口内炎、口角炎、「口に現れる症状」は胃の不具合とも関係します

 お客様から口角炎の相談を受け、殺菌剤と皮膚の修復成分で構成された『口内炎軟膏大正A』を案内したけれど、痛みが強いようなので抗炎症成分を2つ重ねた『サトウ口内軟膏』と、より強いステロイド剤のリスクとして患部の免疫機能が落ちることを説明したうえで『オルテクサー軟膏』を紹介したところ、『口内炎軟膏大正A』をお買い上げとなった。
 ただ、長引いているそうなので、口に現れる症状は繋がっていてる胃の不具合、特に胃炎などとも関係してることをお話し、普通に食事ができるようでも消化に良い食事をするよう勧めた。

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 お客様から口内炎の相談を受けたが、ヒアリングしてみると口角炎だと分かり、症状は強くないようだったため修復成分と抗炎症成分に血流を良くして栄養を運ぶ処方の『ロートメディカルリップ』を勧めてお買い上げいただいた。
 うっかり気を抜いていて、胃と関係する可能性や養生法を伝え忘れてしまった。
 いかんいかん、1件1件をしっかり対応しないと(´・ω・`)

 お客様から口内炎に内服薬の『サトウビハク』を求められ、取り扱っていないため似た処方の『トラフルBBチャージ』を紹介したけれど、痛みが強いというので『オルテクサー軟膏』を勧めて、お買い上げいただいた。
 今度は忘れずに、口に現れる症状は胃も関係することを伝えた。
 あまり良いイメージにならないかもしれないけど、胃壁がそのまま口まできて裏返ってるのが唇だと考えると分かりやすい。
 つまりキスは、胃壁と胃壁の………ゴメンナサイ。

 夫婦のお客様から口内炎の相談を受け、患者である奥さんは『トラフル軟膏』を使っていたというため、抗炎症成分と修復成分のバランスが取れていて良い選択と伝えたところ、舌に海老のヒゲが刺さったのが原因とのことで、食事中に患部を覆いたいというお話から『口内炎パッチ大正クイックケア』を試していただくことになった。
 ステロイド剤を配合していて、パッチの基材が溶ける『トラフルダイレクト』と違い、『口内炎パッチ大正クイックケア』の方は基材が口の中に残るので今回の目的に合致する。
 残った基材は、そのまま飲み込んでしまっても問題無い。
 パッチが口に残るのを嫌がる人もいるけれど、溶けてしまうと食事で患部にしみるのを困るという人もいる。
 よく「一番効くのを」とか「一番強いのを」と注文されるが、薬を選ぶときには患部の状態や使うシチュエーションに合わせることも必要なんである。

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