消毒薬にも個性があります

 お客様から『キズニコ』と『マキロンS』は「同じですよね?」と質問されたので、『キズニコ』は消毒のみで、『マキロン S』には傷口の疼きを抑える成分と皮膚の修復を促す物が入っていて、また似た製品の『デシンA』は、より痛みを感じにくくする成分が入っていることを説明した。
 今回はそのまま『キズニコ』をお買い上げ。

 『イソジン』を購入されるお客様に、現に喉が痛む場合は使用を避けるようにお話ししたところ、歯肉炎で歯を6本抜き消毒のために使おうと思ってるとのことだった。
 確かにそういう使い方はあるので、歯科医の指導なのか尋ねると何故かはぐらかさくされてしまい詳細は不明。
 ただ、『アセス』なども医薬部外品の歯磨き粉と「同じなんでしょ?」と質問されたので、治療薬であることを伝えたところ『イソジン』と同じくうがいをして使う『アセスメディクリーン』を一緒に購入された。
 それにしても、この「同じなんでしょ?」というフレースが、ここのところ続くのはどうした訳か。
 そういう訊き方をしてくるお客様の心理の向こう側に、この仕事の鍵が隠されてるようにも思えるんだけど、私にはサッパリ(´・ω・`)

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