鼻の症状は胃腸から? 思い当たることがあれば改善を

 お客様が『』を購入されたけれど使うのは家族で、初めてなうえ、すでに発症してるというため点鼻薬を併用するか他の鼻炎薬で症状を軽減してから乗り換える方法もあることを説明した。
 『』だけでなく『アレジオン』も、体が花粉に反応しないようにする予防薬として使うのが効果的で、発症してからだとしっかり効いてくるまで1週間くらいかかることも珍しくない。
 また、雨などで花粉が飛んでいいないからといって飲まない日があると翌日には花粉に反応してしまうかもしれないから、毎日欠かさないようにと説明したところ、こうして説明しながら薬を販売していることを「大変ですね」と言っていただけた。

 お客様から『アレグラFX』と『アレジオン』の違いの質問を受け、成分は違うものの体の中でやることは似ていることを説明した。
 ただ、発症した場合に鼻水より鼻づまりになりやすい場合には、『アレジオン』の方が有意に効くというデータもある。
 他に使い方の違いとしては、前者が朝夕の1日2回なのに対して、後者が就寝前の1日1回なのをどう考えるかというと、花粉は朝に舞い上がり午後にかけて降ってくるので朝出かけて夕方以降に帰る人は1日2回の服用が適しているだろうし、午後に出かけて夜遅く帰るという人なら就寝前の1日1回が向いているだろう。
 また、夕食時に飲酒するようだと服用するのは3時間は離したほうが良いので、就寝前に服用する『アレジオン』より『アレグラFX』の方が運用しやすいといった判断もありうる。
 使うのはご主人で、すでに発症してるというため、しっかり効いてくるまで点鼻薬や目薬、あるいは漢方薬を併用するか、『パブロン鼻炎カプセルSα』などを先に使ってから乗り換える方法を提案したところ、すでに『パブロン鼻炎カプセルSα』は使っているとのことだった。
 今回はパブロン鼻炎カプセルSαの継続を決められ、腸と花粉症の関係を説明した。
 脳と同じ細胞で構成され「第二の脳」とも呼ばれる腸は人間の防衛機構を担っており、免疫機能が正常であれば敵となるウイルスを攻撃して、害の無い花粉には反応しないのに花粉を敵と誤認して自分自身へも被害を及ぼすのが花粉症。
 腸の機能が低下する原因としては、食べ過ぎなどで消化に忙しくなったり、お腹周りが冷えて腸内環境が悪化していることが考えられるため、腸を整えるのに食事は食べ過ぎないこと、積極的に温かい物を飲食し、入浴できるのであれば湯船に入るといった養生法をお話しすると、思い当たることばかりとのことだった。

 お客様から風邪薬を注文されたけれど、4歳の子供が鼻水だというので『ムヒこども鼻炎シロップ』を提案したところ、奥さんから頼まれただけで、他の症状については分からないとのことだった。
 鼻炎だけならば咳止め成分や解熱鎮痛剤は不要で、しかし体に入ってきたら処理しなければならず、その余計な作業は体力の消耗を招いてしまう。
 また同じ鼻炎でも、鼻水と鼻づまりでは起きている現象が違い、鼻水は胃が冷えたり疲れていると現れ、鼻づまりは鼻の奥の血管が炎症して膨らんでいる状態。
 ただどちらも対処法は同じで、鼻炎だけならば、温かい物を飲食して入浴し、服装は下半身を厚着して保温すると薬を使わなくても治ってしまう可能性がある。
 この対処法は、鼻水には体内を温めることで、鼻づまりには上半身に篭もった熱気を血液の循環と下半身を温めることにより循環させて症状を緩和させる。
 そう説明したところ、奥さんにLINEで連絡を取って返信を待つとのことだったけれど、いつのまにかいなくなっていた。
 薬を使わない対応に決めたのか、面倒臭くなって他の店に向かったのか。
 鼻の症状は、胃の不具合とも関係することを伝えられなかった。
 病院に耳鼻咽喉科があるように、鼻と喉は繋がっていて、そのまま胃にも通じているからである。

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