乳酸菌を活かすのも、あせもの予防も入浴で

 幼児を連れたお客様が『ヤクルトBL整腸薬』を求めて来店したけれど、置いていないため近くのドラッグストアーを紹介した。
 お腹が冷えやすいというお話だったので、長めの入浴や温かい物を積極的に飲むといったことを「重ねる」のが必要と伝えた。
 体の不調は、なかなか一つの事だけでは解決しないのである。
 ただ、小さいがいるとゆっくりお風呂に入るというのは難しいかもしれないから、誰かにを見てもらえるならばそれが良いし、お風呂場で遊べるオモチャを用意して、は洗い場で遊ばせておくという方法も考えられる。

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 『新ビオフェルミンS』を求めて来店したお客様に売り場を案内したところ、口コミで知ったというので乳酸菌には相性があることと、腸に届くまでに多くが死滅するという説があることをお話して『ザ・ガード整腸錠ααα+」』など、乳酸菌を育てる納豆菌が入っている物も紹介した。
 しばらく迷ってる様子だったけれど、今回は初めてということから『新ビオフェルミンS』 を購入された。
 乳酸菌を活かすためには、お腹周りを温めて腸内環境を整えるのを手伝うのが大事なことを伝えた。

 幼児を連れたお客様が『ケアセモ』をレジに持ってきて、「あせもに良く効く薬は?」と質問されたため、基本は「止め」と「抗炎症剤」と「消毒」の3点であることを説明し、あとはサラサラにするパウダーが入っていたり、ヒンヤリ感のあるメントールが入っていたりで、使用感の好みであることをお話した。
 『ケアセモ』にはメントールが入っており、患部は肘の内側であることから、皮膚同士が擦れることを考え『ユースキンあせもクリームパウダー』を勧めて変更となった。
 入浴をするようお話するとシャワーで済ませているというので、汗腺が老廃物で塞がって炎症するあせもの予防には、入浴して汗腺を開くことが大事ですと伝えた。

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