親しくても安易に薬の銘柄を指定して勧めないで

 『ロキソニン』を求めてお客様が来店したけれど、置いていないことと、薬剤師のいるお店で勤務中にしか買えないことを説明して、近くのドラッグストアーを紹介した。
 そのうえで『ロキソニン』でなければならない理由が無ければ、イブプロフェン製剤でも代用できることをお話したところ興味を持たれたので、主訴を確認すると頭痛とのことだった。
 痛みを伝えるホルモンと、胃を保護する指示を出すホルモンは同じであり、ズキズキする頭痛は胃の不具合とも関係するため、鎮痛剤で一時的に頭痛が和らいでも、それによって胃を悪くして頭痛を繰り返す可能性があることを説明し、頭が締め付けられるタイプは肩こりと関係して、朝方に頭重感がある場合は血圧の変化が原因となりえることを伝えた。
 そもそも鎮痛剤を自分で使うのは初めてとのことから、『イブA』と『バファリンA』を比較して紹介したところ、後者を選ばれた。
 『ロキソニン』については友人に勧められたのことで、その友人を説教してやりたい(笑)
 安易に薬の銘柄を指定して、勧めないでくださいな。

 お客様が小児用風邪シロップをレジに持ってきたけれど、3歳の子供が発熱以外の症状は無いというので『葛根湯』を提案したところ家にあるということからキャンセルになった。
 普段は、発熱していたらもう『葛根湯』を使うのには遅いから勧めないのだけれど、子供は発熱を補助してあげたほうが良い。
 『葛根湯』は早さが勝負でもあるため、先に先にと使うようお話した。

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