人は自分に都合の良い情報にしか注目できない?

 お客様から、「生理を遅らせる薬が欲しい」との注文を受けたけれど、詳しくお話を聞くと旅行に使うのが目的で「ネットで見た」というため調べてみたところ、『エンペシドL』や『メディトリート』といった膣カンジタの薬のことだった。

 ああ、スポーツ選手が使うって話は聞いたことがあるな。

 いずれにせよ、薬剤師のいないうちのお店では扱っていないし、薬剤師のいるお店でも目的外使用となると売ってもらえないであろうことを説明して、病院を受診するよう勧めた。

 医師の監督下でなら、処方してもらえるらしいので。

 ネットで調べた時に、薬剤師のいるお店でなければ買えないこととか、それは目的外使用で店頭での入手は難しいこととか、どうしてそういう情報は目に入らないのだろう。

 人間の認知機能というのは、不思議なもんである。

知ってるつもり――無知の科学

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 お客様がジクロフェナクトリウム製剤のパップ剤の空いた袋を持ってきて、同じ物をと注文された。

 高齢の親が転んで肩をぶつけたとのことで、以前に使ったことがあるそうだ。

 しかし詳しくヒアリングしてみると、複数の薬を飲んでいて腎臓を患っているというため、市販薬を買う時にもお薬手帳を持参した方が良いことをお話して、こういうケースでは薬を調剤してる薬局の薬剤師を頼ることを勧めたうえで、今回はフェルビナク製剤を使っていただくことになった。

「おくすり手帳と個人情報の使い方」

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