━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★彡☆-=★彡 それさえもおそらくは平凡な薬局 ★彡☆-=★彡 ≪通巻25号≫ 提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/ 発行 : 北園薬局 http://plaza2.mbn.or.jp/~kitazono/ 編集 : 北村俊純 窓口 :…
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≪通巻25号≫
市販薬が消費者のニーズに応えた結果
お客様が『ワルツMクリーム』をレジに持ってきたさいに、クリーム剤と軟膏の使い分けを検討したか確認したところ、『デリケアM’s』を使っていて効かず、こっちが効いたいうため局所麻酔の効果と考えられる事をお話した。 それ以外には、大して内容は変わらない。 そのまま購入となったけれど、症状や患部については教えてもらえなかった。 長患いになってるようだと心配である。 お客様から両手のか…
子供の薬を買う時には本人の同伴が望ましいですが、一人で買い物できるのなら相談も本人にさせましょう
幼児を連れたお客様から、子供でも使える虫刺されの薬をとの注文を受けたれど、特に年齢制限はありませんと答えたうえで、メントールの刺激を避けるなら液剤よりクリーム剤なら感じにくいことを説明した。 メントールにはメーントールの意味があって、単にスッとする清涼感のために入ってる訳ではなく、人間の痛覚神経が痛みより先に冷感を感知するようになっていて、弱い痛みの痒さを誤魔化すことができるから。 冷たさに…
覆面調査は怖い!? いつも変わらぬ接客を心がけています
若いお客様が『クロマイN軟膏』を購入されるさいに、抗生剤のみの内容で良いか確認し、「大丈夫」とのお返事だったのだけれど、病院を受診したのか尋ねると病院からは抗生剤の他に抗炎症剤も何か処方されたとのことだった。 抗生剤も成分によって系統があり、同じ系統を連用していると耐性菌ができてしまう可能性が考えられ、また原因菌によっても使用する成分を医師が検討して処方したかもしれないため、成分表示をお薬手帳…
プロの患者になれば、プロに合わせた情報が提供されます
常連のお客様から、『アレグラFX』と『アレジオン』の比較を尋ねられた。 前者は1日に朝夕の2回の服用で、1日に2回は舞うとされている花粉に対応するのに優位と考えられ、生活スタイルが朝に出かけて夕方に帰るなら向いていることを、後者は1日1回就寝前の服用で楽な反面、飲み忘れたら翌日に繰り越しとなり、どちらも本来は予防を目的として毎日の服用が効果的なため、1日単位で飲み忘れてしまい症状を抑えきれない…
漢方薬は、効能だけで選ぶと合わない可能性が高いです
若いお客様が『桂枝茯苓丸料加よく苡仁』をレジに持ってきて、ニキビに効くか質問されたので、体質の検討が必要なことと、使うとすれば長期連用になるので保険が適用される病院の受診を勧めた。 すると、すでに皮膚科を受診していると分かり、処方されている塗り薬を調べたところ抗生剤だったので、塗り薬の市販薬を使う場合にはニキビの薬ではないことを説明した。 自己判断で『当帰芍薬散』を使っていたそうで、しかし運…
病院に行きたがらない患者さん、薬を損得で選ぶ患者さんには、情報を絞ることがあります
やや高齢のお客様から、マスクで唇が荒れてしまったとの相談を受け、『ロートメディカルリップメントール』と『モアリップW』を案内し、前者には殺菌剤も入ってることを説明すると、口内炎にも使えるか尋ねられた。 口の中には使えないとお話したところ、舌が痛いというため口内炎以外に舌炎の効能も記されている『トラフル軟膏』を勧めると、今度は唇に塗って良いか質問された。 成分的には唇に使っても問題は無いものの…
免疫機能を正常に機能させるために、体内を温かくする工夫を重ねよう
お客様が『抗菌目薬i』を購入されるさいに念のためヒアリングし、モノモライで痒みなどは無いそうなので適応すると考えられることを伝えた。 目薬の点し方を教え、体温を高めに保つを工夫をするよう勧めた。 目薬を点したら瞬きをして、すぐに目を開けてしまう人がいるけれど、そういう使い方はモッタイナイ。 何故ならデリケートな目を守ろうとして身体は、あの手この手で外部からの異物を追い出そうとするから。 …
皮膚疾患は、痕が消えるまでを考えると治るのに時間がかかります。安易な薬の乗り換えにお気をつけあれ
子供を連れたお客様からニキビ薬の『ペアアクネクリームW』を求められ売り場を案内したうえでヒアリングすると、マスクの下のフェイスラインに吹き出物が並んでいた。 痒みなどは無いそうだが抗生物質の使用を提案したところ、病院で処方された薬があるというため調べてみたら、嫌気性の細菌にも効く抗生剤だった。 抗生剤が処方されているのに、どうして別な薬を買おうという発想になるのか(^_^;) おそらくは病…
「誰か」から薬を勧められたら、その根拠も確認しておきましょう。店頭での再確認を忘れずに
若いお客様から下顎のかぶれの相談を受け、本人は抗生剤と抗真菌剤を合わせた『クロマイN軟膏』をレジに持ってきて、「マスクのせいかも」と言っていたけれど、かなり広範囲で腫れも大きかったため、病院を受診するよう勧めた。 しかし、なかなか病院に行けないとのことで、患部に痛みも感じるとのことからステロイド剤と抗生剤を合わせた『クロマイP軟膏AS』を使っていただくことにした。 最初に痒みを尋ねるたときに…