お薬手帳を持ち歩かずに市販薬を買う患者さんが心配なのです

 高齢のお客様がジクロフェナクトリウムの液剤を購入されるさいに、服用している薬があるか確認するとアレルギーの薬が処方されているようだったが、お薬手帳は家に置いてきたというため、成分表示を貼って担当医に報告することと、お薬手帳は持ち歩くようにお願いした。

 実のところジクロフェナクトリウム製剤が血液中にも入っていくとはいえ、それほど心配はいらないのだけれど、お薬手帳を持ち歩かずに市販薬を買うようでは、将来的に薬事事故を起こさないとも限らないので、少し大げさに対応することにしている。

 お客様には、お薬手帳を持ち歩いていれば、出先で事故に遭った時に駆けつけた救急隊員がすぐに把握することができるから救命処置の早さに影響するし、大規模災害で家に帰れないまま避難した場合に、特例として処方されている薬を医師の診察を受けずとも受け取ることができることを説明した。


 やや高齢のお客様が『キンカン』を買いにみえたけれど、痒み止め成分が入っていないことを伝えると、他の物を希望されたけれども、『ムヒ』シリーズが品切れだったため、弱い局所麻酔薬が入っている『ウナクール』を案内し、お買い上げ頂いた。

 別に『キンカン』をディスるつもりはないのだが、成分的には、やっていることは痒い部分に灼熱感を与えて誤魔化してるだけ。

 痒いところを叩けば、痒みは気にならなくなるのと同じ。

 血行は良くなるだろうから、効能書きに書いてある中では「肩こり」に向いているのではないかと思う。

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