お客様を覚えていませんm(o´・ω・`o)m

 高齢とまではいかない中年の男性から、白髪を減らす栄養剤や漢方薬は無いかと相談された。
 白髪を減らす事を効能としている医薬品は無いから、「ありません」(キッパリ)というのが模範解答なんだろうけど、接客業ではその方がありえない対応。
 さて、困った、どうしよう(;゚Д゚)
 漫画なんかだと、「これは独り言ですが……」という手があるんだが(笑)
 とりあえず、特定の薬の効能としてではなく、あくまで「漢方的な考えでは~」と、加齢に対しては腎を助ける『八味地黄丸』『柴胡加竜骨牡蛎湯』を用いる例を文献的なお話としてしてみたら、頻尿の改善に『八味地黄丸』を服用しているとのことだった。
 お客様の体格はガッシリしていて、適応しそうである。
 痩せ型の人であれば、『補中益気湯』『桂枝加竜骨牡蛎湯』候補になるだろう。
 加齢によって栄養が行き渡らないのを改善するという点では、『十全大補湯』が体力や体格に関係無く使えそうだし、文献では精力減退に使う物として、腎を温め血行を改善する『六味丸』が出てくる。
 まぁ、いずれも「加齢による諸症状」というのが説明の落とし所だけど。
 今回のお客様は、まだ『八味地黄丸』を飲み始めたばかりだそうなので、しばらく続けてみるそう。
 頭痛の相談で、お客様が来店。
 肩こりからくる頭痛という自覚があるそうなので、『釣藤散』をご案内して試して頂く事に。
 ただ、枕が合わないらしく、寝違えのように背中がこわばって痛みを感じるようなので、『』への変更も検討するようお話した。
 『キューピーコーワi』が目の疲れに効いたのでと、また買いにいらしたお客様、実は腰痛もあるというので、血流を改善する当帰が入っている『キューピーコーワαプラス』の方を勧めてみた。
 そしたら、以前に喉の乾燥の相談で『麦門冬湯』をご案内した事のあるお客様で、それが効いたからと今回もお買い上げいただける事に。
 あうっ、覚えていません、ごめんなさいm(o´・ω・`o)m
 ドラッグストアの店頭じゃ、お客様から相談を受ける事なんて1日に3人いるかいないかくらいとはいえ、薬局のように薬歴簿を記録している訳ではないし、もともと人の顔を覚えるのが苦手だし、乾燥の咳に『麦門冬湯』を勧めるのは自分の定番なのでσ(^◇^;)。
 これではイカンと思い直し、せめて薬の相談を受けた時には、後で会話の内容や案内した薬のメモをノートに取る事にした。
 正規の業務ではないし、名前なんかは記録できないから、どこまで活かせるか分らないけど。

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