お客様から、指先がカサカサするとのことで相談を受け患部を見せてもらうと、霜焼けか火傷の痕かのようだったが、痒みなどは無いとのこと。
かなり長い間なっているというため、血流を良くして患部を潤し修復を手伝うヘパリン類似物質の『ピアソンHPクリーム』をお使いいただくことになったものの、患部の写真を撮っておいて2週間ほどの使用を目処に、病院の受診を検討するようお話した。
毎日見ていると変化が分かりにくいけれど、一週間単位で患部の写真を比較すれば、治ってきているか観察できるだろうから、その変化が乏しいようであれば、やはり専門家の目で診てもらったほうが良いだろう。
液体絆創膏の『エキバンA』と患部の修復を助けつつ痒みを抑える『ヒビケア軟膏』を比較していた、やや高齢のお客様を他の登録販売者から引き継いだ。
主はヒビ割れで、夜寝る時にハンドクリームを使っているそうで、それは悪くはないものの、家に『ワセリン』もあるというため、布団と患部をこすらないよう保護した方が良いとお話したうえで、液体絆創膏よりも治すのを助ける『ヒビケア軟膏』を勧めてお買い上げいただいた。
そして養生法として、テレビなどを観て手が空く時にはお湯を入れた湯呑みを握っておき、入浴時には手を湯船の中に入れるよう勧めた。
指先を温めて細い血管を開き、皮膚を修復する材料を運んでもらうのだ。
お客様がハンドクリームをレジに持ってきたさいに、傷口があるようなら薬をと伝えたところ、『ヒビケア軟膏』みたいなのが見当たらなかったからと言われ、売り場を案内すると変更して購入となった。
目的の物が見当たらないと、諦めて他の物を買おうとするお客様もいるのね(;^ω^)
症状の適応も確認したほうが良いから、諦める前に声をかけてもらいたいところ。
お客様には、お湯を入れた湯呑みを握るのと、お風呂は湯船にしっかり入るよう勧めた。