イボコロリの注意事項

 天気予報では、曇り時々雨との事だったが、やむ様子はまったくない。
 処方箋の患者さんも来ない。
 お客さんも来ない。
 人通りも無い。
 雨とはいえ、どうしたことか。
 『ドラえもん』の“もしもボックス”の出てくる話で、「もしも、自分以外に世界中の人間がいなくなったら」というのがあったが、そんな感じである。
 あまりに暇なので、商品棚をせっせと掃除した。
 棚の裏側からは、羽虫の死骸が( ̄▽ ̄|||
 シャンプーやリンスの棚だったのだが、やはり香料にひかれて来るのだろうか。
 そんな呑気(のんき)な状態だったが、お昼を過ぎた辺りから俄(にわ)かに忙しくなってきた。
 昼食を食べているところに処方箋が入ってきたのでデータをパソコンに入力していたら、お母んに片付けられてしまった。
 まだ食べてたのに。シクシク(T-T)
 娘さんの首筋にイボができたという事で、『イボコロリ』を買いに来た人が。
 http://www.yokoyama-seiyaku.co.jp/pro_series/pro_ibokorori.html
 しかし、イボコロリは注意書きに顔面や首筋に使ってはいけないと書いてある。と言うのも、成分として入ってるサルチル酸は、いわば皮膚を腐らせて、新しい皮膚が出きてくる事でイボを治療するのだ。
 顔の近くのイボは、薬で治療するよりも病院の皮膚科で治療してもらう方が安全だと勧めた。
 T姉から、久しぶりにメールが届いた。
 姉と言っても、血のつながりは無い。
 ただ、色々とお世話になったと言うか、恋愛話で息が合ったと言うか、まぁ私に悪い事(?)を色々と教えてくれた人である。
 しかも、メールには「あけましておめでとう」とあった。もう1年の半ばにもなろうかというのに(笑)
 今度また飲みましょうと返事をした。
 全国的には花粉症は落ち着いたかのようだが、ウチの近所ではまっさかりである。
 と言うのも、近くを流れている芝川の土手に『カモガヤ』が咲くからである。
 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kamogaya.html
 スギ花粉症は有名になったが、それ以外の花粉症は意外と知られていない。
 ウチも「もう時期じゃないのに花粉症みたいなんですが」と原因が分からないと言う患者さんが訪れる。そして、芝川の近くに住んでいませんかと尋ねると、ほぼ例外無く近くに住んでいるか、毎日通勤通学で通っているかである。
 しかも、スギのように高い所から飛ぶ花粉は広範囲に影響するため人々に認知されやすいが、低い植物の花の花粉は、まさにその近辺にしか影響しないため見過ごされてしまう。
 かてて加えて、川口市では夏が過ぎた頃にカモガヤの伐採をする。背が高くなって犯罪を誘発するのを防ぐためだそうだが、その頃には花も終わって花粉症の人には、まったく関係が無い。
 近所の人たちの一部は、もっと早く伐採するように市に陳情したようだが、実態がつかめない故、取り合ってくれなかったらしい。
 http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/index-true.html
 他の人はなんともないのに、自分だけ花粉症のような症状が続いているときには、近所や通りがかりの道を観察してみた方がいいだろう。
 自分だけが影響のある花などが咲いているかもしれない。
 かく言う私は、一年中どんな花にも反応している。
 うう……誰か治して(T-T)
 花粉症は現在のところ不治の病と言っても過言ではない。
 また、決定的に防ぐ手立ては無い。
 私自身は、症状が出そうだと感じたら漢方薬の小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を飲んでいる。
 ただしコレは、体質虚弱で体が冷えやすく鼻水が出る人向けなので、それ以外の人は自分のかかりつけの薬局で相談して欲しい。

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