市販薬を名前で探すのは徒労になることが

 昨日のスキーが響くかと思ったけど、特に筋肉痛も無くスッキリと起きられた。
 でも、今日は健康診断があり、早く出勤しなければならない。
 まぁ、余裕余裕と思っていたら、昨日のスキー場の吹雪が移ってきたのかと思うくらいの強風で、自転車が前に進まない……。
 健康診断の会場に、息せき切って飛び込み、そのまま血圧測定や心拍検査なんかを受けちゃったけど、大丈夫かしらん。
 それ以前に、寝る前に飲酒してるけど……(;´∀`)

 健康診断を終えて、いったん帰宅。
 バリウム飲んで下剤も飲んだので、いったんトイレに落ち着きたいの(爆)
 昨年は、健康診断を受けてそのまま勤務についたから、トイレにいくのが大変で大変で。
 なにしろ1人体制だから、お客様が店内にいないのを見計らって行くという状況。
 さすがに今年は上司に頼んで、午前中に健康診断、シフトを午後にとしてもらった。

 下剤の効果も落ち着いて、昼食を食べて再出勤。
 常連のお客様から、老化対策としては『アリナミンA』と『アリナミンEXプラス』のどちらが良いかと尋ねられた。
 昔は40代で「初老」と呼んだらしいけど、高齢と呼ぶにはまだ早い風貌なので、どうかしましたかと訊いたら、爪に縦線が入るようになったとのこと。
 なるほど、確かに爪の縦線が入るのは老化現象と言われていますね。
 その目的からすると、『アリナミンEXプラス』の方が血行改善に役立つビタミンEが入っていて、爪は皮膚の一部ですから、その再生に向いているでしょうと説明して、購入を決められた。

 目薬の『抗菌アイリスα』を求めてお客様が来店したものの、うちのお店にあるのは無印のみ。
 用途を尋ねると、ものもらいになった中学生の子供に頼まれたそうで、成分を調べてみたところ無印との違いは、コンドロイチンが入っていることだった。
 なるほど、それがプラスアルファな訳ね。
 おそらく目の修復のために入っているんだろうけど、炎症を抑えるのには必ずしも必要ではないので、そう説明して無印の『抗菌アイリス』をお買い上げ頂いた。
 そうそう、買いにいらした時に目薬のパッケージの名前の部分だけを切り取って持参していたのだけれど、薬を探す時には成分が重要な情報なので、成分部分を持ってきてもらうと、どこのお店でも対応してもらう時に役に立つことを伝えた。
 それこそ薬は、特許や権利関係で特定の会社しか作れなくて、これまた決まった系列にしか卸していないなんて事があるし、もしくはその特許や権利を買い付けたり借りたりして、同じ成分構成で違う名前の物があったりするので、製品名で各お店を回るのは徒労になってしまうのだ。

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