『ヘパリーゼ』を選んだお客様に、『ネオレバルミン』を紹介した。
お酒の飲み過ぎで、γ(ガンマ)-GTPの数値を気にしている様子だったのもあって、お買い上げ頂けた。
『ヘパリーゼ』には大きく「肝臓水解物」と書いてあって、肝臓に効きそうな気がするけど、効能として認められているのは現在のところ、あくまで「滋養強壮、胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質」なのだ。
一応、哺乳動物の肝臓(レバー)を消化吸収しやすいように分解したもので、飲酒時に体内のアセトアルデヒドの代謝を促進するのは確かだし、慢性肝炎や肝硬変への臨床研究が進められているけれど、実はまだ研究途上。(まぁ、どんな薬も途上と言えるけど)
一方、『ネオレバルミン』の方は、市販薬としては国内で唯一、効能に「肝臓疾患」と認められている。
にも関わらず、うちとは別のドラッグストアの店頭では「肝臓に効く!」と書いたPOPが『ヘパリーゼ』に付いててビックリした。
あのPOPは、さすがにマズイだろ(;´∀`)
胃薬が欲しいと相談されて、症状を尋ねると医師からは逆流性食道炎との診断で、『ガスター』が処方されていたという。
う~ん、それならそれで、ちゃんと通院した方が良いと思うんだよね。
「治療の途中」でもあるんだし。
あと政府の方は、医療費抑制のために病院に行くより、薬局やドラッグストアで薬を調達してねってスタンスだけど、処方された薬が効いたか効かなかったって報告を、担当医や薬剤師にフィードバックされなくて良いのかと疑問に思う。
ひとまず『ガストール』と『半夏瀉心湯』を案内したところ、『ガストール』の方を購入された。
2週間以上の連続服用は駄目ですからねー( 」゚Д゚)」
客様から、喉の痛みと鼻水の症状で相談され、服用した薬があるか尋ねたところ『ペラックT』を使ったとのこと。
ただし、効かなかったらしい。
まぁ、鼻水には効かないなぁと思ったけど、喉の痛みも治まらなかった模様。
そこで、『小青龍湯』を案内すると、漢方薬は飲みにくいというので、『パブロンエースAX』をお勧めした。
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/28.0.1500.95 Safari/537.36 SE 2.X MetaSr 1.0
手書きPOPは無罪です。
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/31.0.1650.63 Safari/537.36 SE 2.X MetaSr 1.0
急性蕁麻疹に坑ヒスタミンと合わせて店頭でのんでもらうとよいでしょう。良い結果が出ています。
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/36.0.1985.32 Safari/537.36
手書きPOPは、大丈夫なんですかΣ(・ω・ノ)ノ!?
製薬メーカーの講習会で、POPで使用してはいけない用語や言い回しを注意されましたが、印刷や手書きについての言及はありませんでした。
それだと、手書きPOP禁止のうちの店は不利だなぁ。
店頭で飲んでもらうというのは、医療行為には当たらないのでしょうか(;´・ω・)?