「不謹慎」というのは感情の話

 今日は、『SNAKE EYES』のコンベンション。
 駅に迎えに行くのが担当なので、いつものように遅刻する訳にはいかず。←マテ
 保育園の無い日だけ早起きの次郎が、見送ってくれた。
 現場責任者の武井くんから、複数持っている携帯電話のうち1台が充電できてないというメールが入った。
 ええと、ということはアッチに送れば良いのかな。
 私も予備のを持ってるけど、今や複数の連絡ルート、というか機器を持つのが必要ですな。
 予定通りの時間に到着し、無事に予約のお客さんにも逢えた。
 そして会場入り。
 お客様のリクエストにより、『ダブルクロス』と決まった。
 実は、私は初めて。
 リプレイも読んでないんだよね。
 噂で、キャラクターメイキングだけで半日を要するなんて聞いていたのもあって敬遠していた。
 武井くんなどに助けられながら、本書を読んでキャラクターメイキングを進めていく。
 今回は、私には珍しく20代後半の既婚者にした。
 いつもなら、男好きにするところなんだけど。
 かといって、奇を衒(てら)った設定にすると失敗するんで、あえて家庭環境は平凡な女教師にしたりした。
 昼食は、皆で近くの『ケンタッキーフライドチキン』へ。
 今年はもう、すでに1回行ってるんで、自分の制限を越えてしまうのだけれど。
 私は、レッドホットチキンのビッグを注文した。
 店員の手際が悪く、私の分ともども、皆の注文分も用意されるのが遅かった。
 昼時とはいえ、そんなに混雑してなかったのに。
 新人ばかりだったのだろうか。
 会場に戻って昼食を食べていたら、携帯に友人からメールが入った。
 ゲームが始まってからも、断続的にメールが入る。
 今日は、仕事関係の所にあらかじめ、「連絡取れません」と伝えておいたはずなんだがな。
 何か重大かつ緊急の要件かと思い、メールチェックをしてみたら、いずれも送信者は違う相手。
 皆が皆して、「無事か?」という意味不明な内容だったのだけれど、そのうちの1人のメールの内容で、やっと事態が把握できた。
 秋葉原で、通り魔事件が発生したらしい。
 休憩時間にネットでニュースをチェックしたら、「5人死亡」と載っていた。
 10人以上の負傷に加えて5人が死亡というのは、通り魔事件としては1999年に起きた『下関通り魔事件』と同等の被害ではないのか。(後で、さらに2人の死亡が確認された模様。過去30年間で最多)
 しかしなんだ、私は秋葉原には年に一桁くらいの回数しか行かないよ(苦笑)
 報道でも、「オタクの聖地」と記事タイトルにあったけど、それはマスコミが呼んでるだけでしょ。
 オタクの聖地は、中野の方だと思うぞ。
 殺人事件が起きてるって時に、殺すの殺さないのというゲームをしてるのもなんですが。
 基本的には、自分に関係の無い話しだしな。
 もちろん、被害者が無事であると良いと思うのもまた別な話ですが。
 いや、ホント厳しいゲームなんだは、『ダブルクロス』というのは。
 『デモンパラサイト』なら、悪魔憑きになった敵も、倒せば人間に戻せるのに、『ダブルクロス』の方では、敵は倒すしかないんだもの。
 誰だよ、ゲームではリセットが簡単にできるとか、殺しても簡単に生き返るとか寝ボケたことを言ってるのは。
 今回の私のキャラは、女教師でありながら、他の生徒を守る為に、襲い掛かってきた生徒を殺すことになってしまった。
 ゲームとはいえ、後味悪いもんだよコレは。
 ゲームを終えて、お客さんをお見送りして部屋の片付け。
 打ち上げ&反省会は、『はーべすと』で。
 前にも来た事あるけど、作り置きとなるバイキング方式にしては美味しい料理が並んでいる。
 そして、健康志向が、ちゃんと味と釣り合ってる。
 健康志向が専攻すると、美味しくない店もあるからね。
 今回は、ごはん4種と汁物4種を揃えてみたら、武井くんから「不思議なことしてるなー」と笑われた(笑)
「何々尽くし」とかが好きなもんで。
 実際にやってみたら、混ぜご飯や、散らし寿司とかと、味噌汁や蛤汁なんかとの組み合わせのうち、どれが合うかとかを試してみるのが面白かった。
 肝心の反省会の方は、まぁなんというか、基本的な社会人としての応対の事とか。
 欠席の連絡が遅いよというような話。
 ああ、耳が痛い。
 マンションに帰ると、奥さんと次郎はすでに寝ていた。
 珍しく次郎が早く寝たのか。
 チャットに入ると、昼間にメールを送ってきたI氏も。
 I氏は、事件を知ってから帰省のためのお土産などを買いに秋葉原に行ったそうだ。
 そこでは、まるで事件が無かったかのように、いつもの秋葉原の様子だったという。(もちろん路面に血の跡などはあったそうだが)
 私は、それって大事なことだと思う。
 事件の解明はこれからとはいえ、どうも容疑者は劇場型犯罪者であったらしい。
 要は、目立ちたくて大きな事をやってやろうと起こした事件。
 そういうのは、あえて大きく取り扱わないのが、模倣事件を防ぐ事になるんじゃあるまいか。
 “報道の自由”というお題目があるから内容は規制するべきでないとしても、同一番組の中では5分間までの報道に抑えるというように。
 チャットに参加していてたS子さんからは、今回の事件の被害者である大学生の友人の日記をネットで見つけたと教えられた。
 トラックが交差点に飛び込んできて、体を捻ってかわした直後に後ろを振り向くと、友人2人の姿が無かったという様子が語られていた。
 そして、救急隊員が駆けつけても、「黒」と判断されて運んでもらえなかったという事が載っていた。
 この「黒」というのは、『トリアージ』の事だろう。
 傷病者を助けるのに、優先順位をつける事である。
 これにより、より助かる確率の高い人を救う。
 被害者の関係者には酷な事ではあるが、そうしなければ救えない命が増えてしまうのだ。
 もちろん、この人もそれは理解しているようで、その事がまた痛々しい。
 それと、周囲の人たちが携帯電話などで撮影していた事に怒っていた。
 これもまた、当事者としては当然の怒りだろう。
 ただ、それに同調している関係の無い人たちのコメントはなんなのか。
 興味本位の撮影ってのは、大事なことなんだけどな。
 少なくとも、ただ群がってるだけの野次馬よりは役に立つ可能性がある。
 現場で撮った写真は、後で個人的に“記憶”を補うのにも、捜査活動などの公益の為にもなるのだから。


≪育児日記≫
 今日は、午前中はずっとテレビを見ていました。
 午後に、旦那の実家に連れて行くと、そこでもアニメの映画を見ていました。
 旦那の母親が明日入院するから、お見舞いに来たのに。
 昼寝しなかったからか、夜は早く寝てくれて良かったけど。

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