薬は用法用量を守って使うことと、使ったあとのケアも必要です

 お客様が雑貨の購入をして手書きの領収書を求められ、ついでのように目薬も注文された。

 主訴はドライアイなのか目の痒みらしく、レーシック手術を受けたそうで、『ドライエイドEX』はゴマ油が入っていて匂うのが嫌というため『サンテFXネオ』を紹介するとスーッとしみるのも嫌というお話から、『スマイル40EXゴールドマイルド』を使っていただくことになった。

 お客様には目薬の成分を行き渡らせるために、目薬を差したら目を閉じて少し下を向き1分以上待つように教えたところ、今まで目薬が鼻の奥に垂れてきて困っていたとのことだった。

 1分というのは実は短い方で、目薬の研究に携わっている研究者さんからは、本当は5分は目を閉じていて欲しいと言われている。

 お客様からは、「勉強になりました」と言ってもらえた。

 ちなみにレシート自体が領収書なので、今や手書きの領収書が必要な理由は良く分からない。

 税理士さんから聞いた話では、品目が分からなくなってしまうよりレシートの方が税務調査が入ったさいに不正を指摘されにくいらしいし。


 やや高齢のお客様から巻き爪の相談を受け、『オロナインH軟膏』を使っていて、今は消毒していると言いながら靴下を脱ぎ始めて困ってしまった。

 『オロナインH軟膏』自体がワセリンに消毒薬を合わせた薬なので、化膿を防いで炎症を抑えるために『クロマイP軟膏』を案内すると、ステロイド剤は怖いと言われるため理由を尋ねたところ、ご主人が鼻に使って痕が残っているというので、それはステロイド剤のせいというよりケア不足と考えられることを説明し、お買い上げ頂いた。

 医師からは爪を広げる治療を勧められているそうだから、私もそれが良いと思いますと伝えた。

 それにつけても、ステロイド剤はこういう誤解が多くて困る。

 確かにステロイド剤の特徴は炎症を抑える代わりに皮膚の再生を遅らせたり免疫力が低下したりするが、ちゃんとした管理と経過観察のもとで使えば、そんな極端な副作用が現れることは少ない。

 数十年前に雑誌でステロイド剤の副作用が騒がれたのも、20年以上も同じ部分に自己判断でステロイド剤を使っていたというような極端なケースである。

「見た目では分からない皮膚疾患とデマ」

「見た目では分からない皮膚疾患とデマ」

以下の記事も読まれています。

LINEで送る
Pocket

 
No tags for this post.

薬は用法用量を守って使うことと、使ったあとのケアも必要です」への2件のフィードバック

  1. 色々と具体的事案が書いてあり、参考になります。いろいろと教えて下さいね。

     

    1. ありがとうございます(・∀・)

      何か体験談がありましたら、問題の無い範囲で教えて下さい。
      現場の皆さんのお話を聞きたいです。

       

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。