降圧剤が市販されるようになったら危ないかも

 お客様が外用消炎剤の棚で迷っている様子だったので声をかけたところ、ご主人が腰痛で、以前に仕事の関係で腰を痛めヘルニアと診断されたことがあるとのこと。
 その時に『モーラステープ』や『ロキソニンテープ』が処方されていたそうで、市販薬は弱いのかと訊かれたため必ずしもそうではないかとお話して、鎮痛効果と浸透力の違いを成分ごとに説明した。
 今は仕事を変えているものの、数日前から痛み出してるというので、痛みの度合いによって薬も乗り換えるよお話したうえで今回は浸透力があり鎮痛効果が高いジクロフェナクトリウム製剤をお買い上げいただいた。
 また、患部に痺れ感があるそうなので『疎経活血湯』を紹介した。
 それから、以前と同じ症状だと思い込むと別な病気を見逃しかねないため、定期的に検診は受けるよう伝えた。

 お客様から血圧を下げる薬を求められたけれど、市販薬には無いことを説明すると、そもそも処方された薬を覚えておらず、お薬手帳を持ってきていなかった。
 ただ、上が170で下が110であることと、後頭部がズキズキするというので、いわゆる肩こりが関係する緊張型頭痛と考えられることから、『ズッキノン』(釣藤散)を紹介したところ購入された。
 一概には言えないが高血圧で怖いのは上と下の幅が40以下と狭い場合で、幅があるのであれば血管がちゃんと収縮と拡張しているという証拠であるため、それほど心配はいらない。
 むしろ、自己判断で血圧を下げる薬を飲もうとするほうが良くない。
 もし降圧剤が市販されるようになったら、けっこう危ないんじゃないかと思う。
 お客様には、今回使う『釣藤散』をお薬手帳にメモして、担当医に報告するようお願いした。


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2 Comments

  • そうですね。ほとんどの方は、血圧を下げる事が、治す事と思っていますから。原因を聞き出す、登録販売者さんの手腕が問われます。

     

  • 北村俊純

    血圧を下げれは健康になるのなら、低血圧の悩みは無いはずですしね(^_^;)
    ヒアリングは知識だけでは上手くいかないので、難しいところです。

     

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