乗り物酔いの予防に温かい食事を

 『のどぬ~るスプレー』の容量の多い物を求めて、やや高齢のお客様が来店したのだけれど、うちのお店には置いていなかった。
 特に夜に喉が痛むそうで、マスクをして寝ているという。
 そのうえ、舌が乾きやすいというお話から、『麦門冬湯』を案内した。
 しかし、糖尿病で通院しているそうなので、担当医に相談してみるよう勧めた。
 喉の痛みと咳の相談で来店したお客様に、詳しく状況を尋ねる。
 2日ほど前からで、熱などの風邪の兆候は無いというので、『ルキノンせき止め錠』と『ベンザブロックせき止め錠』に、『駆風解毒湯』を案内していたところ、学校にいく時間だというので、何も買わずに慌てて店を飛び出していった。
 ありゃん、お急ぎでしたか……。
 そうは見えなかったから、症状を確認して、いくつかの商品を提示し、予算と好みで絞り込みという、いつもの手順を踏んでしまった(;´・ω・)

 中学生の子供のためにと、酔い止めに『アネロンキャップ』を買いにお客様が来店。
 新幹線に乗る予定というので、乗車前の食事は温かい物を飲み、温かい物を食べさせるようお話した。
 腸は冷たい物を受け付けられないから、食べた物は胃で消化するとともに体温程度に温めてから腸に送られる。
 冷たい物ばかり口にすると、この温めるのに時間がかかり、腸に送られるのが遅くなって胃もたれを起こし、これが酔う原因にもなるのだ。
 乗ってからは反対に、冷たい物を飲んで胃の周囲の血管を収縮させておいた方が良いけど。
 うちのお店で、『二陳湯』が仕入れられれば紹介したいところでもある。
 やっぱり酔い止めを買いに来るお客様の中には、せっかくの旅行で眠くなるのは嫌だという要望があるから。
 『アネロンキャップ』の主成分はマレイン酸フェニラミンなのに対して、『センパア』の方は塩酸メクリジンで、『センパア』は「酔ってからでも効く」と謳ってるんだけど、実際のところはどうなんだろうなぁ。
 『センパア』が本当に酔ってから服用しても効果があるのなら、持ってるだけでも気持ちが違うだろうから勧めたいところだけど、酔ってからじゃ効かないという話を聞いた事もあって、ちょっと自信を持って勧められない。
 まぁ、人間の体は機械じゃないから、誰もが同じように効く訳でもないし、薬を売るのって難しい(^_^;)
 栄養剤の棚を行ったの来たりしているお客様がいらしたので声をかけてみたら、猫に使える栄養剤を探しているという。
 猫の年齢は16歳だそうだから、相当に高齢である。
 ここのところあまり食事をしないため、心配している様子。
 生命力には腎が関わるので、『猪苓湯』を案内して、顆粒を水に溶きスポイトで飲ませるか、顆粒のまま口に放り込むよう説明した。
 少しでも元気になってくれると、良いのだけれど。

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