小さい子供を連れて冷蔵食品コーナーを回るときには、子供の服装(特に下半身)に注意

 寝違えたという10歳の子供に外用消炎剤を頼まれたというお客様から相談を受け、インドメタシン製剤の『バンテリン』などは年齢制限があることを説明し、なったのは今日のことというため首回りを一旦氷水で冷やす対処もありますと説明したところ、大したことないと思うというお話だった。
 弱いサリチル酸製剤でも局所麻酔が加えてある『トクホンチールOX』も考えたけれど、すでに同じくサリチル酸製剤の『アンメルツヨコヨコ』を使ったらしく、本人が湿布を希望しているとのことから『サロンパス』をお買い上げいただいた。
 父親は、家にあった『バンテリン』が効くからと使わせようとしていたというため、それは避けて良かったですと伝えた。
 パッケージにも添付文書にも、使用できる年齢が記載されてるので、ちゃんと確認してもらいたい。
 ただ、お客様が「本人が言ってるだけ」「大したことない」と繰り返し言われるのが気になった。
 子供の言う症状を大げさとばかり考えられていると、大病を見逃すことにもなりかねないから怖いのだが。

 幼児が一緒の家族連れのお客様が来店し、子供にアンパンマンの絵柄の『ムヒ』シリーズの風邪薬を選ばせていたので気にかけていたところ、母親は『ムヒのこども鼻炎シロップ S』を選んだものの、子供が『ムヒのこどもかぜシロップPa』を欲しがって、そちらレジに持ってきた。
 しかし、鼻水以外の症状は無いというので、不要な解熱鎮痛剤が体の負担になって本当の風邪に進行してしまうケースもあることと、鼻水の原因は内臓の冷えと考えられるため、体を温めるだけで治る可能性をお話すると、キャンセルになった。
 温かい物を積極的に飲ませて、ズボンが短かったので下半身に厚着させるよう勧めた。
 入浴はしてるというので、それは良い事と伝えた。
 ただ、喜んで選んでいた子供には可哀想なことをしてしまったかもしれない……。

 子供を連れたお客様がいらして、ティッシュをレジに差し出した子供が湿った音の咳をしていたので、お腹が冷えているかもしれないから、上記と同じ養生法のお話をしたのだけれど、ビックリさせてしまった模様。
 冷蔵商品の並んだ食品コーナーの床には冷気が溜まっていて、背が低い子供は大人と違って全身が冷えてしまうのに、暖かまだ暖かい季節だからと薄着をさせているのを見かけると、つい心配になってしまう。
 その子供が、内臓が冷えていると起こる湿った咳をしていたら、なおさらである。

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