約15万人が行方不明です

 『パブロンエース』を購入されたお客様に念のため症状を尋ねたところ、ご主人が喉の痛みを訴えているとのこと。
 しかし喉の痛み以外には症状は無いようだったため、2日ほど服用して効果を感じられなかった場合には、改めて相談して下さいと伝えた。
「効くと思って飲めば効く」というプラシーボ効果もあるから、この「効かない場合は」というフレーズを、何か別に言い回しにできないものか。
 たまに、喉の痛みなどで総合の風邪薬を一週間以上も服用し続けて、使い切ったからと追加を買いに来る人もいるため、どうしても訊かずにはおれない気持ちもあって、つい口にしてしまうのだけれど。
 そう考えると、いつもは「本人に来て欲しい」と思っているものの、伝聞となる頼まれ物の方が、プラシーボ効果を阻害しなくて良いんじゃないかと思えたり。
 でも、本人にしか分からない、頼んだ相手に話していない自覚症状もあるだろうから、そう単純には言えない面もあって、考え始めると、もう頭の中がグチャグチャ。
 こういう事を、他の登録販売者の人達に相談したいから、登録販売者のSNSを見つけては入ってみるものの過疎地だったり、あまり情報交換をしていなくて寂しい限り。
 現時点で、約15万人以上いるらしいのに、いったい何処に隠れているのやら……。
 おっと、愚痴になってしまった。
 今回のお客様には、下半身を温めて血行を良くすることで上半身の炎症を抑えられることを説明して半身浴を勧めてみたが、のぼせやすいというので、ドアを開けたままの入浴を提案してみた。
 また、食欲はあるというお話だったけれど、脳が食べたいと感じているだけで、胃は弱っている可能性があるため、食事は控えめにとお話した。

 やや高齢のお客様から、『いきいき樹液シート』が置いてあるか尋ねられた。
 ああ、なんか『登録販売者.com』で紹介されていたのを見た気がする。
 

Screenshot of www.torokuhanbaisya.com

 サイトの方では、なんか登録販売者の「イイこと」しか書いてなくて、「暗黒面」に触れていないのをどうかと思ったけど(笑)
「登録販売者の資格を活かしていくのはあなた次第!」って、それを考えるのはむしろ経営者なんじゃない?
 まぁ、登録販売者のいる喫茶店とか経営したら面白いだろうなぁ。
 法制度からすると、薬局に喫茶店を併設する形態か。
 サイトで紹介されている「仕事で役立つ実務知識」なんかも、あくまで知識なんだよねぇ。
 むしろ知りたいのは、そういう知識に収まらない「多くの例外的な事例」の方なんだけど、そういうのはフォローしてくれないところが残念。
 ……またまた話が逸れた。
 お客様に使用目的を尋ねると、リウマチと寒さによる関節痛というお話だった。
 ご希望の『いきいき樹液シート』を案内しつつ、『桂枝加苓朮附湯』を紹介してみた。
 すると、以前に『通導散』を服用していたそうな。
 ただし、使用感は覚えていないとのこと。
 血行を良くして便通を改善するのが目標だから、関節痛という観点で考えると、遠いように気がする。
 お客様自身は医師だそうで、同僚に訊いてみると何も買わずに帰られてしまった。
 ありゃん(;´∀`)

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