第8回 「高血圧の誤解」

 高血圧に関して、何軒か問い合わせがありましたので、今回はQ&A形式で書きたいと思います。
 その前に「高血圧」に関して、一つ誤解があるようなので、そのことについて書いておきます。
 それは、「高血圧」というのは「高血圧症」という病気だということです。
「当たり前じゃないか」と思う人もいると思いますが、この病気は正確に解説すると、「血液中の塩化ナトリウムを分解できなくなる」病気で、「血液中の塩化ナトリウムを分解できなくなる」ことによって「血圧が上がってしまう」病気なのです。
 つまり一般に言われているような、「塩分の取りすぎでなる病気だから、塩分を控えなければならない」病気ではなく、「塩分を分解できなくなったため血圧が上がるので、塩分を控えなければならない」病気なのです。
 例えば、「高血圧」とは逆の「低血圧」の人の治療法として、「塩分を多く取らせる」などという治療法は存在しません。
 では、なぜ「高血圧症」になるのかというと、現在の医学ではまだ解明されていません。
 ただ、遺伝的な病気ではないかと指摘されており、事実「親族に高血圧の人がいるとなりやすい」というデータがありますので、そういう方は、注意が必要です。
 もっとも、「塩分の取りすぎ」で併発する病気は他にもありますので、やはり「ほどほど」にしましょうという一般論になってしまうのですが………。
 というわけで、思ったより長くなってしまったので、「高血圧のQ&A」は次回に回します。あしからず( ^ ^ )

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