≪通巻12号≫
思い込みに気をつけましょう/少年犯罪を防ぐ方法(案)/水虫と湿疹の違いに注意!!/医療過誤のニュース/政治家と政治家崩れと政治家以前/どうでもいい患者と助けたい患者/薬のパッケージは取っておきましょう

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★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
               ≪通巻12号≫
提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
発行 : 北園薬局 http://plaza2.mbn.or.jp/~kitazono/
編集 : 北村俊純
窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
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~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~
※7月8日(火)……思い込みに気をつけましょう
※7月9日(水)……少年犯罪を防ぐ方法(案)
※7月10日(木)……水虫と湿疹の違いに注意!!
※7月11日(金)……医療過誤のニュース
※7月12日(土)……政治家と政治家崩れと政治家以前
※7月13日(日)……どうでもいい患者と助けたい患者
※7月14日(月)……薬のパッケージは取っておきましょう
******************* 先週の平凡な日記 *********************
◆7月8日(火)/2003年◆
「ニガウリの漢方薬を下さい」というお客さんさんが来店。
 http://hiro-kullervo.hp.infoseek.co.jp/nigauri.html
 そもそもニガウリを原料にした漢方薬など無い。
 詳しく話を訊いてみると、誰だかに「お茶にして飲むと良い」と言われ、ウチは漢方薬を扱っているからあるだろうと教えられたらしい。
 誰だよ(^-^;
 テレビか雑誌で取り上げたりしたのだろうか。
 問屋さんに問い合わせてみたら、ニガウリのお茶という物は扱ってないとの事。
 お客さんには、取り扱っていないと言う事と、お客さんの体質をもう少し詳しく尋ねて、ニガウリは体に合わないだろうという事を説明した。
 アロエがブームになった時もそうだが、テレビや雑誌などでは効能は説明しても、合わない人がいるという事は説明しないか、サラッと流してしまうようだ。
 アロエは確かに胃腸障害に効果があるとされているが、同時に体を冷やすため冷え性の人は良くない。同じくニガウリも体を冷やすので、痩せ型の人は避けておいた方が良いだろう。
 今回のお客さんは、血行不良に効果があるという事でニガウリを求めに来たようなので、血流計で測定する事を勧めてみた。
 すると、血行不良どころか“血液過剰タイプ”という測定結果が出た。
 そのデータを見せて、お客さん自身にも納得していただけた模様。
 
 長崎市の幼児誘拐殺人事件で、犯人逮捕のニュース。
 以前から噂はあったが、中学1年生だった。
 マスコミは狂喜乱舞……してるように私には見えるのだが、いささかヒステリーぎみに報道。
 報道番組の司会者もコメンテーターも興奮気味で、冷静な判断力を失ってるように思える。
 酒鬼薔薇事件のように、まるで台本でもあるかのように(進行表くらいの台本はあるのだろうが)、「最近は凶悪犯罪が低年齢化している」とか「社会の責任」とか「ゲームやビデオの影響だろう」と、お決まりの“セリフ”を並べ立てるのには呆れるばかりだ。
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◆7月9日(水)/2003年◆
 初めての患者さんの薬が、ことごとくウチで初めて扱う薬だったため問屋さんに注文を出した。
 出してビックリ、5万円以上(@_@;)
 患者さんの負担は3割だから、残りの7割は来月に保険申請して、ウチに入ってくるのはさらにその翌月。
 うう、後で必ず支払われると分かっていても、それまでは立て替えておかねばならず痛い。
 患者さんの方には、薬が揃っていないため明日受け渡しとなってしまい申し訳ない。
 しかし、デッドストック(死蔵)になるのは怖いので、次回の分を予め仕入れておくのは避けたいところである。
 次回、急な連絡で配達してもらえるか問屋さんに相談しておこう。
 市内の医療センターから、主に咳止めとして使うメジコン散という薬の使用をやめてアスベリン散という薬に全面的に移行するとの連絡がFAXで入った。
 ゲゲッ! 在庫いっぱいあるよ( ̄▽ ̄|||
 医療センターで全面的に移行すると言う事は、市内の他の薬局も在庫を抱えてしまうだろうから、譲る事も出来ない。
 問屋さんも市内での売り先が無くなる訳だから、引き取ってくれるかなぁ。
 お母んには、「アンタが残りを飲めば?」と言われた。
 そりゃ飲んでもいいけどさぁ、それって私に仕入れ値で買えと(苦笑)?
 昨日に引き続き、報道番組では長崎市の幼児誘拐殺人事件で、まるで台本通りに棒読みしてるとしか思えない事ばかり、司会者もコメンテーターも発言している。
 子供の活字離れが叫ばれて久しいが、大人も相当に活字離れが進んでるのではないか?
 図書館などに行って昔の新聞を閲覧してみれば分かるが、子供による凶悪犯罪は昔からある。古い記録によれば、明治時代にだってあった。
 その動機も貧困などの分かりやすい理由ばかりではない。当時から、動機の分からない少年犯罪はあったのだ。
 人口が増えて、それを伝える情報インフラが整った事を考慮すれば、事件そのものには驚くとしても、「以前は無かった」などと衝撃を受けるのは、報道に携わる人間としてはどうか。
 社会の責任と言うのも、ずいぶんと曖昧な話だ。
 普通、曖昧なものを原因と定めるというのは、責任転嫁と言うと思うのだが。
 そもそも、「社会とは健全である」という前提が無ければ、この論は説得力を持たない。
 しかし、清廉潔白な人は現実にはいない事は認めざるをえないのではないか。いたとしても、極めて少数ではないのか。
「まったく罪の無い者から、彼女に石をぶつけなさい」
 イエス=キリストのエピソードで、罪を犯して村人たちにリンチを加えられようとしてる女性を庇った時にキリストは、こんな事を言って村人たちを諌(いさ)めたと伝えられている。
 つまり、社会とは正邪の絶妙なバランスの上に成り立っているのだ。
「学校の教育が」とか「家庭の躾が」とか「社会の環境が」というのは、子供を育てる上では重要だろうが、こと犯罪を未然に防ぐという事においては、あまり影響力を持たないと考える方が自然だろう。
 具体的には、犯罪を防ぐためには私はもっと子供によって個別に対応しなければならないのではないかと考えている。
 容疑者の少年が通っていた学校の校長や、地域の教育委員会の委員長が、これまた用意された台本を読み上げているかのように、「命の大切さを教えていかなければならない」というようなコメントを出していたが、そんな考えではいつまでたっても犯罪を防ぐ事など叶わないのではないか。
「なぜ人を殺してはいけないのか」という質問に大人は的確に答えることが出来ないというのが一頃話題になったが、全ての子供に情に訴えて命の大切さを教えたところで、それで納得するのは情にもろい子供だけだろう。
 今回報じられている容疑者の少年は、学校の成績が良く頭が良かったらしい。
 だとしたらむしろ、情で教えるより理屈で教えた方が理解するのではないだろうか。
 良い悪いではなく犯罪の“リスク”を教えるのだ。
 例えば、私は小学生の頃に六法全書や刑法、判例集を図書館で調べた事がある。
 当時、地元の中学校は丸坊主と決められていて、なんとか入学した後に抵抗する法的な根拠はないかと思ったのだ。
 今、手元に資料が無いので、どの本だったかは忘れだが、無免許で頭髪を切るのは“傷害罪”になるという記述を見つけ、喜んでそれをメモした。
 しかし、それだけでは安心できない。当時の新聞では、各地で頭髪や制服の規則に抵抗している中学生の記事が載っていたが、どれも大変な労力と忍耐を必要とする内容が書かれていたからだ。
 そこで、地元の中学校に通わないで済む方法も調べた。その結果、私立の中学校ならば制服はあるが、頭髪には厳しくない学校がある事を知って親に受験をしたいと頼み込んだ。
 その頃の私の成績は下の下だったので親は本気にしなかったものの、だったら塾へ行きなさいという事で、猛烈に勉強を始めて、そんなにレベルは高くはないけれどなんとか合格して私立中学に入学する事ができた。
 小学生というのは、それくらいの事は考えているのだ。
 こと殺人という事に関して言えば、人を殺そうと思った事だってある。あるクラスメイトから執拗にイジメを受けていて、これは殺さなきゃ終わらないと思ってナイフも用意して殺しに向かった。
 しかし、ここで法律の本を調べていた事が役に立った。
 “リスク”の事を考えたのだ。
 なんとか証拠隠滅を図ったとしても、時効が成立する15年以上も隠し通す事が出来るのか、もしバレたら今の生活を失うことになる。
 そうなれば、好きな漫画を読む事も、テレビを観る事も出来なくなってしまう。(←この辺が子供)
 結局、こんなイジメをするような幼い相手(同い年だ馬鹿者>俺)を殺して、よけい不自由な暮らしをしなければならないのは割に合わないと悟って思いとどまった。
 ある意味、道徳ではなく自分のために殺人をやめたのだ。
 人の命の大切さを教えていくのは基本的な教育として必要な事に異論は無いが、殺人事件を起さないようにというのはある意味“目的”が別なのだから、そのためには別な方面からもアプローチしていかなければならないと思う。
 現在の教育論では、子供をあなどってるとしか思えない。
 故マルセ太郎(芸人)は、子供のマネを得意芸の1つとしていたが、彼はよく「大人ってやつぁ、まるで生まれた時から大人だったような顔をしてやがる」と言っていたのを思い出した。
 ちなみに、イジメられた件はその後どうなったかと言うと、怪我をされられた時に自分で病院に行って診断書を書いてもらい、相手の親に手紙を書いて同封して送ったら校長先生が飛んで来た。
 なぜ相手の親じゃなくて、校長先生が飛んで来たのかは今でも謎。
 ところで、容疑者の少年はゲームも好きだったようだが、『三国志』も好きだったとか。
 なのにコメンテーターは、「ゲームやビデオの影響もあるんでしょうね」とコメントしていた。
 おいおい、自分が出演していて、ついさっき放送していたVTRを観ていないのか? 居眠りでもしていたのか? 『三国志』が好きだったという証言は無視するのか?
 どうして、「『三国志』は人殺しのシーンが多いから子供の教育には良くない」ってコメントしないんだ?
 やっぱり、台本には書かれてない事は言っちゃいけないのか、言えないのか。
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◆7月10日(木)/2003年◆
 小柴胡湯(しょうさいことう)を飲んだら、喘息が落ち着いて久しぶりにぐっすり眠れた。
 う~む、小柴胡湯の存在を見落としていたとは。
 小柴胡湯は主に胃腸障害や肝機能障害の治療に使うのだが、小児喘息の治療にも使う事をすっかり忘れていた。
 小児喘息の治療で使う場合の条件として、「体力が中程度」という但し書きがあり、もともと虚弱体質の私は今まで使った事が無かった。
 しかし、良く考えてみれば虚弱体質とはいえ、成人するに従って体力はついてきていた訳だし、ここのところも特別体力を失っていた訳ではないのだから、当然候補に入れておくべきだった。
 これでは、風邪と言ったら葛根湯ばかりを出す医者の事を笑えない。
 私も、またまだ修行が足りないようで。
 水虫の薬を求めて患者さんが来店。
 やはりこの季節は水虫に悩む患者さんが多くなる。
 しかし、簡単に薬を売る訳にはいかない。
 と言うのも、意外と水虫ではなくて湿疹などの人が多いからだ。
「足が痒くなると水虫」という先入観があるのだろうが、“角化性湿疹”と見分けるのは素人では難しい。
 赤く腫れもせず、白く皮膚が変色していたりするのだが、硬い靴を履いていたりするとできやすい。
 もし湿疹なのに間違えて水虫の薬などを塗ったらそれこそ大変である。
 皮膚が荒れて、もっと痒くなってしまう。
 今までも水虫ができていたというのでなければ、水虫の薬を買うのはちょっと待った方が良い。
 理想を言えば、面倒臭くても一度は病院に行って検査をしてもらい、水虫の原因となる菌が患部にいる事を確認するべきだ。
 せめて、薬局で患部を見せるくらいの事はしてもらいたい。
 中には、「水虫の薬をくれ!」と強い口調で言ってくる患者さんもいるが、その勢いで店員が萎縮してしまうと、そのまま水虫の薬を売ってしまう事もあるかもしれない。それで後で、「薬が効かなかった」なんて怒鳴り込まれても、お店の方が困ってしまうだろう。
 今回の患者さんは話をちゃんと聞いてくれる人で、患部も見せてもらったところ、どうも水虫ではないようだ。
 靴擦れのようになったところが湿気でふやけてかぶれているように思えたので、湿疹の塗り薬を勧めた。
 ただし、水虫と湿疹の区別は見た目では慣れていても見誤る事が多い。
 そして、薬局では“診察”はできない。あくまで“感想”を述べてアドバイスした上で、薬を患者さんに“選んでもらう”事になる。
 だからやっぱり、病院での検査を一度は受けてもらいたい。
 水虫は細菌感染なのだから、薬が簡単に手に入ると思って手軽に治そうとすると痛い目に合う危険があるのだから。
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◆7月11日(金)/2003年◆
 久しぶりの快晴。
 気持ちいいけど、暑い(^-^;;;
 情報番組で、医療過誤に取り組んでいる八尾総合病院の事をやっていた。
 医療機関のネットワーク作りや患者自身の“自己管理カルテ”の導入、医師や弁護士らで作る医療事故調査会の世話人など、評価すべき点は多い。
 しかし、肝心の自分の所の病院で起きた医療過誤に関してはほっかむりをしているのはどうゆう事か。
 被害者の遺族の弁によれば、理事長である森功氏は一度しか遺族と会っていないという。
 そのためか、遺族は病院との和解には応じたが、刑事告訴は取り下げていない。
 番組のインタビューに答えて、森氏は「医療はチームで行うのだから個別責任を問うのは医療現場になじまない。」と主張していた。
 確かにシステムの問題に起因する事故(例えば過重労働を病院側が強いていたなど)ならその通りだが、個人の見落としややるべき事をしなかった事によるミスは、やはり個人の責任も問われるべきだろう。
 「事故を起すのが人間だから」と言うのは、言い訳にはなっても責任を問われない理由には相応しくないのではないか。
 番組の司会者は、「よくテレビのインタビューに応じてくれました」とか「普通は裁判で係争中なのを理由に断られるものなんですが」と言って、やたら森氏を持ち上げていたが、それはちょっと勘違いしてるように思える。
 自分の主張が言える、つまり利益のあるテレビのインタビューには答えるが、なんの利益にもならない遺族との面談には応じないという事にしか、私には思えない。
 こう暑いと人通りも少なく、患者さんもお客さんも来ない。
 夕方になってからに期待しよう。
 
 長崎市の幼児誘拐殺人事件に関して、英国タイムズ紙では、監視カメラが犯行をとらえていた点やあいまいな動機などを日本の事件との共通点としてあげたうえで、「統計上、日本では少年犯罪が急増しているわけではない。メディアが犯罪への恐怖をあおっている」と指摘しているそうな。冷静な分析に感心。
 一方、作家の五木寛之氏は、「日本人は命の重さを見失っている。そこから他人の命を損ねる凶悪事件が続発する」と言っているらしい。さらに、日本で毎年3万人超の自殺者が出ていることにも触れ、「日本は心・魂の危機。今はまさに有事」とも語ったとか。
 先日の日記でも書いたが、命の大切さを訴えるだけでは凶悪犯罪は減らないと私は思う。犯罪を“起さない”ことで得られるごく個人的な利得と、“起す”事で負うリスクの事をもっと認識させるべきだろう。
 瀬戸内寂聴氏も、北九州市で行った講演会の中で、「長生きしたせいで悲しい事件を知ってしまった。こんな事件は昔はなかった。今の時代、目に見えるものしか信じなくなっており、目に見えないものへの畏敬の心を取り戻さなければならない」などと語ったらしいが、それもどうか。
 子供による凶悪犯罪は昔からあったのは図書館などで昔の新聞記事を見てみれば分かる。情報の流通が良くなったから広く知れ渡るようになっただけだと私は思うのだが。
 それと、昔は目に見えないものへの畏怖は確かにあったとは思うが、命が大切にされていたかと言えばそんな事は無い。人権という概念が希薄だった昔の方が、酷かっただろう。
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◆7月12日(土)/2003年◆
 今日は仕事の方はお休みをもらって、『子ども劇場おやこ劇場埼玉センター』の事務所に出向いた。
 http://www.kognet.com
 パソコンが故障したとかで、その修理を頼まれたのだ。
 一応、メーカーにも問い合わせたのだが問題は解消されなかったとか。
 仮にも専門のサポートセンターでも手に負えなかった事を素人の私にどうしろと(^-^;?
 ところがやってみるもので、適当にいじっていたら(本当に)直ってしまった。
 適当にやった事は黙っておこう(苦笑)
 
 直す作業をしながら(本当は適当)、事務局員のKさんと埼玉県の知事選の話などをした。
 溺愛していたと伝えられている娘の桃子氏が政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕され、土屋知事がその資金管理団体の代表者でもあったため、引責辞任したのだ。(辞表には個人的な理由で辞職する旨が書いてあったらしい。)
 となると、知事選挙が来月には行われるはずである。
 解散総選挙が秋にもあると噂されているから、この知事選が各政党の前哨戦となる可能性がある。
 K氏は、なんとか市民派の人を送り出したいと言っていたが、それがいわゆる市民運動家であるのなら私は反対だ。
 政治家が職業であるのなら、やはりプロである事が望ましい。いくら市民のためにと言っても政治的手法が不得手な人では、何もできずに議会に職を追われてしまう。
 大統領ともいえる知事とは政治的立場が違うが、市民運動家あがりの政治家でダメな例としては菅直人氏だろう。
 厚生大臣の時に薬害エイズ事件の解決に尽力した事は評価するが、その後の体たらくぶりを見ると、やはりプロの政治家にはなれないのだなぁと思う。
 小泉首相などが守旧派からも急進派からも叩かれているのは、理想を掲げつつ旧来の政治手法も使っていて、双方からやっかまれてるからに他ならない。
 小泉首相がどこまで行けるかは分からないが、菅氏は揚げ足取りするよりもまず小泉首相から学ぶべきではないのか。
 政治的手法だけを使って市民の事を考えられないような輩は政治家というより政治家崩れだが、崩れる前に政治家として立てないのだから情けない。
 さて、埼玉知事選には誰が出るのか。そして誰を選ぼうか。
 またぞろ無党派などという実態の無いものがクローズアップされたりすると、選挙が歪んでしまうのではないかと心配になる。
 家に帰って報道番組を観ていたら、合角(がっかく)ダムの建設によってできた人造湖に『桃湖』という名前が付けられていて、これは桃子氏が埼玉県の公共事業にも影響力を持っていた証拠だと取り上げていた。
 おいおいおいおい。あのダムの名前は住民投票で選ばれたんだぞ。
 確か次点が『片栗湖』(近くに片栗の群生地がある)だったはず。
 『桃湖』という命名の由来は、「桃源郷のようないい場所になりますように」という願いが込められているそうだ。
 まだインターネットが普及していなかった頃ならともかく、今はちょっと調べればこの程度の事は視聴者でも分かってしまう。
 番組のスタッフが調べなかったとすればプロとして無能だし、知っていながら都合のいいように放送したのなら不誠実だ。
 どっちなんです、TBSさん?
 http://www.tbs.co.jp/
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◆7月13日(日)/2003年◆
 寝つきが悪いという患者さんが来店。
 寝るには寝るのだが、何度も目を覚ましてしまうという。
 胃を悪くしているようなので、それで神経が昂ぶってしまっているのだろうと推測。
 漢方薬の半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を勧めてみたが、粉薬は飲めないとの事。
 代わってサトウ製薬の『サトウバレリアン』(健康食品・錠剤)を勧めた。西洋カノコ草エキスが入っていて、習慣性も無いので安心して服用できる。
 しかし、値段が\2,950だという事を告げると、「高い!効くかどうかも分からないのに、そんなの払えるか!」と言われた。
 確かにその通り。薬というのは、ぶっちゃけて言えば効くかどうかは分からない。
 その通りではあるが、1瓶90粒で1日3粒の服用だから1日100円の計算である。タバコの匂いがしていたから、タバコの方をしばらくやめれば良い。
 そもそも、胃が悪いのだってタバコで消化力が衰えているからだろう。
 娯楽に金をかけて体を労(いた)わらないのであれば、それも1つの生き方だからとやかく言うつもりは無いが。
 加えて、「そんな高いの飲むくらいだったら起きてるよ!」とまで言われた。
 ご立派( ̄▽ ̄)
 雨の中、患者さんが来店。
 このあいだいらした時には、関節炎の漢方薬として麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)を出していて、そちらの方は回復して良好との事。
 今回は、喘息についての相談。
 渡してあった漢方薬の一覧表を示して、喘息に効く漢方薬を尋ねられた。
 その一覧表を見ると、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)麦門冬湯(ばくもんどうとう)に赤ペンで印を付けてある。
 自分で症状と照らし合わせて選んだのだろうが、良い選択と言えるだろう。
 そのうえ、決め打ちで買うのではなく、ちゃんと確認をしている点も感心。
 こうゆう患者さんだと、こちらも自然に親身になれる。
 しかも、喘息の原因となったのが趣味の漆工芸だそうで、やむなくやめたそうだ。世の中には、病気になってもタバコをやめない人もいるのに。
 患者さんを差別するのは倫理的には問題があるが、薬局の店員は自動販売機ではない。やはり、病気を治そうと真剣に考え、そしてちゃんと学ぼうとする人の方に惚れ込む。
 症状を確認したところ、今回は半夏厚朴湯が合いそうなので、それを勧めた。もし咳込みが酷くなるようだったら、麦門冬湯に切り替える事も申し添えた。
 夜は商店街の会合に出席。
 お母んは薬剤師会の集まりで、どこだかの高級ホテルで豪華なディナーである。うう、そっちの方がいいなぁ……(;_;)
 商店街の会合に出席するのは初めて。
 しかも性質(タチ)の悪い事に、私は相手を覚えてないのに、向こうは子供の頃から私を知っているのである。
 た~す~け~て~。・゜゜⌒(TOT)⌒゜゜・。
 すでにみなさん、すっかり出来あがっていて、勧められるままにビールを次から次へと注がれる。しかも、ドライビールを。
 ドライビールの不味さに心身ともに疲れ果ててしまった。
 唯一の救いは、豆腐屋さんの手作りの胡麻豆腐と素うどん。これは、美味しくてドライビールで不幸になった舌をホッと一息つかせてもらえた。
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◆7月14日(月)/2003年◆
 昨日のお酒で喘息がぶり返してしまった。
 やっと治まったのに~(>_<)
 鼻風邪の漢方薬をという事で患者さんが来店。
 以前にもウチで買って効いたので同じ物をと言われる。
 大変ありがたい言葉なのだが、肝心の漢方薬の種類については覚えていない様子。
 確かに漢方薬の名前は難しいので番号をふってあるのだが、番号も覚えていない。袋も捨ててしまい、分からないらしい。
 そこで、症状を伺って合う物をと思ったのだが、前と同じ物が欲しいと言う。
 気持ちは分かるが、そもそも薬は「以前も効いたから」というのはあまり当てにならない。症状が同じでも、原因や現在の体質が同じ状態だとは限らないからだ。
 一応、患者さんの薬歴簿は作っているが、薬歴簿を作りましょうと勧めても、その時は急いでいるのかなんなのか断られる事がある。で、断る人に限って以前に服用した漢方薬を忘れてくれる(^-^;
 逆に薬歴簿を作って欲しいという人は、自分でメモを取っていたり、服用した漢方薬の袋を取っておいて持参してきたりして、薬歴簿をつけておく必要が無い(笑)
 今回の患者さんは根気良くお話をして、なんとか合いそうな漢方薬で納得してもらえた。……と思うのだが、さて。
 商店街のサービス券を買っていただいた料金に応じて配布しているのたが、「いらない」と言う人が多い。
 寂れてしまった商店街ではあるけど、金券である。
 250円につき5円分のサービス券だから、1000円で20円とかなりお得だと思うのに、受け取らないなんてもったいない。
 それとも、この不況下でも、みんなお金に不自由していないのだろうか。
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