行く病院の目星は、元気なうちに付けておきましょう

高齢のお客様が『ボラギノールA』を購入されるさいにヒアリングすると、患部に一つが表に出ているというため、肛門の奥には2~3個あるかもとお話したところ、奥は痛くないというので内臓側には痛覚神経が無いことを説明した。

肛門の奥は内臓の一部となり、もし内臓に痛覚神経があったら心臓が鼓動するたびに、物を食べるたびに、そして排便するたびに激痛にのたうち回る事になるから、痛みを感じないようになっているのだ。

じゃあなんで胃が痛くなったりするのかといえば、胃の不調を近くの神経が感知して代わりに知らせているのだ。

つまり、痛みを感じる段階というのは相当に悪くなっているという事でもある。

また、心筋梗塞を背中の痛みとして感じたり、肺炎を肩の痛みと感じたり、肝臓がんを腰痛と感じたりするように、痛む場所が悪い場所とは限らないから注意が必要である。

頭痛がするからといって、頭が悪い訳ではないようなもんである。(その例えはどうか)

お客様には、症状が進行しないうちに病院を探しておくよう勧めると、「風邪でかかったくらい」というので、探すチャンスですと重ねて勧めた。

本当に困ってから病院を探すと、選んでいる時間も心の余裕も無くなってしまうから、病院選びの情報収集は普段からしておいたほうが良い。

若いお客様が『ベンザブロックS』をレジに持ってきたけれど主訴は鼻水と喉の痛みで、喉の痛みは強くないというため、鼻炎薬には喉の効能もあることをお話して勧めたところ、『パブロン鼻炎速用錠EX』に変更となった。

ただ、お客様はだるそうに見えたので胃の不具合が原因かもしれないとお話し、温かくて噛まずに済む食事をするよう勧めた。

胃は鼻と繋がっているから、鼻の症状の原因が胃の不具合というのは案外とあることなので。

高齢のお客様からカイロを求められて売り場を案内しながらヒアリングすると、エアコンで足が冷えて寝つきが悪いから使っているというので、「それは良い判断ですね」と伝えた。

昔から「頭寒足熱」と言って、足を温めた方が健康にも良いし睡眠にも効果的なのである。

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