同じ食材を違う調理法で摂るのが効果的

 以前に、『十全大補湯』試して頂いたお客様が再訪。
 ドンピシャで適応したらしく、やはり『柴胡加竜骨牡蛎湯』『半夏厚朴湯』が駄目だったとなると、下半身と血流に働きかける物が合うのかもしれない。
 ただ、普段あまり出る物ではなく、このあいだ買って頂いた分で品切れの入荷待ちなため、生薬構成の近い『人参養栄湯』を紹介した。
 また、『補中益気湯』を知人が使っていたそうで興味を持たれたけど、「気力を益す」という名前が表しているように、気力が出ないほど疲労している時でないと、効果は感じにくいだろう。
 本日のところは『十全大補湯』の入荷を待つとのことで、『ハイクタンD』のみを購入された。

 やや高齢のご夫婦から、ファンケルの『えんきん』と他社の『ブルーベリールテイン』の効果について質問された。
 『えんきん』は「機能性表示食品」なので、メーカーを信頼できれば効果も期待できることを説明した。
 勘違いしている人がいると困るから付け加えると、この「機能性表示食品」というのは効果を国が保証するものではない。
 あくまで、メーカーか独自のデータに基いて効果を証明する用意があるという曖昧なもの。
 一応の審査はあるけど、書類審査みたいなものなので、メーカーが信頼できるかどうかという、ほとんどなんの参考にもならないというのが私の感触。
 そして、ブルーベリーが目の機能を一時的に回復することについては、眼科医の間でも既知のことであるらしい。
 ただし、あくまで摂取直後の一時的なものだそう。
 そう説明すると、ひとまず試してみるとのことで両方を購入された。
 また、他に『キューピーiPLUS』を購入しようとされ、二人で一緒に使うというお話だったけど、サプリメントを摂るのであれば不要と考えられることと、体質な疲労の度合いが違えば夫婦でも合わないことがあるため、実際に服用後には検証が必要なことをお話した。
 すると、家には『キューピーゴールドαPLUS』かあるというので、なおさら『キューピーiPLUS』は要らないと思われることを伝えたところ、『キューピーゴールドαPLUS』を追加購入された。
 それから、食事で栄養を補うことを勧めると、自家製の野菜ハチミツジュースを飲んでいると言われた。
 悪くはないと思うものの、よく云われる「熱でビタミンが破壊される」というのは一部正しく一部間違っている。
 例えばビタミンAは熱で壊れやすいが、ビタミンAになるベータカロチンは熱には比較的強く、脂質と一緒に摂取すると吸収率が上がるから、ニンジンは生ジュースより油で炒め物にしたほうが良いと考えられる。
 これらを栄養素別に考えると結構複雑だから、生だけで摂るとは考えずに、同じ食材を違う調理法で摂るのが、より効果的くらいに緩く考えるのが現実的だろう。
 なので、お客様にも生ジュースの効果自体は否定せずに、栄養を摂る幅を広げましょうとお話した。
 そういえば次郎がまだ幼児の頃に地元の大きめの病院に連れて行った時に、奥さんが野菜ジュースを飲ませていることを医師に言ったら、鼻で笑われて「そんなの役に立たないよ」と言われたけど、待合室に『ゲーム脳の恐怖』を執筆した森昭雄教授の妄言を張り出しているような病院の医師に言われたくはないわと思った( ̄^ ̄)
 

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