常連の夫婦のお客様が子供を連れて来店し、子供に選ばせて『ムヒこどもかぜシロップS』をレジに持ってきたけれど、ヒアリングしてみると、主訴は鼻炎と咳で熱は無いというので『ムヒこども鼻炎シロップS』を勧めて変更となった。
子供にパッケージで選ばせるというのも謎だけれど、毎度のように相談してもらえないのも謎。
信頼されてない訳ではないと思いたいが……。
高齢のお客様から、上腕部が痛み、帯状疱疹とのことで相談されたけれど、根拠は「ネットで見た」とのお話。
帯状疱疹が事実であるのなら、店頭では対応できないため受診勧奨した。
また、ネットの情報は発信者を確認するように伝えた。
なにしろ専門家であるはずの医師の中にすら、科学的な根拠が不明なトンデモ医療を勧めてる人が混じってるくらいなので、医療関係者かどうかすら分からない人のネットの書き込みを鵜呑みにしては危ないんである。
子供を連れた夫婦のお客様が来店し、『エスタックイブファインEX』をレジに持ってきたさいにヒアリングしてみると、患者は奥さんで主訴は喉の痛みと咳だとのこと。
他の症状は無いというため、喉の痛みと咳に絞って『ルキノンせき止め』を提案してみたが、熱が出そうな予感がするとのことで、今回はそのまま購入された。
ただ、発熱の初期に解熱剤を使うと、ジャンプするためにかがんだところを蹴り倒すようなものなので、使うタイミングには気をつけるようお話した。
それから風邪をひいて体を休めるというのは内臓も含めて休めることなので、食欲があっても消化の良い食事に切り替えて量を控えるよう伝えた。
夫婦のお客様が来店し、「喉を冷やす薬を」とご主人から注文されたけれど「CMで見た」というものの銘柄は分からず、紹介してみた『龍角散ダイレクト』ではないとのこと。
他の選択肢もあることを伝えてみたが、ご主人には全く話を聞いてもらえなかった。
奥さんはご主人に他の薬も勧めようとしたが、ご主人の方は先に帰ってしまった。
偏屈な人は、ドラッグストアはセルフで薬が買えるから自動販売機と同じと言いそうなテーマですが、お客様自身を守るため、薬は対面が理想です。ドラッグストアの形態も持っていますが、セイジョー薬局さんは薬は全てレジの内側に有り、お客様が薬を触ることは出来ず、薬担当の人と何らかの会話をしなくてはいけません。経営者の理念ですので、私からは何とも言えないですね。中国はドラッグストアは無くて、薬は薬局以外では扱えなく、全て対面・万引き防止も有りますが、お客様は面倒ですがこのほうがいいですね。日本と違い、薬担当者がレジやお金に手を触れることは有りません。羨ましい限りです。
薬の担当者が、他の業務をしないで済むというのは羨ましい限り。
その分、勉強する時間が取れますしね。
うちのお店にもせめて、相談カウンターが欲しいところです。
そうすれば、少しは相談するところという雰囲気も演出できるかと。