充血を抑える目薬は、血管を収縮させて血が通わないようにして白目を綺麗に見せかけてるだけ

 お客様が鎮痛剤を見較べていて『イブ頭痛薬DX』を購入されるので、服用中は食事を消化に良い物にするようお話しした。

 鎮痛剤が胃の負担になるというのは、成分が胃に悪さをするように思ってしまうかもしれないが、痛みを伝えるホルモンと胃を保護するホルモンが同じなため、痛みを止めると胃を保護する機能も止まってしまうのだ。

 だから基本的に鎮痛剤を服用する時には、胃を保護する成分が入っていたとしても、食事を消化の良い物にしてしておくのに越したことはない。

 常連のお客様から、目薬の『サンテメディカル』と『Vロートアクティブプレミアム』と『スマイル40プレミアム』の比較を尋ねられた。

 主訴は疲れ目のみで、炎症や痒みは無いとのことから『Vロートアクティブプレミアム』を勧めて、お買い上げいただいた。

 ただ、少しばかり塩酸テトラヒドロゾリンが入ってるのは気になるところではある。

 というのも充血を抑えるとされている塩酸テトラヒドロゾリンは、あくまで血管を収縮させて血が通わないようにし白目を綺麗に見せかけてるだけで、長期連用すると細い血管が固くなり血流が悪くなる可能性が考えられるからだ。

 もっとも、それも入っている量によるのだが、充血をパッケージで謳っている目薬には気をつけた方が良い。

 

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