『inゼリー』には、小児不可、妊娠初期の女性は注意、の物があります

 子供を連れたお客様から『クロレラ』を求められ、淡水に生息する単細胞の緑色の藻の総称であることを説明したうえで『スピルリナ』を案内したところ、アサリを飼っていて餌にするそうなので、ペットショップを訪れるかネット通販を勧めた。
 まさかドラッグストアで、こんな需要があるとは思わなかった。

 幼児を連れた夫婦のお客様が『inゼリー』を選んでいたので気にかけていたところ、マルチビタミンとマルチミネラルを購入されるので、マルチビタミンの方は妊娠初期の女性は過剰摂取に気をつけることと、小児はどちらも飲用不可であることを伝えると驚かれた。
 ビタミンCやビタミンBなどの水溶性ビタミンは、多く摂リ過ぎてもオシッコで排泄されてしまうから大丈夫なのだが、脂溶性のビタミンAは体内に蓄積されて身体に害となる場合があるのだ。
 そしてミネラルは、重要な栄養素の一つであるものの、必要量は極めて微量で、その正体は鉱物であるから腎臓や心臓などの負担になってしまう。
 商品名に「マルチ」と付いていると、色々と入っていてお得に思うかもしれないが、自身が積極的に食べない食材をチェックして、必要な物を選ぶほうが身体のため。
 今回、飲むのはお客様自身だそうなので、ひとまず安心。
 飲むゼリーの中には指定医薬部外品になっていて、飲用年齢が15歳以上に設定されてる物や、『inゼリー』のように小児は不可なっている物もあるから、皆様もご注意あれ。
 医薬品で考えると、小児は15歳未満である。

 子供を連れてお客様がお店の中をウロウロしていたので気にかけていたところ、口内炎の薬を求められたので売り場を案内してヒアリングすると、貼るタイプの『トラフルダイレクト』を使ったものの、剥がれやすかったそうだ。
 基材が溶ける『トラフルダイレクト』との比較として、基材が残る『口内炎パッチ大正クイックケア』を紹介したうえで、塗り直しが容易な軟膏を勧めて『口内炎軟膏大正クイックケア』をお買い上げいただいた。
 口内炎によくなるというため、神経性胃炎の可能性をお話し、冷たい物の飲食に気をつけるよう勧めた。
 胃壁はそのまま唇まで繋がっているから、口で起きていることは胃でも起きてると考えられ、食事は胃に優しい物にするのが養生法。
 漢方薬では、『半夏瀉心湯』が適応する。
 また、身体は患部を炎症させることでウイルスなどに対抗する免疫機能を上げたり、血流を良くして栄養を運びたいと思っているので、冷たい物を飲んだり冷えたサラダなどを飲食すると、「もっと炎症しなきゃ」と頑張って炎症を強めてしまう。
 患部にしみない程度には温かいか常温の物を飲み、身体に無理に炎症をする必要が無いことを教えるためにも入浴したり、下半身に厚着をしてお腹周りを保温するのが、症状を落ち着かせることとなる。

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