カリウムが失われる原因の多くは塩分の摂り過ぎ

 やや高齢のお客様が虫刺されの棚で迷っている様子で『液体ムヒS』を選ばれたため用途を尋ねたところ、海外旅行に持っていくとのこと。
 海にも入るようだったので、クラゲなどにも対応できるよう『ムヒアルファEX』の液剤を勧めて、お買い上げいただいた。
 すると以前に『柴胡桂枝湯』を案内したお客様だと分かり、それも忘れずに持っていくよう伝えた。
 『柴胡桂枝湯』は風邪にも胃腸炎にも使えるので、海外に行く時には重宝する。

 夫婦のお客様が『パブロンSゴールドW』をレジに持ってきたさいに喉の痛みがあるか確認すると、患者はご主人で主訴は咳だけということだった。
 そうであれば、鼻炎薬や解熱鎮痛剤が入った風邪薬より咳止めの方が良いと思うのだけれど、風邪薬を要望されたので、そのままお買い上げいただいた。

 やはり夫婦のお客様が『パブロンSゴールドW』をレジに持ってきたさいに主訴を確認すると、ご主人が喉が痛むとのことだった。
 咳は無いというため『ペラックT』を提案してみたけれど、風邪薬を希望されたのでトラネキサム酸の入った『ルルアタックEX』を案内し、変更となった。
 鎮静効果で咳を止めるコデイン系の入った風邪薬は、咳の無いときに飲むと体がだるくなったり胃の機能が低下するから、咳の無いときに使うのは勧められないんだけどねぇ。
 『ルルアタックEX』には痛み止めのイブプロフェンも入っているので、痛み全般に効果的ではあるけれど。
 お客様には、食事が喉を通るだけでも患部に擦れて炎症の原因となるため、消化に良い柔らかい食事をするよう勧めた。

 やや高齢の常連のお客様から、カリウムのサプリメントがあるか尋ねられた。
 あいにくと、うちのお店にはカリウム単独の物はもちろん、カリウムの入ったサプリメントも置いていない。
 そもそも、カリウムは追加して摂取しなければならないほど不足する栄養素ではないし、低カリウム血症という疾病はあるものの滅多になるものではない。
 一応は、血圧をわずかに下げるとか、脳卒中の予防になるかもしれない程度の効果は期待できなくも無いけど、むしろ気をつけるべきは、塩分を摂り過ぎると塩分を排泄するさいに一緒にカリウムも出されてしまうことである。
 低カリウム血症になる原因の多くは、この塩分の摂り過ぎで排泄されてしまうパターンである。
 つまり、不足するのは困るけど多く摂る必要は無い。
 しかしお客様によると、医師から摂るように言われたという。
 ううん、お客様は以前に食が細いことで相談を受けたことがあるから、栄養が全般的に不足しているという判断なのかな。
 なにしろお客様は、スープでも満腹になってしまうというので。
 カリウムは野菜ならカボチャやホウレンソウ、果物ならバナナやイチゴで摂れるため、手間ではあるけれど自身でジュースにして飲むのが良いのではとお話してみた。
 市販のジュースでは、塩分や糖分が心配なので。

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1 Comment

  • イメージ的には、塩気1に対して、煮野菜か炒め野菜を5が理想です。測定は出来ませんから、日頃の筋力などの変化でチェックは可能ですね。

     

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