時期を逸していたりするので。
 ところが今回は、肩こりとのことだった。
 風邪にばかり気を取られて、肩こりに使うのを失念してた(;´Д`)
 たまに頭痛にもなるらしく、以前に『釣藤散』を服用した事があるものの、効かなかったそうな。
 『釣藤散』は、どちらかというと高血圧気味の人向けで、血流を改善しつつ上半身を冷やす傾向があるから、それが合わないのなら上半身を温める『葛根湯』の方が適しているかもしれない。
 なので、語りが酷い場合には『独活葛根湯』も試してみて下さいと紹介した。
 目薬を買いに来た高齢のお客様から、涙が出やすいという相談をされた。
 不得意な分野で相談されると、正直逃げ出したくなります。(オイオイ)
 痒みは無いとの事だったけど、何かに敏感になって排出しようとしているのだろうと考え、ファーストチョイスとして『ロートアルガードマイルド』を案内した。
 『葛根湯』を買いに来たお客様から、「風邪の初期で」と相談され、すでに発熱している場合には『麻黄湯』が適応する事を説明すると、まだ発熱は無いようであったが『麻黄湯』も一緒にお買い上げいただけた。
 これで風邪の後期の『柴胡桂枝湯』まで案内できて、三つセットで売れると良いのだけれど。
 商売の面でも、風邪の段階的な治療のためにも。

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