皮膚疾患は患部の保護と、身体が治ろうとするのを手伝うのを忘れずに

 お客様から液体絆創膏を求められ『エキバンA』を案内したけれど、指先が割れていて傷が深そうなので、傷口にしみる可能性をお話するとそれは知らないようだった。
 痛みに弱い私なんか、飛び上がってしまうくらいなんだよね。
 仕事で水を使うのが原因らしく、でも手袋はできるそうなので『ワセリン』や『オロナインH軟膏』で保護したり、患部の修復を促す『ヒビケア軟膏』を提案すると、薬は考えていなかった模様。
 いずれにせよ、ここまで深く割れていると治るのには時間がかかりそうだから、専門家の話を聞くために病院の受診を勧めると、本日はお帰りになった。
 また、シャワーで過ごされているというので、皮膚の材料は血で運ばれることを説明して入浴を勧めると、皮膚がふやけて悪化すると思っているようだった。
 入浴して手を湯船に入れることと、お湯を入れた湯呑を握るのが養生になることをお話した。
 湯呑を握るのは、指先の細い血管を開くためで、テレビを見る時間などを利用し、家に電子レンジがあれば冷めたら温め直す。

 お客様が『ケラチナミン乳状液』を購入されるさいに、刺激のある尿素入りで良いか確認し、良いとのことだったけれど他の乾燥肌対策をご存知ないようだったため、『ワセリン』で水分の蒸発を防ぐのと、ヘパリン類似物質で血流を良して水分を行き渡らせる方法もあることをお話した。
 尿素は、皮膚内に水分をガッチリと留めておく効果がある。
 患部の状態で使い分けることも考えられるし、年齢的なことでいえば、赤ん坊から成長期までは体内の水分量が多いので『ワセリン』で済ませ、青年期から中年期にはヘパリン類似物質を使い、水分量の減る高齢になったら尿素入りを用いるという考え方もあり。
 お客様には、専門家のアドバイスを受けるために一度は病院を受診するよう勧めた。
 酷くなってから病院へと考えがちだが、皮膚は表層の薄皮一枚が入れ替わるだけでも一ヶ月はかかるから、先に患部の状態をプロの目で診てもらい、市販薬での対応が可能かとか養生の仕方などを相談することを検討したほうが良い。

 お客様が『オキシドール』と赤ん坊用の綿棒を購入されるので、前者は傷口にしみることをお話すると、抜けた乳歯を保管するために消毒するとのことだった。
 上の子供の乳歯だろうか。
 そういう使い方は思い浮かばなかった。
 覚えておこう_φ(・_・)メモメモ

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