『プチキンカン』をお客様がレジに持ってきたけど、蚊ぐらいにしか効かないことを伝えたところ、小学校高学年の子供が野外学習に参加するというので、『ウナ』か『ムヒ』をと勧めた。
『キンカン』の主成分はアンモニアで消炎作用とともに刺激作用があり、l-メントールでの涼感もまた刺激作用で、サリチル酸に鎮痛作用があるものの、d-カンフルがやはり刺激作用のうえ、これにトウガラシチンキが入っていることからすると、要するに痒いところを叩くとその刺激で痒みを感じなくなるというのと同じ。
これでは、針状の口を刺す蚊とは違い、皮膚をかじるようなブヨやアブといった虫による痒みには対抗できない。
別に、ネガティブキャンペーンをするつもりはありませんが。
成分からすると、虫刺されより筋肉痛とか肩こりなんかに使うと良いんじゃないかと。
そんな訳で、お客様は子供自身の選択で『ウナクール』をお買い上げ。
高校生らしい男の子が、父親と来店。
今、「おとこのこ」と入力して漢字変換したら、最初に「男の娘」と出てワロタ(^Д^ )
日本語入力に『Google』を使っているから、他の人の変換情報を反映してるのかな?
それはともかく、『クレアラシル』を注文されたので案内したうえで、男の子が赤ら顔のニキビだったため、内服薬として『清上防風湯』も紹介した。
父親は関心を示したものの、本人は話を聞いてなくて、そのまま『クレアラシル』をお買い上げ。
そして、お会計しながら洗顔のし過ぎに気をつける事とか、シャワーよりお風呂に入って血流を良くする事やら、飲食での養生の方法なんかをお話しようと思ったら、父親が支払ってる間に、本人は何処かへ行ってしまった。
お~い、治したいんじゃないのか~い(」´Д`)」!?
私自身はニキビじゃなくてアトピー性皮膚炎だったけど、中高生時代の皮膚病は女の子にアプローチする上でのハンデになったりするから、早く改善するようなんとかしてあげたかったんだがなぁ。
お金を出すのは親で構わないとしても、自分の使う物は本人に買わせたほうが良いと思う……。
病気ってのは、薬を使ってハイ解決じゃなくて、合わせ技で挑まないと治すのは難しいんですよ。
癌が自身の細胞の暴走であるように、病気を治す際の最大の敵は自分だったりする。
ああ、私はお酒を止められませんね。
自爆( ´∀`)つ⌒ ●~*
若い女性のお客様から、『ロートCキューブプラスモイスト』がドライアイに使えるか質問された。
ソフトコンタクトレンズを外した後に目がヒリヒリするとのことで、適応することを伝えたうえでコンタクトレンズの購入方法を訊いてみると、ずっとネット通販だという。
手軽さは理解できますが、定期的に実店舗を訪れて購入してみるよう勧めた。
それこそ、1軒や2軒くらいでは信頼できるお店も見つからないだろうから手間だろうけど、何かあった時にネットの相談掲示板で誰とも知れない人に質問するなんて事よりは、よほど良いはずだ。
すると、コンタクトレンズの洗浄液の違いについても質問された。
ほ~ら、そういう質問には私は答えられない。←威張るな
すいません、不勉強でお答えできませんm(_ _)m
そういうことも含めて、行きつけの実店舗があると安心かと思われます。
その後で、実は目薬に『アイストレッチコンタクト』をすでに使用していて、最初の質問の『ロートCキューブプラスモイスト』を一緒に使って良いかと尋ねられた。
目の疲労改善を目標としている『アイストレッチコンタクト』に対して、『ロートCキューブプラスモイスト』は涙に近い成分で潤すので、併用という選択も考えられなくはないけど、主成分のコンドロイチン硫酸エステルナトリウムが重複していて副作用が少ないことを差し引いても無意味。
まだ『アイストレッチコンタクト』を使い始めたばかりだそうなので、ひとまず様子を見て良いのではないでしょうかと提案し、本日のお買い上げは無しに。