子供を想う親心はぜひ、「薬を買ってきてあげる」ではなく「一緒に買いに行く」ようにしてあげて下さい

 お客様がジクロフェナトリウム製剤のパップ剤をレジに持ってきたけれど、ヒアリングすると主訴は背中の痛みで、甲状腺治療薬を服用していると分かったため、インドメタシン製剤とフェルビナク製剤を案内し後者に変更となった。

 おくすり手帳を持ってきていなかったため、成分表示をおくすり手帳に貼って市販薬と処方薬を一元管理することと、担当医や調剤した薬剤師に使ったことを報告するようお願いした。

 また、おくすり手帳は出先で事故に遭った時に救急搬送される場合、重要な情報源になるし、災害時には特例として医師の診察を受けなくても常用している薬を受け取ることができることをお話しした。


 お客様から『バファリンルナi』を男の子でも使って良いか尋ねられ、患者は高校生というので性別は関係無いことを伝えると購入された。

 主訴は頭痛だというため、痛み方によって原因と対処法が変わることを話したところ、お客様自身はズキズキするタイプで、息子さんは締め付けられるのとの複合タイプとのことだった。

 ズキズキするタイプは胃の不具合とも関係するから、温かい物を飲んで消化に良い食事をすると症状が軽くなる可能性が高く、漢方薬では『呉茱萸湯』の出番。

 一方、締め付けられるタイプの頭痛は肩こりと連動していることが考えられ、上半身を温めて血行を良くするのが対処法なので『葛根湯』が適応することを話しすると、以前に病院から処方されたことがあるという。

 ちなみに朝方に頭が重いくて午後になるにつれて改善するタイプは血圧が関係する可能性が高く、『釣藤散』が候補になる。

 お客様には、子供に頭痛外来を受診させてみることも勧めたうえで、シャワー派だというため血流改善のためには入浴をする方が良いことと、お湯に浸したタオルなどで目の周囲を温めることも提案した。

 こういう話をするためにも、子供の薬は親が買うのではなく本人を連れてくるか、本人に買わせるようにしてもらいたいところ。

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