効き目の強い酔い止め薬って?

 化粧品関係のPOPを総入れ替え。
 古いPOPを壊すのは気持ちいい。ストレス解消になる(笑)
 酔い止めを欲しいという患者さんが来店。
 できるだけ強く効く薬が欲しいと言う。
 しかし、酔い止めの薬というのは成分的には鎮痛剤と同じである。
 ようは、神経の反応を鈍くさせて、苦痛を苦痛と感じさせなくさせるだけのことだ。判断力が低下してしまい、あまり好ましくない。
 だから、酔い止めの薬を飲んで作業をしないようにと注意書きがある。
 念のため乗り物は何かと尋ねたら、小型ボートで川下りをするらしい。
 本人が酔い易いと自覚しているのだから、付き合いなのだろう。気の毒な事である。
 とにかく、酔い止めの薬の効果は、製品によってそれほど大差がある
わけではないことを説明した。なにしろ、効きすぎる薬があったら、そ
れこそ大変である。
 あとは、乗り物酔いを軽減するための基本的なアドバイスをした。
 川下りのような物は別だろうが、通常は車や電車などの場合は、とにかく進行方向の景色を見ることだ。
 乗り物酔いは、目から入ってくる情報と、脳が知覚する情報の整合性がとれなくて、体が対応できないために起こる症状だと考えられている。
 だから、これからどんな方向に体が傾くのかを目で確認して、脳に情報を与えていくのだ。一般に外の景色を見るといいと言うのは、ここに理由がある。つまり、ただ流れる景色を眺めていては、逆に酔うことになってしまう。
 とは言え、私もフェリーに乗った時は大変だった。
 あれは、酔うどころの騒ぎじゃない。
 船を降りてからも、2~3日は頭の中が揺れていた。
 う……、思い出したら気持ち悪くなってきた(苦笑)
 りそな銀行が実質的に国有化されるとのニュース。
 ウチのお店の口座もあるのだが、まぁ雀の涙ほどの預金しかないので気にしない(笑)
 むしろ気になるのは、自民党幹部の発言だ。
「査定を厳しくしすぎたから、破綻する事になるんだ」というような事を言っていたが、それって悪い事なのか?
 “普通”は監査ってのは厳しいもののはずなのだが、秘書給与を誤魔化したりしていると、あまり気にしないのかね( ̄▽ ̄)

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