同じ「たん」でも症状が違う? 同じブランド名でも成分が違う? だから薬選びは難しい

 お客様が『ブロン錠』を購入されるさいに、痰が出るか尋ねたけれど答えてもらえず、タバコ臭かったため『ダスモック』も紹介してみたが興味を示されなかった。
 『ブロン錠』と『ブロン錠エース』は、どちらもパッケージに「たん」と書いてあるが、前者の場合は咳をすると水溶性の痰が出るのに適応し、後者の場合は痰の水分が足らず喉に引っかかる場合に適応するので、この確認はしたいところだったのだが。
 うむむ、“イケナイ目的”に使ってるんじゃなかろうね(-_-;)

 やや高齢の夫婦のお客様が来店し『バファリンプレミアム』を選ばれたけれど、普段は『バファリンA』を使っているというため、同じブランド名でも中身の成分は縁もゆかりもないことを説明し、『バファリンA』と同じ処方で価格の安い『バリファックス』を紹介したところ、そちらを購入された。
 ちなみに『バファリンプレミアム』は、イブプロフェンとアセトアミノフェンという二種類の鎮痛剤に鎮静剤を加えたもので、リラックス効果がある一方で眠気を催す可能性もある。
 また、同シリーズの『バファリンルナi』の方は、鎮静剤の代わりにカフェインを足してあって、鎮痛効果を高めるのと少し元気になった気がする仕様。
 このように同じジャンルの薬でも処方内容によって方向性が異なり、同じブランド名でも処方内容は変わるので注意が必要だ。

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