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処方された薬の残りは、モッタイナイからと自己判断で使わずに調剤した薬局に相談を

 やや高齢のお客様が『エキセドリンA錠』を購入されるさいにヒアリングしたところ、腕が痛んで『バファリンA』が効かなかったという。

 『エキセドリン錠は、『バファリンA』のアセチルサリチル酸と、『タイレノール』のアセトアミノフェンを合わせて物だから、試してみる価値はあるとは思うけれど、いっそ別物のイブプロフェン製剤を使う方法もあるし、なにより成分の違いを考えて選んだ訳ではないようだったから心配。

 それに、どう腕が痛むのかもう少し踏み込みたかったのだが、レジに他のお客様が並んでしまったためできなかった。

 それから、病院で電気治療を受けているという話だったのは、整骨院の電気マッサージのことだったので受診勧奨をしたけれど、果たして行くかどうか不安が残る。

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 高齢の常連のお客様が、両足の側面が攣(つ)るというので、水分不足の可能性をお話しして、こまめに時間を決めて水分を補給するように勧めたところトイレが近くなるというため、1回に飲み過ぎなのではと尋ねると「そんなことはない」とのお返事だった。

 そこで、こまめに飲む場合に参考となる1回の量として100ミリリットルの容器を見せてみたら、それよりはかなり多く飲んでいると実感していただけた。

 腸は1回に受け止められる水の量が決まっていて、それを超えると体に蓄えずに排泄に廻してしまうので、体に保水するには1回の量を少なくして回数を増やした方が良いのだ。

 お客様の知人は、『芍薬甘草湯』をこむら返りの予防のために飲んでいるというので、その方法は勧められないと伝えたうえで『疎経活血湯』を紹介した。

 また、ご主人が以前に処方された『芍薬甘草湯』が大量に余っているというため、モッタイナイからと自己判断で使わずに調剤した薬局に相談するよう勧めた。

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受診勧奨したり、薬の処方を医師に相談するのを勧めたり、連携を容易にする仕組みづくりはできないものか

 高齢のお客様から、目元の痒みと額にカブレができたとの相談を受けた。

 一週間ほど前からとのことで、家に『ムヒSクリーム』があると言うため、額にはそれを使うよう勧めた。

 そして目元には、痒み止めの入った目薬を塗る方法を教えて『ロートアルガード』を、お買い上げいただいた。

 ただ、それらを使っても回復しないようであれば病院を受診するようにお話はした。

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 常連の高齢のお客様が来店し、目が不快になって困っているという相談を受けた。

 目薬と間違えて何かを目に入れてしまったというのだが、腹が立って容器を捨ててしまったというため、受診勧奨したものの、どうしても何か買いたいと粘られ、『スマイル40EX』をお買い上げいただくことになった。

 不快というだけで痒みなどがある訳ではなく、見た目にも異常は無さそうなので大丈夫だとは思うが。

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 一週間ほど前にムチウチに『イブクイック頭痛薬DX』をお買い上げ頂いたお客様が再訪し、その時に紹介した『疎経活血湯』を病院で処方してもらったら効いたとのことで、追加を購入された。

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食品の保存料を危険視する人の知識は古過ぎる状態で保存されている

 お客様が『バファリンルナJ』を購入されるさいに、子供の熱中症の頭痛にも使えるか質問され、使えるものの熱中症で頭痛となるとすでに重症化の兆候なので、頭痛薬を使うよりも水分を摂るだけでなく上半身に水を浴びるなどの対応も必要になることを説明した。

 子供は中学生とのことで、部活で近い状態になるというため、熱中症対策は本人にも伝えるようお願いした。

 うちの子供も陸上部で似たような経験があるのだが、知識の無い先生に任せておくと死ぬ危険がある。

 お客様がお帰りになってから、 脱水症状での頭痛には水分代謝を整える『五苓散』が使えること思い出した。

 鎮痛薬で質問を受けたので、うっかり忘れていた。

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 やや高齢のお客様がテーピングを購入されるさいにヒアリングしたところ、外反母趾に使うそうで、しかしそれ肩の痛みで通っている整形外科の医師には伝えておらず、外反母趾については整体に通っているという。

 確かに整体でも外反母趾の治療を扱ってはいるが、整形外科に通っていて医師に伝えていないというのは、医療の連携という観点からは好ましくない。

 お客様には整形外科の医師にも相談するよう勧めたうえで、肩の痛みは痺れ感もあるというため『疎経活血湯』を紹介した。

 お客様は若い頃に敗血症を患ったことがあるというお話をされ、そこから雑談へと流れて、コンビニやスーパーで売られているお弁当の保存料が心配と言われたので、それはもう30年以上昔の話と伝えた。

 昔も保存料にそんな危険な物を使っていた訳ではないけれど、現在でも使われるアスコルビン酸なんてビタミンCだし、消費期限は昔よりも格段に短く設定されており、1日に2回や3回も商品の入れ替えをしている現代において、保存料を心配する意味は無い。

 大手食品会社のパンが放置しても腐りにくいからと保存料が危険だと騒ぐ人もいるが、あれは工場での衛生管理の賜物で、街のパン屋のほうが早く腐るのは衛生状態が良くないだけのこと。

 そして街のパン屋で買うパンは、流通経路や経過日を心配する必要が無いから、過剰な衛生管理は必要無い。

 むしろ未だに騒いでる人の知識が、30年前から変わっていないとするのなら、その知識が腐らずに保存されてることに驚くばかりだ。

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適応しない症状なのに使おうとする患者さんが多い『ガスター10』

 お客様から、ムチウチに『イブクイック頭痛薬DX』を使っていて飲みきってしまい、続けて良いか相談されたので、大丈夫なことを伝えたうえで『釣藤散』を紹介した。

 すると剣道をしているというので、『疎経活血湯』も案内した。

 今回は『イブクイック頭痛薬DX』をお買い上げいただいたが、整形外科には行かず整体に通っているというため病院を受診しておくのも大事とお話ししたところ、最初に脳神経科には行ったというので、「それは良い選択ですね」とお答えした。

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 お客様から『ガスター10』を求められ、薬剤師がいない店なので取り扱いも無いことを伝えたうえでヒアリングしたところ、主訴は胃もたれで、『スクラート胃腸薬』に興味を持たれたので無印とSの違いを説明し、効能の範囲の広い『第一三共胃腸薬』とも比較して案内した。

 具体的には、『スクラート胃腸薬』の無印は「普段は食欲があり、たまたま暴飲暴食してしまった場合」に患部を保護して回復するのに対して、Sの方は「普段から胃は弱い方で、暴飲暴食した訳でもない人」の患部を保護しつつ胃の機能を助けるのに向いている。

 お客様は普段から食欲はあるというお話から無印を勧めたが、薬は価格と効果は必ずしも関係しないことを説明すると、今回は『第一三共胃腸薬』をお買い上げいただいた。

 ただ、胃もたれの対応は判断が難しく、胃が処理しきれなくて食べ物を貯めている状態の胃もたれと、腸での消化が追いつかずいに食べ物を送ってこないように止めている状態の胃もたれでは、対応が変わることをお話した。

 消化と言うと胃だけを思い浮かべがちだが、実際には胃は食べ物を柔らかくするだけで消化をするのは小腸の働きであり、胆嚢からの胆汁と膵臓からの膵液を使って消化する。

 単純に食べ過ぎただけであったり胃の機能が低下しているのであれば胃を助ければ良いのに対して、腸での処理が遅れているとなると腸の働きが悪くなっているだけではなく、人体の化学プラントとも言われている肝臓に問題があったり、膵臓が原因というケースも考えられ、慢性であるのなら病院を受診した方が良い。

 そして、腸の消化力が落ちている場合には、胆汁の主成分の一つウルソデオキシコール酸を入れ替えるという考え方があり、それに限定した胃腸薬として『タナベ胃腸薬ウルソ』を用いる。

 また、ウルソデオキシコール酸は病院では肝臓の治療にも使われている。

 そして今回の問題点はといえば、『ガスター10』は逆流性食道炎のような胃の働き過ぎを抑える薬であるから、そもそも胃もたれに使うものではないのだが、症状に適応しないのに使おうとする患者さんが多いということである。

 『ガスター10』のような第一類医薬品は薬剤師が防波堤となるが、指定第二類医薬品以下の薬は患者さん自身が選ぶことができるだけに、より気をつけてもらいたいところ。

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使った薬の名前を覚えていない&記録していない患者さんは損するかもしれません

 幼児を連れたお客様が『ポケムヒ』をレジに持ってきたけれど、痒みが強いようなので弱い麻酔薬の入っている『プチウナ』を勧めて変更となった。

 虫刺されは虫によっては大きく腫れてしまうことがあるし、痒みよりも感染症が心配でもあるので虫除けが重要なことをお話しすると、天然タイプを希望されたのでユーカリ油製品を案内して一緒にお買い上げいただいた。

 ただ、ディード製剤も特別怖い成分ではないことを伝えた。

 よく無農薬の野菜をありがたがり、農薬を使った野菜は虫も食べないなんて言う人がいるけれど、その理屈だと蚊取り線香の煙を吸ったら人間も死んでしまうし、人間と虫が同じ味覚を持っているということになる。

 虫の正体は未だに謎なことが多く、神経の仕組みも違うから虫除け薬が使えるんである。

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 青痣を伴う内出血を治す『アオキュア』を購入されるお客様に、付着性と浸透力を高めるためには、クルクルと回すように塗るのではなく皮膚の流れに沿って塗るよう伝えた。

 言っておいてなんだけど、製薬メーカーの研究員さんから教わった方法ではあるものの、皮膚の流れを見るのって結構大変かもしれないと思った。

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 お客様から喉の痛みと咳の相談を受け、今日からとのことで咳は弱いというため『ペラックT』を案内したうえで、喉の痛み止めも入った咳止めの『ベンザブロックせき止め』を案内したところ、そちらをお買い上げいただいた。

 本格的な風邪になることを心配されたので、体を休めるのは内臓も含めてということと、冷たい物を飲食すると体は頑張って炎症しようとするため、消化に良く温かい食事をするよう勧めた。

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 やや高齢のお客様から、腰痛に他の店で買ったという「コシなんとか」をと注文されたけれど、商品名が不明で4日分くらいだそうだから、『コシテクター』でもないようだった。

 痛みだけでなく痺れ感もあるというため、腰痛にも原因により種類があることを説明し、受診勧奨をした。

 お客様には痛みが増す時と減る時があるようであれば、メモをしておくように伝えた。

 すると、「薬は一時的に誤魔化すだけだろ」というので、鎮痛剤に関してはその理解で良いものの、漢方薬という選択肢も考えられるし、名前を覚えていない薬を探すよりは受診した方が良いことをお話しした。

 私としては『疎経活血湯』を候補に考えたけれど、教えるのが危なそうに思えたので自粛。

 使った薬の名前を覚えていなかったり記録していない患者さんには、不用意に情報を与えられないのだ。

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 常連の夫婦のお客様が来店し、眼鏡を変えたらツルの当たるところがカブれてしまったと相談を受けた。

 患部には体液が滲んでいるものの痒みは治まったったそうなので、消毒薬の入った『オロナインH軟膏』での保護を提案し、痒い場合は『ロコイダン軟膏』を使うよう勧めたところ、『オロナインH軟膏』は家にあるとのことで、お帰りになった。

 こういう時に軟膏を「ベタつくから」という理由で嫌がる人がいるが、そのベタつきで患部が他の物に接触するのを防ぐので、安易にクリームタイプを選ばないように。

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市販薬を選ぶときに見るべきところは効能書きじゃない?

 夫婦のお客様が来店し、『新ビオフェルミンS』の細粒を求められたけれど、置いていないことを伝えたうえでヒアリングすると、夫婦で食中たりのような水様便になっているとのこと。

 本当に食中たりだとすると整腸剤では意味が無いし、吐き気などは無く子供は元気にしているというため、薬を飲まずに様子を見るよう勧めた。

 念のため『柴胡桂枝湯』を紹介し、脱水症状を防ぐために30分から1時間ごとに少量の水分を補給するよう伝えた。

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 お客様が『パブロンSゴールドW』をレジに持ってきたけれど、主訴は喉の奥の乾燥感と鼻炎で、咳は無く、選んだ理由は以前に医師から風邪薬として勧められたからとのことだった。

 医師が総合の風邪薬を、それも銘柄を指定してというのはちょっと考えにくい。

 知ってる銘柄を挙げただけだろうか。

 いずれにしても、咳が無いのであれば飲むような薬ではないので、症状から『ストナ去たんカプセル』を案内したところ「痰は絡まない」と言われたため主成分の、痰の滑りを良くするL-カルボシステインが喉を潤し、痰をサラサラにする塩酸ブロムヘキシンは鼻炎にも効果があることを説明した。

 この辺りは、パッケージの効能書きを見るだけでは分からないと思う。

 とはいえ、痰が無いのに去痰剤を使うというのも納得してもらえないだろうから、上半身に保水して体内の乾燥を防ぐ『麦門冬湯』を紹介してみると、何故か『ストナ去痰カプセル』を購入された。

 こういうときの患者さんの心理を、誰か解説してもらえると助かるんだけどな。

 分かる人がいたら、教えて下さいm(_ _)m

 お客様には、鼻炎は胃の不具合とも関係することをお話して、食事は消化の良い物にするよう勧めた。

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 高校生の娘さんが部活で腰痛と筋肉痛を訴えていて、湿布を頼まれたというお客様が来店。

 しかし家に『バンテリン』の液剤があるというので、それを使えば充分とお話したが、本人が湿布を望んでいるようなので、同じインドメタシン製剤の『ハリックス55ID』を案内して、お買い上げいただいた。

 本人が来店していれば、『疎経活血湯』『芍薬甘草湯』を紹介したかったところ。

 事情はあるのかもしれないけれど、提供できる情報の量が段違いなので、やはり本人に来店してもらった方が良い。

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 切り傷痕の相談をお客様から受け、『アットノン』を案内し、ジェルタイプとクリームタイプのうち浸透性でクリームタイプを勧めて、お買い上げいただいた。

 ちなみに、患部が広めで塗り広げるのであれば、ジェルタイプの方が向いている。

 ただし、傷痕を治すというのは時間がかかることでもあるのを説明し、皮膚の材料は血で運ばれるので、入浴時には患部である手も湯船に入れることを勧めた。

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薬の評判をネットで調べても、正しく使っていたか分からないと参考になりません

 お客様が『アレジオン』を購入されるさいに使用経験を尋ねたところ、娘さんからの頼まれ物とのことだったので、1日も欠かさずに通して飲むのが効果的なことを知っているか確認していただくようお願いした。

 なにしろメーカーの研究員さんから、ネットでアレジオンが効かなかったと書き込みされることがあり、「販売時にちゃんと説明して下さい」とお願いされてるので。

 『アレジオン』や『アレグラ』が他の鼻炎薬と異なる点は、症状が起きてから使うのではなく症状が起こる前、花粉に反応させないようにするのが目的だから、花粉が飛んでいないからといって服用を中断してしまうと、その飲んでいない日に花粉に反応して発症してしまい、元も子も無くなってしまうのだ。

 それからお客様には、花粉症は花粉を敵だと誤認して攻撃してしまうのが原因で、敵味方の識別を担っている腸の働きを正常にすると症状が軽減できることを説明した。

 具体的な養生法は、温かい物を積極的に飲み、しっかり入浴をして、下半身に厚着をする。

 とにかく、お腹周りを冷やさないことだ。

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 お客様が『アレグラFX』を購入されるさいに、連用するのが効果的なことを知っているか確認したところ、逆に「知らない人がいるんですね」と驚かれた。

 残念ながら、知ってる人の方が少ないんですよ。

 一方、花粉症対策には腸の働きを整えるのが大事なことをお話しすると、「腸は丈夫」というお返事だったけれど、丈夫なことと機能が正常なことは別なので、油断をしないよう伝えた。

 例えば自転車は多少乱暴に扱ったところで壊れにくいから丈夫とは言えるが、やはりメンテナンスをしないと走りづらくなるようなものだ。

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 『ストナリニS』を購入されるお客様に花粉症の予防に効果的な薬として『アレグラFX』と『アレジオン』を紹介したところ、整形外科に坐骨神経痛で通院しており担当医に『ストナリニS』を使って良いか尋ねてあるとのお話だった。

 使いたい市販薬を担当医に確認するのは、良いことである。

 残念ながら、そういう患者さんは私の経験では年に一人いるかいないかだけど( ´Д`)=3

 ただお客様は、『ストナリニS』の副作用で眠くはなるというため、『アレグラFX』の主成分フェキソフェナジンか、『アレジオン』の主成分エピナスチンを処方してもらえるか相談してみるよう勧めた。

 違う科目の対応を嫌がる医師もいるけれど、他の病院を紹介してくれることもあるし、対応できる範囲であれば薬を処方してくれる医師もいるので、まずは相談してみることは大事。

 坐骨神経痛に『疎経活血湯』も紹介したいところだったけど、話の流れでそこまではできなかった。

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取り扱っていない薬の代用の選定が大変

 『太田胃散A錠』を手にした高齢のお客様から調胃剤を求められたけれど、市販薬には明確に調胃剤と言えるもの無いことを説明した。

 主訴を尋ねると下痢気味というお話だったので、『ザ・ガード』などの整腸剤を案内した。

 他に、胃の機能低下を助ける物として『六君子湯』と、胃腸炎も想定して『柴胡桂枝湯』を案内したところ後者を試していただくことになった。

 しかしお会計してから、『ストッパ下痢止めEX』を使っていたという話が出て、どうもその下痢気味というのが続いているそうなので受診勧奨した。

 それから、買ったまま使っていない『コンタックかぜEX』が家にあるそうで、使って良いか尋ねられたが今は使わないようお話した。

 相談されなかったけれど、何か風邪のような症状があったのだろうか。

 どうにも話が小出しなものだから、全体像が見えてこない。

 お客様には、重ねて病院を受診するようお願いした。


 高齢の常連のお客様が来店し、長く座ってると足が痺れ、しばらく歩くと楽になると相談された。

 肩こりと同じようなものなので、まずはカイロなどで温めるよう勧めたけれど内服薬を希望されたため、『疎経活血湯』を案内してお買い上げいただいた。

 『桂枝加苓朮附湯』があればそちらが良いのだけれど、本部指示による棚替えで取り扱いが無くなってしまったのが残念。

 お客様からは「いなかったらどうしようかと思った」と言って頂けたが、経営のスリム化で取り扱う薬の品目が少なくなっていって困る。


 DHCの『プロテインダイエット』と、うちの店のプライベートブランドの同製品の違いを尋ねられたので、プライベートブランドの方は信頼性に乏しく味も良くないことをお話した。

 ダイエット目的ではなく栄養補給のためとのことで、味気無いサプリメントよりは飲料の形をしている分だけ、精神面で『プロテインダイエット』を飲むのは良いでしょうと伝えたところ、 DHC の製品をお買い上げいただいた。

 

磁石磁気医療機器は効果が無いから医療機器として認証されている!?

 夫婦のお客様が来店し『バンテリンクリームEX』を購入されるさいにインドメタシン製剤で良いのか確認したところ、ピンとこなかったようなので、成分によって鎮痛効果や浸透力が違うことを説明した。

 患者はご主人で主訴はスポーツによる筋肉痛というため、予防として『疎経活血湯』で血流を、『防已黄耆湯』で水分代謝を良くしておく方法を教えると、加齢による腰痛の場合を尋ねられたので『牛車腎気丸』を紹介した。

 ただ腰痛について病院に行ったことは無いというため、 腰痛を放置していたらガンだったという事例を引き合いに、大病を見逃すことのないよう受信はしておいた方が良いことをお話した。

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 夫婦のお客様が『イソジン』をレジに持ってきたけれど、毎日うがいをしているそうなので水道水で充分なことと、『イソジン』により体を守る菌も倒してしまったり、刺激物なため粘膜を荒らす弊害もあることを説明したところキャンセルとなった。

 またインフルエンザの予防には、手洗いと手の触れるものの拭き掃除が大事なことを伝えた。

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 高齢の夫婦のお客様が来店し、『マグネループ』や『ピップエレキバン』などの「磁石磁気医療機器」の効果について質問を受け、有効性を示す論文などのエビデンスが存在しないことを説明した。

 確かに医療機器として認証されてはいるが、それは製品が体に直接触れる物であるため安全性を考慮しなければならず、効果があるから認証されているというよりは、「体に害が無い」から認証されているにすぎないのだ。

 既存の論文にしても利用者を対象にしたアンケート調査程度で、科学的に作用機序が証明されたことは無い。

 もし本当に効果があるとするのなら、強力な磁場で画像撮影するMRI検査でも体が何らかの影響を受けるはずである。

 ちなみに顎の手術で針金を入れられた私は、 MRI検査を受けると口の中を火傷してしまう可能性があるためできない。

 お客様には温める方が効果が期待できることをお話して『葛根湯』を提案すると、パッケージの効能書きに「肩こり」とあるのを見て驚かれた。

 今回は、『めぐりズム蒸気の温熱シート』をお買い上げいただいた。

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登録販売者としての迷い、あれこれ

 やや高齢のお客様が膝用サポーターを購入されるさいに、膝痛や腰痛にグルコサミンやコンドロイチンの効果について質問を受け、毒にも薬にもならないことと、目や皮膚などにも使われるため狙ったところには行かないと説明したところ、整形外科の医師からも「役に立たない」と言われ、内科の医師には「気持ち程度には」と言われたそう。

 さもありなん。

 外科医からは手術を勧められているものの、手術をした人の話を聞いて術後の痛みなどが怖く、決心がつかないという。

 術後の治りとリハビリの事を考えると、体力のあるうちの方が良いのではとお話した。

 お客様からは「加齢のせい」と言われたので『牛車腎気丸』と比較しながら『疎経活血湯』を案内してみたが、膝痛に冷えが関係するようだったため『桂枝加朮附湯』を紹介し担当医に相談してみるよう勧めると、外科医は薬を出したがらないと言われて、似た処方の『桂枝加苓朮附湯』を案内したら購入された。

 おくすり手帳に市販薬も記録して担当医に報告するようお願いすると、先生は怖いから嫌と言い、調剤の薬剤師さんは相談しやすいというので、その薬剤師さんにはお話するようにと勧めた。

 患者さんに医師による治療だけを勧めるのもなんか違うし、さりとて安易に他の薬の使用も勧められないし、患者さんを説得する立場でもないし。

 うむぅ、登録販売者の立ち位置は難しい……。


 お客様が『チクナイン』(辛夷清肺湯)をレジに持ってきたさいに使用経験を尋ねると初めてとのことだったので、比較として鼻水と鼻づまりを行ったり来たりする場合の『葛根湯加川きゅう辛夷』と、鼻づまりで夜も寝られないくらいの時に使う『荊芥連翹湯』を紹介したところ、鼻づまりというより鼻の奥で苦い味がするというため、胃の不具合の可能性を伝えたうえで適用すると考えられることを説明し、そのままお買い上げいただいた。

 消化に良い食事を勧め、お客様がタバコ臭かったので咳になった場合の『ダスモック』(清肺湯)も紹介した。

 シャワー派のうえ朝に浴びるというので、皮膚が薄くて太い血管が通っている首筋辺りや背中にシャワーを浴びるよう伝えた。

 登録販売者としては、少なくとも薬を購入されるさいの適応の確認はして、自動販売機にならならずに情報提供はしないとね。


 高齢のお客様から疲れ目に「高いのはどれがイイんだ?」と目薬の説明を求められたため、価格と効き目には直接的な関係は無いことを伝えたうえで、800円~1500円の価格帯の物を紹介し、『スマイル40EXゴールド』をお買い上げいただいた。

 熱いお湯に浸したタオルを目に当て、細い血管を開いて血流を良くすることも大事なことを伝えた。

 自分が貧乏性なもんで、どうも高価格帯の商品を勧めにくい。

 登録「販売者」という職名なれど、自分は商売には向いてませんな。

 
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