思いがけない薬の使い方をする患者さんとの遭遇率が高い件について

 『メモA』を手にしたお客様から、他に火傷(ヤケド)の薬は無いか尋ねられ、痛みがあるというためそのまま適応するしますとお答えした。

 実のところ、火傷を治す薬という物は存在しない。

 感染しないよう患部を保護し、自然に治癒するのを待つしか無いのだ。

 『メモA』にしても、やってくれるのは患部を清浄にし、痛みを鎮め、皮膚の再生を促しながら油分で患部を保護するだけである。

 お客様の患部は足で、水疱が出来ているということから、その水疱が殺菌と修復を担っていることを説明し、破らずに保護するよう勧めた。

 もし水疱が破れてしまったら、水道水で洗って感染予防に抗生物質を塗るようお話した。

 お客様は火傷をしたさいに10分程度冷やしたそうだが、流れる水で30分から1時間は冷やさなければならないことを伝えた。

 火傷をして『冷えピタ』を使うなんて人もいるから油断できないし、氷を直接当てるような冷やし方も刺激になって良くないので気をつけてもらいたいところ。

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 やや高齢のお客様が『エキセドリンプラスS』と『温感パッチアスコラル』をレジに持ってきたけれど、主訴は肩こりだというため『エキセドリンプラスS』は『バファリンA』などと同じ鎮痛剤であることを説明すると、取りやめになった。

 肩こりに使うのであれば、『葛根湯』や『独活葛根湯』で血流を良くして温めるほうが効果的。

 薬を提供するコチラ側からすると、どうして患者さんがその薬を選んだのか分からないことが多く、こうして声がけするのを欠かせない。

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 お客様が『ロートアルガードSマイルド』と『ロートアルガードクリアマイルドEXa』を一緒に購入されるので、別な人が使うのかを尋ねると花粉症で、前者を夜に後者を昼間に使っているとのお話だった。

 どうしてそのように使っているのか分からず、『ロートアルガードクリアマイルドEXa』が一つあれば使い分ける利点は無いと考えられることを説明したけれど、お客様の希望でそのまま購入されたため、むしろ角膜の組成成分の入っている『ロートアルガードクリアマイルドEXa』は夜間に使うように勧めた。

 一方、『ロートアルガードSマイルド』には塩酸テトラヒドロゾリンが入っていて、これは継続すると血管を硬くしてしまう可能性が指摘されている成分でもあるから、不要であれば使うのを中止した方が良いと思うのだけれど。

 どうして使い分けをしているのか、やっぱり分からない。

 それからお客様には、目薬をさした直後は目を閉じて1分以上、下を向いているのが効果的なことを伝えると驚かれた。

 上を向いたままだったり、顔を起こしていると目薬は鼻腔を通って喉へと流れてしまい無駄になってしまうから、目に閉じ込めて下を向いているのが良い。

 目薬の開発に携わっている人の話だと、本当は1分と言わず5分ぐらいは目を閉じておいてほしいとのことだった。

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