• タグ別アーカイブ: 川きゅう茶調散
  • 消化剤を飲んでも無駄な胃もたれとは?

     成人の親子のお客様が来店し、『タナベ胃腸薬ウルソ』の試供品を求められたので、お渡しするさいに同じ「胃もたれ」でも、量を多く食べ過ぎた場合よりも脂っこいものを食べたときに用いるのが効果的なことをお話した。
     『タナベ胃腸薬ウルソ』が他の胃薬と違う点は、肉などの脂質は胃では消化されず腸で消化するため、その腸の働きを助ける点にある。
     というのも、腸の消化力が落ちると胃で消化が終わった物も腸に送り込んでこないように堰き止めてしまい、それが胃もたれの原因となるので、そういう時には胃の消化剤を飲んでも無駄なのである。
     そして『タナベ胃腸薬ウルソ』の主成分であるウルソデオキシコール酸は、腸での消化を促す胆汁酸の主成分であり、それをオイル交換のように入れ替えることで肝臓と腸のメンテナンスをするのだ。
     だから、症状のある時だけ服用するより一週間なら一週間通して飲んだ方が効果的なことを説明した。
     それから、お客様には飲み会では揚げ物についてくるキャベツと刺身のツマの大根を食べるように勧めた。
     どちらも食べ残されることが多いが、両方とも胃薬として働くから食べなければ損である。

     常連の夫婦のお客様が来店し、奥さんが頭痛に『銀翹散』を服用したいそうなのだが、他にも何か使える物はと相談された。
     現代薬の『イブA』などを併用する方法も考えられるが、まずは『銀翹散』で様子を見てもらうようにお話した。
     市販薬に『川きゅう茶調散』があれば、そちらの方が頭痛には向いているのだけれど。
     『銀翹散』は炎症を冷やして治すのに適していて、喉の痛みと頭痛の原因はまた異なるので。
     今回は、起きている頭痛がズキズキするタイプのようなので、胃の機能低下とも関係するため、栄養を摂ろうと無理に食事をしないように伝えた。

     

  • 自分の家の薬箱には漢方薬

     『小青龍湯』を買いにいらしたお客様のお話によると、今回は中学生の息子さんの鼻炎のためにとのことで、以前から家族でも使っており常備薬にしているとか。
     息子さんが受験生だそうなので、風邪の予防と疲労回復に『柴胡桂枝湯』を紹介し、試験での緊張を軽減するために『半夏厚朴湯』という物がありますとお話したら、実際に息子さんは、緊張すると声がかすれて出にくくなるというので、適応することを説明した。
     まぁ、今回は『小青龍湯』のみの購入だったけれど。

     薬箱を求めてお客様が来店したものの、うちには取り扱いが無くて、代わりに中においておく薬のアドバイスを求められた。
     自分の家じゃ、100円ショップで買ったプラスチックケースに、薬局で買い求めた漢方薬を詰め込んであるんで、こういうマトモな相談は困っちゃうなぁ(苦笑)
     常備薬は、応急として使うものだから容量の少ない物をと提案して、風邪に『パブロンSゴールド』を、お腹に『正露丸糖衣錠』、傷に『バンドエイドウォーターブロック』と『マキュロン』を勧めて、お買い上げ頂いた。
     ちなみに、自分の家だと、風邪だけでも『葛根湯』『麻黄湯』『柴胡桂枝湯』『銀翹散』『川きゅう茶調散』『麻黄附子細辛湯』『香蘇散』と解熱に『地竜』(ミミズの粉末)と、お腹は下痢止めの『即効丸』の他には『半夏瀉心湯』『安中散』『六君子湯』『五苓散』で、傷には『排膿散及湯』を備えている。
     あっ、あと喘息持ちなので『麦門冬湯』『五虎湯』『半夏厚朴湯』も。
     でもこれらを、初見のお客様には勧めにくい。
     というか、『地竜』の入荷ルートが無いんだよなぁ、うちのお店。
     あれば、便利なのに。

     高齢のお客様が、『手首用サポーター』をレジに持ってきて、「水仕事に使いたい」というので、『中山式ゲルサポーター』を案内した。
     ところが、目的は「親指に力が入らないから支えたい」とのことだった。
     どうも親指が腱鞘炎らしく、今まで使っていた親指用のサポーターのゴムが緩んできたため、新しい物を買おうといらしたそうな。
     ありゃん、それだと取り扱いが無いです……。
     入荷できるか調べてみますとお答えしたのだけれど、今日のところは『中山式ゲルサポーター』の手首用を購入された。
     ううん、余計なお金を使わせてしまったなぁ(;´・ω・)

     

  • 川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)
    風邪、血の道症、頭痛

    適応症状  

     風邪、血の道症、頭痛

    用方・容量(顆粒製品の場合)  

     1日3回、成人1回1包(2.5g)を食前にお湯または水で服用してください。
     ただし、15歳未満7歳以上は2/3包、7歳未満4歳以上は1/2包、4歳未満2歳以上は1/3包。

    組成(顆粒製品の場合)  

     3包(7.5g)中、次の成分を含みます。
       コウブシ(香附子) 4.0g
       センキュウ(川きゅう) 3.0g
       ケイガイ(荊芥) 2.0g
       ハッカ(薄荷) 2.0g
       ビャクシ(白し) 2.0g  
       ボウフウ(防風) 2.0g
      カンゾウ(甘草) 1.5g
       キョウカツ(きょう活) 2.0g
      チャヨウ(茶葉) 1.5g
     以上の割合に混合した生薬より得たエキス3.25g含有します。

    類似処方鑑別  

    葛根湯
     体力中程度の人を中心に、風邪などで急に頭痛を訴え、発汗の無い場合に用いる。

    桂枝湯
     
    比較的体力の低下した人が、風邪などで急に頭痛を訴えた場合で、自然発汗しているものに用いる。

    加味逍遙散
     更年期または月経不順のある虚弱体質の女性で、頭痛の他、肩こり、めまい、不眠、不安など不定愁訴の多い場合に用いる。

    釣藤散
     中年以降の慢性の頭痛で、動脈硬化や高血圧の傾向のある場合に用いる。

    五苓散
     口渇、尿量減少のみられる頭痛に用いる。

    桂枝人参湯
     比較的体力の低下した人の頭痛で、胃アトニーなどの胃腸症状のある場合に用いる。

    半夏白朮天麻湯
     桂枝人参湯の場合よりさらに体力が低下した人に用いる。

    使用上の注意  

    1.次の場合には医師または薬剤師に相談してください
     (1)本剤を服用後、症状の改善が認められない場合は、他の漢方薬を考慮する事。
     (2)甘草を含有する漢方薬を長期服用する場合は、血清カリウム値や血圧の測定などを充分に行い、異常が認められた場合は、服用を中止する事。
     (3)複数の漢方薬を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する事。(特に甘草を含有する漢方薬の併用には、より注意を必要とする。)



    2.服用に際して、次のことに注意してください
     (1)定められた用法、用量を厳守してください。
     (2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
     (3)本剤は、2歳未満の乳幼児に服用させないでください。



    3.服用中または服用後は、次のことに注意してください
     (1)本剤の服用により、発疹・発赤、かゆみ、悪心、食欲不振、胃部不快感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。 
     (2)本剤を服用することにより、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (3)1ヵ月位(感冒、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には、数回)服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
     (4)長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください。



    4.保管及び取扱い上の注意
     (1)小児の手のとどかない所に保管してください。
     (2)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
     (3)1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。



    5.その他
     本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少色調等が異なることがありますが効能・効果には変わりありません。

     

  • 薄荷(ハッカ)

    薄荷 業務用生薬 刻500gの価格参照
    (1) シソ科のハッカの地上部。
    (2) 主成分:メントール、苦味成分など
    (3) 性味:辛、凉
    (4) 薬能:疏散風熱・清利咽喉・透疹止痒・清頭目・疏肝解鬱・闢穢、中枢抑制作用・鎮痙抑制作用・運動抑制作用・末梢血管拡張作用
    (5) 帰経:肺・肝
    (6) 配合処方:加味逍遙散けい芥連翹湯柴胡清肝湯、滋陰至宝湯、清上防風湯川きゅう茶調散防風通聖散銀翹解毒丸響声破笛丸


    薄荷 業務用生薬 刻500gの価格参照

     

  • ≪通巻0293号≫
    バカボンのパパだからパパなのだ/映画評『立喰師列伝』/映画評『名探偵コナン ~探偵たちの鎮魂歌~』/ストレスの頭痛

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      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                    ≪通巻0293号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
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    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※4月25日(火)……バカボンのパパだからパパなのだ
    ※4月26日(水)……映画評『立喰師列伝』
    ※4月27日(木)……映画評『名探偵コナン ~探偵たちの鎮魂歌~』
    ※4月28日(金)……ストレスの頭痛
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆4月25日(火)/2006年◆
     今日は、ちと頼まれて長野まで。
     長野県で、親子を対象に毎年プロの劇団を招いて公演を行なうというのを30年ほど続けている団体があり、今年は学校区ごとに開催して成功したようなので、取材に行って欲しいと。
     まぁ、興味はあるし、交通費だけは出るようなんで応諾。
     JR大宮駅から新幹線あさま号で向かうのだが、実は方向音痴に加えて時刻表や路線図も読めない私。
     乗り換え時間に余裕がどれほどあるのかも分からないため、焦りながら新幹線の窓口で乗車券と特急券を購入。
     ホームに上がったら、ちょうど乗り込む新幹線が入ってきたところだった。
     自由席で空いてる所に座ろうと思ったら、見知らぬ男性に注意された。
     団体で来てて、一つ所に固まりたいんだと。
    「すいません」とは答えたものの釈然としない。
     だったら、指定席を押さえなさいよ。
     続けて何か別な事があったら爆発していたかも。
     JR大宮駅で購入した、“春限定”という駅弁が美味しかったから救われた。
     中身としては、天ぷらに煮物に混ぜ御飯とオーソドックスなんだけど。
     
     長野駅でJR篠ノ井線に乗り換えて、川中島駅を下車。
     寒い(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
     長野の寒さを舐めてたよ。
     タクシーを待っていたら、乗り場の手前で別な人が捕まえて乗ってしまった。
     東京あたりじゃご法度だけど、ここではアリなのか。
     次はそうしようと思ったら、さらにその手前でタクシーを別な人に拾われてしまった。
     ううっ、勝てない(/_;)
     そこへ、前日から長野入りしていた事務局長のK氏と娘さんと合流。
     事務局長が近くのスーパーから、タクシー会社に電話して呼んだ。
     ところが、30分経っても来ない。
     長野って、どこもこんなにノンビリしてるのか。
     それとも観光地で、タクシーが不足?
     その割には、私が最後にタクシーを拾い損ねてからは一台も来ないしなぁ。
     そこへ、呼んだのとは別な会社のタクシーが来た。
     呼び止めたら、すでに別会社のを呼んでるんじゃ後から文句が来るから乗せられないと断られる。
     呼んでから30分も来ないタクシー会社は見捨てても良いと思うがな。
     やむなく、事務局長の娘さんを残して行く事に。
     受付時間に遅れると困るので。
     すると、走り出してから呼んだ会社のタクシーとすれ違った。
     後で娘さんに聞いたら、確かに呼んだタクシーだったという。
     ところが、到着したタクシーは止まったまま、なんのリアクションも無かったそうな。
     ただ止まっただけ。
     で、娘さんが声をかけたら、やっと呼んだタクシーだと分かったという。
     稼ぐ気の無い会社なのか。
     う~ん、テレビや新聞なんかでさんざん報道されてる、タクシー不況はどこ?
     会場で受付を済ませ、予め決められてるテーブルに案内された。
     今日は、活動の報告会と聞いていたのだが、どうやら分散会スタイルのようだ。
     各班に分かれて、成果や問題点、感想などの意見交換をする訳だ。
     今回私は取材という事で依頼されていた。
     しかしその立場が先方に伝わっていなかったらしく、同じテーブルの責任者の人に「メモを取るのをやめてお話に参加して」と言われてしまった。
     しゃあない、ICレコーダーだけ動かしておくか。
     後で分かったのだが、この人が今回の学校区ごとでの公演を牽引した全体の運営委員長でもあった。
     で、先の注意の後に、地元でサークル活動などをしているかと尋ねられ、していませんと答えたら、「寂しいでしょ。可哀想ね」と言われる。
     は?
     何がどう繋がって、「可哀想」という言葉が出てくるんだ?
     それは、話しててすぐに分かった。
     ある地区では食べ物を販売したそうで、赤字になった場合の事を考えて、値段にその分を乗せておくべきだったかと、運営委員長に地域公演に取り組んだ一人が質問したさいに、「ダメ、絶対」と薬物撲滅キャンペーンのように力強く返答したのを聞き、その理由を私が尋ねたのがキッカケだった。
    「お金の事を考えると心が貧しくなる」と言われたから、さらにその理由を訊いてみた。
     心が貧しくならない方法を考えるとかもあるはず。
     ところが、やはりその理由は心が貧しくなるからだという。
     これでは、「バカボンのパパだからパパなのだ」である。
     では、今回は赤字を抱えなかったけれど、もし赤字になったらどうするのかと質問を変えてみた。
     すると、赤字になったら皆で考えるという。
     一部の地区で赤字になった場合も、後で皆で考えれば良いと。
     なるほど確かに、信念を持って借金を負う方は、それで良いだろう。
     しかし、貸し付ける側への迷惑についてはどう考えるのか。
     かつてバブルが崩壊した時期に、主催者から劇団への公演料の未払いが問題になった事もあったはず。
     借金をする側が、自分達は正しいからと貸し付ける側への迷惑を考えないというのは、社会の中で活動していくのに変ではないのか。
     しかし、自分達は正しい活動をしているのだから、活動を通して心は豊かになった、と繰り返すばかりで、“儲ける”という事には否定的だった。
     そして、とうとうこんなセリフをノタマッタ。
    「お金に価値を持ってるような人は、関わってもらわなくていい」
     お金に価値を見出す人はそれでいい。
     自分達の活動が理解されなくても構わない。
     でも関わった人は心が豊かになると。
     その段になって、成功の鍵の一端が理解できた。
     商業的なマーケティングに則った、まさしく正しい戦略を取った事だ。
     埼玉県でこの種の活動が上手くいっていない原因の一つは、多様化する価値観に対して、活動もまた多様化させ、活動の焦点と取り組みの力点を分散させた事のように思う。
     それを踏まえると、ターゲットを明確にし、中心になるメンバーが方針をブレさせず、取り込めない層に対しては線を引き無駄な労力を割り振らないのは、成功の方程式として完璧。
     同時に、力強い組織を構築するための手法でもある。
     その事に気がつくと、途端に薄気味悪くなってきた。
     先の「寂しいでしょ。可哀想ね」という言葉。
     それは、「バカボンのパパだからパパなのだ」と同じ論理で、「独りだから寂しい」、という感覚だったのだろう。
     それでいて、価値観の違う人には関わってもらわなくても構わないという活動のドコが、心を豊かにしているのか。
     “儲ける”事に関してのイメージも偏りすぎ。
     お金なんて、所詮お金でしかないのにね。
     変に意味付けてる気がする。
     ある種の勝者が弱者を蔑む構図、この場合は主に経済だが、その構図がそのまま反対に、つまり心の場合には、鏡のように左右対称になっている事に気づいていない。
     他者を蔑む心根の汚さは同じだろう。
     なんだか、20年以上前の市民団体と同じ空気だ。
    「心が豊かになった」と強調するほどに、心の貧しさが際立つばかり。
    「川中島で亡霊を見た」
     そんな気がした。
     報告会が終わり、長野駅までは長野の団体の会員さんが車で送ってくれた。
     K氏一行は、善光寺参りしていくとの事。
     私は店に行かなければならないので辞去
     駅に入ろうとしたところで、奥さんからメールが入った。
     ドジョウが見つかったと。
     友達に夫婦喧嘩の顛末を話し(苦笑)、ドジョウの売ってる店を教えてもらったそうだ。
     しかし、山菜を取りに行く時間は無いなぁ。
     とか思ったら、駅前の売店で、のびる、タラの芽などの山菜を発見。
     よっしゃ、これで今夜は天ぷらだ。
     薬局に行くと、近所のお客さんが、子供用の歯磨き粉を買いにみえた。
     刺激の少ない物をと頼まれたものの、歯磨き粉の味というのは分からないのが実情。
     これが食べ物なら、一度は自分で試してみてという事も商売上しないでもないのだけれど。
     普通に、子供用のイチゴ味を案内するくらいしかできなかった。
     目薬を買いにいらした患者さん、疲れ目用のという事なのに「どれが一番強い?」と尋ねられる。
     この場合、「強い」というのは、どういう効果がある事を指すのかしらん。
     結局、値段の一番「高い」のを選ばれていった。
     ますます謎。
     目薬でなく健康食品ならば、アスタロンアスタレッドもあったんだけど。
     マンションに帰って天ぷらの用意。
     うっかり、油を切るためのキッチンペーパーを買うのを忘れた。
     まぁ、そんな物はティッシュで代用。
     油の温度を高くしすぎて、ちょっと色が濃く仕上がってしまった。
     でも、ドジョウの天ぷらウマー(´¬`)
     とりあえずこれで、2週間以上続いていた夫婦喧嘩は終結。
     まぁ、どうせまたくだらない事で勃発するだろうが。
     浮気ではケンカにならないのに、食べ物でケンカになる。
     奥さんからは、保育園の次郎の様子を聞かされた。
     なんか、四月生まれの子たちの誕生日会があったらしい。
     誕生日会くらいは昔もあったけれど、保育士さんたちが子供に接する様子が、ものすごく優しくて変な感じと言っていた。
    「私たちが保育園の頃って優しくなかったよね」と奥さん。
     だよねぇ。
     私も、やたら倉庫に閉じ込められた思い出しかないよ(笑)
     つまり、閉じ込められるような事をしてた訳ですが。
    ≪育児日記≫
     今日は、次郎を1日保育園に預けた。
     4月の誕生日会が保育園であったみたいで、誕生日の歌に合わせて手拍子したりパネルシアターの動物のあてっこを集中して見ていたようです。
     手形をとる為、絵の具を手に塗ると、ビックリしていたとのことでした。
     何はともあれ無事に過ごしてくれて良かったと思い、お昼もほぼ完食したみたいで、体調も良くなってきたらしく、元気に迎えのときも笑ってたかな。
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    ◆4月26日(水)/2006年◆
     今日は、午前中に『立ち喰い師列伝』を観るために渋谷に出た。
     http://www.tachiguishi.com/top.html


     ネットで得ていた情報では、今週中に上映が終わるかもとの事だったので。(予想外に評判が良かったのか、6月まで延長している劇場も)
     1人で行くつもりが、奥さんの「ズルイ~」の一言で一緒に行くことに。
     あんた、押井守監督の作品は好きじゃないでしょ。
     朝食を食べずに出てきたというのもあり、マクドナルドで持ち帰りを注文して劇場に持ち込み。
     どうせ、立ち喰いがテーマの映画だし、これも良いか。
     立ち喰い蕎麦屋などの店に現われては、出された食べ物に文句をつけたり、逆に褒めちぎるかと思えば自分の半生を語ったりして、食い逃げをするプロのゴト師という“立喰師”なる架空の職業を設定して、これまた架空の戦後史を通して、現実の戦後とは何だったかを問いかける………らしいこの作品、設定からして分かるとおり、押井守監督の冗談から始まった企画がついに日の目を見た変な映画である。
     いや、私はコレを待っていたのよ。
     宣伝ポスターの、黄色いマフラーをなびかせた紅い服を着た女性というのは、なんだか『サイボーグ009』のパロディみたい。
     作品コンセプトが前衛的なら、撮影手法も前衛的。
     “スーパーライブメーション”などと大層な名前を技法に付けているが、その実やっているのは役者をブルースクリーンの前で何万枚も写真撮影し、その写真をCG上で背景と合成してパタパタアニメのように動かすという、スゴイんだか手抜きなんだかという手法。
     最初は笑いがこみ上げてくるが、これが意外と説得力を持って物語を語る道具の一つとなっていて感心した。
     実写でありながら、“画が動かない”という事が、これほど効果的に活かされるとは。
     そして、怒涛のように延々と語られ続けるナレーションに圧倒される。
     山寺宏一さん、お疲れ様(笑)
     後でパンフレットを確認したら、なんと本作中では9役を演じ分けていたそうな。
     ううん、気づかなかった。
     押井監督作品では、とかくこの長い語りが嫌われる要素なのだが、これが無いと押井節の魅力は半減だし、そもそも真剣に聞こうとする方が悪い(暴言)。
     BGMか何かだと思って、端々に聞き取れる言葉だけを飲み込めば良いだろう。
     そうする事で、自分が何に惹かれるかが分かる。
     私は断然、弱者の視点。
     そしてその弱者がまた、無用なプライドを持つ事の滑稽さと大切さを教えてくれてる……気がする。
     ところでこの作品、パンフレットで押井監督自身が語っているのだが、実は映画としては前半で終わってしまっている。
     途中から、“なんにもない”かのようにメッセージ性は空洞化し、後は刺激だけを受けて笑い転げているうちに終わるのだ。
     もちろん、それさえも現実の日本の世相と重ね合わせて、ある種のメッセージを受け取る事はできるだろう。
     と言うか、私は受け取ったつもり。
     それを考えると、嫌な映画でもある。
     そして寂しい気持ちになる。
     それでも、その後半は理屈ぬきに面白い。
     いや、理屈を勝手に絡めて観ると面白いか。
     ロッテリアに、立ち喰い師の1人ハンバーガーの哲が現れてハンバーガーを百個注文する。
     応援のアルバイトが駆けつけるも、ハンバーグを焼く鉄板のスペース自体は広くならないから生産性は一行に上がらず、ついには待っている他の客のイライラが頂点に達し、チェーン店のシステムが崩壊するという描写は、先のパタパタアニメの技法とあいまって単純に笑え、一方でシステムというものの脆弱さも見せつけてくれた。
     しかし、よくロッテリアが名前を貸してくれたよな(笑)
     牛丼の吉野家は、予知野屋になってたのに。
     ちなみに、原作の小説ではロッテリアではなく、マクドナルドだった。
     あと、出演者には、プロの俳優に混じって押井監督の友人たちが多く出演しており、その扱いには爆笑するやら苦笑するやら。
     特に、スタジオジブリの名プロデューサーなんか、うどんの丼を叩きつけられて死ぬ冷やしタヌキの政の役だったけど、本当に恨みがあったんじゃなかろうね(苦笑)
     そうそう、途中ハプニングが発生した。
     映写機が故障したのだ。
     最初は画面とセリフが飛び、同じシーンが繰り返し流れた。
     押井監督の映画では珍しくない手法なので、演出かと思ってしまった。
     その後にも2~3回そんな事が繰り返されて、ついに場内の明かりが点いて、あっ本当の事故なんだと分かった。
     普通は腹の立つところだけれど、押井監督の作品だからと、むしろ得した気分(笑)
     帰りに渋谷の本屋立ち寄り。
     奥さんが、オカルト雑誌の『ムー』を今月は買い忘れたとか言って。
     忘れてりゃ良かったのに。
     駅からの帰り道、常連のお客さんに会い挨拶。
     それからまた歩いてると、別なお客さんに会って、また挨拶。
     うう、何を遊び歩いてるかと思われるな(・_・;)
     奥さんには、セブンイレブンでアイスクリームを買わされる。
     今日は、私の観たい映画を観たからという理由。
     付いてこなくても良かったんだがなー。
     薬局に行くと、注文しておいた漢方薬がいつもの時間になっても届かずヤキモキ。
     お客さんの要望は代金引換だから、郵便局の窓口が空いてるうちに届いて欲しいんだが。
     床掃除をしていたら、問屋さんが来た。
     あと10分というところで到着。
     急いで商品の梱包に取り掛かる。
     奥さんが迎えに行って連れてきた次郎が、退屈なのか泣くので郵便局まで連れて行った。
     腰痛に使いたいとの事で痛み止めを買いに患者さんがいらした。
     痛み止めで感じなくさせるだけよりは、こちらの方が良いですよと麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)を案内した。
     芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が欲しいとお客さんに言われ、何に使うのかを詳しく訊いてみると、成人の娘さんの生理痛のためだとの事。
     確かに、芍薬甘草湯地竜(ぢりゅう)を合わせた痛み止めでコリホンもあるので間違いではないものの、生理のたびに痛むようだと、あまり効果的とは言えない。
     疲れやすく体力が不足気味であれば当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)か、生理の前後にのぼせたり血の量が多いようだと桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が考えられる。
     本人ではないので、いまいち判然としない。
     とりあえず、今日のところは芍薬甘草湯を買うという事で、できれば後からでもご本人をとお話した。
     M叔父が店に来て、ステッキチェアはどこで売ってるかなと訊かれた。
     趣味で油絵を描いており、出かけた先で描きたくなった時に座ってスケッチするのに使えるようなステッキを探してるんだそうな。
     ううん、私も詳しくないからなぁ。
     試しにネットで検索したら、こんなのが出てきた。
     http://www.e-zakkaya.com/Templates/007110454.htm
     どんなもんでしょ。
     風邪の相談でいらした患者さんに、麻黄湯(まおうとう)桔梗湯(ききょうとう)を求められる。
     ところが、会計する段になって「胃薬もちょうだい」と言われた。
     あうっ、それはでは麻黄湯は合わない。
     麻黄が胃を温めるため、気持ち悪くなる事があるのだ。
     しかし麻黄湯を使いたいとは言われるので、胃には何にしようかと迷う。
     胃が張る感じがするというので半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)とも思ったが、冷えると痛みが増すという話から、患者さんが痩せ型な事もあって安中散(あんちゅうさん)に。
     昨日、山菜とドジョウを天ぷらを楽しんだので、残りを使った第二弾は、ドジョウ山菜パスタ。
     用意をしようと思ったら、奥さんに風呂に入れられてあがってきた次郎が、何故かおんぶ紐を持ってきた。
     なんだよ、おんぶしろってのか?
     おんぶしながら調理。
     狭い台所だから動きにくい。
     スパイスを効かせて、ドジョウ山菜パスタが完成。
     ウマー(´¬`)
     夜中にチャットで、「午後の紅茶が、なんか新しいのを出してましたね。
    ペットボトルの形が変わっただけなのかな」と私が発言したら、I氏が速攻で近所のコンビニだかで買ってきた。
     早っ!!Σ( ̄□ ̄;)
     モノは、『午後の紅茶スペシャル カムカムレモンティー』というヤツ。
     (音が出るので音量に注意)
     http://www.beverage.co.jp/gogo/op.html
     味について尋ねてみる。
     でも、甘さについてはI氏の評価はアテにならない。
     甘さに強いから。
     きっと草餅のチョコレートフォンドュも平気で食べられる。
     そして飲んだ感想はというと、「う~ん……(^^;」と唸ってた(苦笑)
     酸味が強いらしい。
     機会があったら、飲んでみよう。
     ところで、『午後の紅茶』は商品名だけど、朝のコーヒーというキャッチフレーズで販売しているメーカーが無かったっけ?
     ちと思い出せない。
     K氏は、『午後の紅茶』の新製品に『深夜の紅茶』はどうかと。
     深夜販売限定か(笑)?
     そしたら、早朝の紅茶とか、午後三時限定紅茶とかはどうか。
    「朝市限定販売の紅茶(o ̄∇ ̄)o」というI氏のコメントでオチ。
    ≪育児日記≫
     今日は、保育園で外にお散歩しに行ったようです。
     走る車を見たり、花を見たり。
     次郎は、とても動く物が好きなようで、車はすごく熱心に見てたんじゃないかと思うけど。
     で、保育園にも慣れてきたようで、よく何か「うーうー」とかお話を先生にしてくれるようになったとのとこを聞いて、少し私はホッとした。
     このまま、そういう生活に無理なく馴染んでくれればいいなと思ったりした。
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////

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    ◆4月27日(木)/2006年◆
     次郎が夜明けに大泣き。
     咳をした拍子に吐いた。
     またか?
     しかし、気持ち悪くて吐いたのとは違う吐き方で、少し安心。
     とはいえ、布団を汚したもんだから奥さんがキレる。
     シーツを取り替える頃には、せっかく咳が治まって寝入った次郎に再び怒鳴るもんだから、また起きてしまい大泣き。
     あのさー、もうそろそろ言葉を理解してきてるんだから、そういう怒り方は良くないんじゃないかね。
     子供の頃の病気ってのは甘えるべき時なんだから、そこで怒っちゃ、肝心な時に具合が悪くても何も言わなくなったりするぞ。
     私は、親父がいる時には陰でコソコソと吐いていた。
     家の外に出て、道路でゲロゲロ。
    『名探偵コナン ~探偵たちの鎮魂歌~』を観にアリオ川口へ。
     http://www.conan-movie.jp/index.html
     昨日は、私の好きな映画に付き合ったからと奥さんのリクエスト。
     チッ、そういう魂胆かよ(笑)
     劇場版10年記念作品だという今作は、蘭や少年探偵団たちが人質に取られ、期限内に事件の謎解きをして依頼者に語らなければならないという内容。
     遊園地が出た瞬間に、「またかよ」と呆れてしまったんですが。
     今回は、実は最初は私、てっきり工藤新一の父親が仕掛けたんじゃないかと思っていたんだけど、途中で本物の爆弾が爆発して危うく子供が怪我しそうなシーンが出て、ちゃんと犯罪事件なのねと分かったところで、ますます萎えた。
     いや、これは相当に勝手な話ではあるものの、なにしろ全編を通して緊張感が無いため、冗談としか思えなかったため。
     金持ちのタチの悪い完全な道楽とか、そっちの路線かと。
     そしたら、犯罪グループの仲間割れだってんだもの、物語が進むにつれてスケールがどんどん小さくなっていく。
     少年探偵団の活躍を封じ、黒の組織の出番も無く、それでいてサブタイトルに「探偵たちの鎮魂歌」と付けたなら、せっかく服部平次とコナンが行動を共にするのを、もっと推理を競わせて“熱い”展開にしてもらいたかった。
     制作サイドとしては、10周年を記念して可能な限りのキャラクターを登場させたと胸を張ってるようだけれど、この程度のショボイ事件を柱にするくらいなら、それぞれのキャラクターが絡む小さな事件が最後の方に結びついて収束していくという展開の方が面白かったと思う。
     劇場版というと、無意味に爆発したりする訳だけど、最後の爆発は、アレはないでしょー。
     あの爆発が、そのまま今作の出来を表してる気がしてならない。
     昼食は、アリオ内で『だし茶漬け本舗BUBU』を。
     http://www.ginzalion.jp/shop/index.html
     あまり期待せずに鯛茶漬けを注文したら、これがなかなかのお味で。
     まぁ、化学調味料の味なんですが(笑)
     でも、悪くないと思う。
     ドリンクのお茶も工夫してくれれば、私はハンバーガー系の代わりに通いたい。
     奥さんをアリオに残したまま、事務所に立ち寄り。
     総会資料の原稿を届けに。
     締め切り過ぎたのに、広報誌の原稿は集まっていない模様。
     気が重い………。
     奥さんを回収して(笑)、薬局へ。
     半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を買いに高齢の患者さん。
     これを飲んでいると、やはり落ち着くとの事。
     咽喉が詰まる感じがする人には、特にオススメ。
     他には、結婚式のスピーチなんかでの緊張の緩和に。
     財団法人日本自動車研究所から電話。
     補助金申請用紙を来月の2日までしか預かれないから、早くヤマハ発動機の売買契約書のコピーを送って欲しいと。
     そうは言われても、そのヤマハからまだ書類が届きませんで。
     入れ違うかのように、ヤマハから売買契約書が届いた。
     印字されている日付から換算すると、WEBで注文してから一週間くらいだな届くまで。
     すると、ヤマハからも電話が。
     先に出した注文をキャンセルするためのメールが届いていないと。
     2回も送ったはずなんだがな。
     メールを印刷してFAXで送る。
     次いで、財団法人日本自動車にも届いたばかりの売買契約書をFAXで送信。
     奥さんが次郎を保育園から連れて帰ってきた。
     遊び足りないのか、次郎がグズっている。
     おんぶ紐を見せると機嫌が良くなり、せがまれる。
     重いって。
     背負ったまま、店の中を行ったり来たり。
     奥さんは、いったんマンションに戻り、柳川鍋の材料を取ってきた。
     帳簿付けが溜まってるので、帳簿を遅い時間まで付けて、そのまま薬局で夕食を作る算段らしい。
     頭痛の相談で患者さんが来店。
     旦那さんが黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を使っていたので、自分も飲みたいという。
     あれは、体格が良くて上半身がのぼせるタイプの人向け。
     奥さんは痩せていて、肌も色白く、適応する感じではない。
     冷えが原因であれば、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)が考えられるものの、今の段階では飛躍のし過ぎか。
     まずは、釣藤散(ちょうとうさん)を試してもらう事にした。
     店の奥の台所から奥さんの悲鳴。
    「ネズミー!!」
     バカッ(>_<)
     お客さんがいる時に、なんて事を叫ぶんだ。
     飲食店じゃないからまだいいけど、ネズミ捕りだって売ってるんだから、そんな事を大きな声で言われては困るのだ。
     まったく=3
     ホリエモンこと堀江貴文氏が、保釈されたというニュースを各局とも、リアルタイムに中継したりと大騒ぎ。
     話題性はあっても、ニュースとして速報しなけりゃならない理由は無いと思うんだがな。
     まぁ、私もテレビで見てしまいましたが。
     なんと今日は、東京拘置所前には朝から見物人たちでごった返していて、東京地裁が検察側の準抗告を棄却したとのニュースが伝わった19時過ぎからは、さらに人が増えて500人くらいになったそうだ。
     屋台を出せば縁日みたいだ。
     で、カメラの前に姿を現した堀江氏、なんか痩せたらイイ男になってるじゃん。
     食生活を正せは、変われるかもという希望が(笑)
     ネットでの記事には、ゲーム業界団体のコンピュータエンターテインメント協会が、興味深いデータを公表していた。
     漫画やアニメ、ゲームのキャラクターに愛情を抱く「萌え」という言葉を、何らかの形で認識している人が6割を超えているという事がアンケートで分かったそうなのだが、そのうち「萌え」を会話で使う率は男性よりも女性の方が高いという。
    「使う」が最も多かったのは15~19歳女性の12.1%で、次いで20~24歳女性の11.1%となり、男性の最高は、20~24歳の8.9%留まりだったとか。
     アンケートの取り方は、首都圏と関西圏を中心に国内の3~79歳の男女を対象に実施し、1000人以上から回答を得たそうだから、一応は信頼できるか。
     そこからすると、テレビの報道番組なんかで、いかにもオタクといった風貌の男性が「萌え~」とか言ってるのを多く見かけるのとギャップがあるな。
    ≪育児日記≫
     鼻水が今朝、ちょっと出ていた感じでいたけど、元気なんで保育園に送りに行った。
     保育園では、とても機嫌が良かったようで、ブロックやままごとのオモチャをいじるのが大好きとの事で、御飯もよく食べていたみたいです。
     咳は、保育園では出てないようで、よかったと思う。
     それから身体測定もしたようで、身長は82センチ、体重は10.2キロぐらいだった。
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////

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    ◆4月28日(金)/2006年◆
     膀胱炎の薬を買いに患者さんが来店。
     抗菌剤をと頼まれるが、昨年の4月からすでに薬局の店頭では販売できない。
     なので、猪苓湯(ちょれいとう)を案内した。
     前に買ったという頭痛の漢方薬を求めて、お客さんがいらした。
     しかし飲んでいるのは息子さんで、名前を覚えていないという。
     神経性の頭痛という事だから、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)かな。
     会社勤めでストレスが溜まってという友人に勧めたら、良く効いたと喜んでもらえた物。
     本人は覚えてるようだから、もし違っていたら交換します。
     昼食を食べてから、奥さんと次郎を新宿駅まで送る。
     メンドウな。
     次郎は、体調がすぐれないのかバスの中でも大人しい。
     まぁ、助かるんですが。
     最近、電車を見ると「でんあー」と叫んで人にソレを見せようとする。
     だもんだから、駅で待ってる間も「でんあー」、電車に乗って窓の外を見ては「でんあー」と言い続けていた。
     お前、もっと具合悪くていいよ(笑)
     高速バスが乗車場にちょうど来ていて、あと3分というところで慌しく奥さんが切符を売り場で買ってきた。
     二人を見送って、ヨドバシカメラへ。
     店で使うプリンターのインクなどを買い込んで、某事務所に向かった。
     広報誌の原稿を届けに来ただけのつもりが、印刷最終日の今日になっても届いてない原稿があるという。
     事務局長から運営委員長に電話してもらったら忘れていた模様。
     FAXで手書きの原稿を急いで送ってもらい、これは事務局長にパソコンで清書してもらう一方で、他に不足している原稿を私が穴埋め。
     今までで、一番手間がかかってる気がする。
     なにせ、そのまま夜までかかってしまった。
     事務所では、夜の会議が始まった。
     ところが、主要メンバーが揃わない。
     各自に事務局が電話してみると、風邪やら仕事やらで来れない人多数。
     せめて連絡寄こせよと皆して怒っていた。
     困ったもんだね。
     来ていた人たちには、広報誌の印刷を手伝ってもらう。
     奥さんも子供もいないので怠惰な生活というのをしてみる。
     酔って酔って酔い潰れるのだ~。
     1人だと危ないか(・_・;)
    ≪育児日記≫
     今日から、静岡の私の実家に帰り、次郎を連れてった。
     旦那に新宿まで送ってもらったので、とても助かった。
     ちなみに私の誕生日でもあり、35歳になった。
     家に着く頃は、妹に足柄まで車で迎えに来てもらったりした。
     次郎は、雰囲気にちょっと慣れないでいたみたいだが、車に姪が乗ってることが分かると、急にニコニコしだした。
     なにか姪のこと覚えていたみたいなんで少々ビックリ。
     ちょっと実家で楽できるかなと思った。
     夜は、ケーキを買って、みんなで食べた。
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  • ≪通巻0263号≫
    健康食品の方が良いのかどうか/可哀想な世代?/薬をもらわないで/ガスター10に注意

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                 ≪通巻0263号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※1月10日(火)……健康食品の方が良いのかどうか
        
    ※1月11日(水)……可哀想な世代?
    ※1月12日(木)……薬をもらわないで
    ※1月13日(金)……ガスター10に注意
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆1月10日(火)/2006年◆
     地面が濡れていて、周囲の家の屋根がうっすらと白くなっているところを見ると、天気予報で言っていたように雪が降ったらしい。
     風が吹いていないので、そんなに寒くは感じない。
     午前中は、連休明けのせいなのか目の回る忙しさ。
     次々と患者さんやお客さんがみえて、お母んなどは問屋さんへの薬の発注を忘れたくらい。
     幸い、すぐに必要な物は無くて良かったけれど。
     いったん家へ、昼食を食べに帰った。
     何を呼ばれたのかと思ったら、三輪車を組み立ててくれという。
     なんだよー(^_^;)
     婆ちゃんがお金を出してくれて、お母んと一緒に奥さんが買ってきたらしい。
     まだ早いんじゃないかね、次郎には。
     中途半端に組み立てようとしていたのをバラすのに手間がかかった。
     そして三輪車のデザインはアンパンマン。
     アンパンマンは嫌いなんだがなー、私は(笑)
    「愛と勇気だけが友達」の寂しいヤツだぞ。
     三輪車が組みあがると、次郎は訳も分からずに「キャー」と言って抱きつこうとする。
     三輪車に抱きついても痛いのでは(・_・)?
     部屋の中で組み立てたもんだから、狭い廊下から玄関に出すのに苦労してしまった。
     私も良く考えろよ。
     その三輪車に次郎を乗せて薬局へ。
     ハンドル固定のピンを差し込んでおき、後ろに取り付けた取っ手で押す。
     これが、なかなかコントロールが難しい。
     ハンドルを固定してあるといっても、左右には少し動くので、次郎がハンドルに触ると曲げた方に三輪車が進んでしまう。
     関節痛の相談で患者さんが来店。
     膝が痛むという話だが、歩いてる時の方が楽で、温まるとやはり楽になるという。
     となると、麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)が合いそう。
     しかし、漢方薬は嫌いらしい。
     漢方薬局に来て漢方薬が嫌いと言われてもねぇ(^_^;)
     てな訳で、健康食品のサトウグルコサミンの方を買っていかれた。
     漢方薬よりも健康食品の方が良いというのも良く分からない。
     頭痛の薬を求めて患者さんがみえた。
     どうやら風邪での頭痛らしい。
     川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)の出番である。
     始めは、咳やクシャミがあり、出なくなったので治ったと思っていたそうだ。
     それは、風邪が体の奥に入ってしまったんですねぇ。
     症状が治まったと思って油断していると、ぶりかえすので要注意。
     やはり風邪の相談が多く、そして油断している人も多し。
     今度の患者さんは、風邪をひいてから三日ぐらい経っているという。
     食欲も落ちてきているそうだから、もう少し早く手を打って欲しかったところ。
     地竜(ぢりゅう)柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)で治してもらおう。
     買い物をして次郎を迎えに来た奥さん、帰ってから支度をするのが面倒だと思ったのか、薬局で夕食を作るとか。
     まぁ、いいですけど。
     作ったのは長崎ちゃんぽん。
     野菜を切って炒めてというのは手間かもしれんが、薬局の台所じゃ調理しにくいんじゃないかね、むしろ。
     そして、お風呂を沸かしておくからと奥さんは先に帰り、私が次郎を連れて行く事に。
     しまった、狙いはソレか(笑)?
     次郎を三輪車に乗せて帰ろうとしたら、途中で降りて歩き出す。
     どうやら、もう飽きたようである。
     困ったヤツだね、どうも。
     しかも、家と反対方向に歩いていくから、どんどん家が遠くなる。
     やむなく次郎を三輪車に無理やり乗せて、後ろの取っ手を押し下げる事で三輪車の前輪を浮かせたウィリー走行に。
     こうすれば次郎は転げ落ちないようにハンドルにしがみつき、足は地面に付かないから降りる事もできない。
     これで一気にマンションまで辿り着いた。
     三輪車を怖がるようにならなければ良いが( ̄▽ ̄)
     ネットで、毎日新聞の論説を読んだ。
     ゲンジボタルの名前の由来で前フリ。
     ゲンジボタルは体長15ミリ前後で、尾が淡く黄緑色に光る様子を見て、『源氏物語』の光源氏をイメージし、ゲンジボタルと呼んだと解説し、当然続くようにヘイケボタルの名前の由来を語るのだが、そこで唐突に「もう一種類の蛍を権力闘争が好きな(例えば小泉さんのような)日本人?はヘイケボタルと命名した」とか言う。
     名前を付けた誰とも知れない人を、勝手に「権力闘争が好きな日本人」ってのは、疑問符付きでも変な推測ではないか。
     しょっぱなから、随分と無茶な論説だなオイ。
     そこからどこに話が繋がるかと思えば、耐震データ偽造事件。
     実は、ゲンジボタル北限の地である宮城県金成(かんなり)町(昨年4月の町村合併で栗原市)に、『姉歯の松』という松があるのだそうな。
    「小野小町の姉または松浦佐用姫の姉の墓の上の松」だとの事。
     ははぁ、そういうのを見つけてくるというのは面白い。
     “姉歯”があって、町の名前が“金成”という事で姉歯元建築士のイメージが重なって、迷惑な話だというお話。
     駄洒落が、いかに日本人の文化に根付いているかを如実に物語っている……という話にでも行くのか。
     そういうユーモアの話には行かず、これまた唐突に事件の元凶は、「『稼ぐが勝ち』の小泉流市場原理主義を実践するファンドが、賃貸マンションを高利回りの物件として買いあさる。少しでも早くもうけようとする業界が突貫工事でマンションを建て」云々と語りだすのだ。
     えっと……、言ってる事は間違っちゃいないかもと思うけど、“小泉流市場原理主義”とやらの解説をしてくれないと意味が分かりませんが。
     新聞のコラムや論説を書く記者の中には、なんだか造語を作るのが好きな人が多い気がする。
     英語などからのカタカナ語が分かりにくいと世間で言われるように、そういう造語も分かりにくい。
    「ああ、なんか皮肉を込めてるんだろうなぁ」とは予想がつくものの、書いてる本人の中だけで完結されてても困るんですけど。
    「民間でやれる事は民間に」、「市場の競争原理にのっとって」というのが、「稼ぐが勝ち」とイコールになる事を証明してくれなきゃ。
     例えば、株式市場も以前より様変わりしている。
     『ソフマップ』が業績の下方修正を発表した時、その株価は上昇した。
     昔ならば、下方修正の発表は株価の下落につながったはずである。
     しかし、正直に業績を発表する事で信用が高まった訳である。
    「稼ぐ会社に、より期待が高まる」のは変わらないとしても、「稼げない会社は駄目」という事でもなくなってきたのだ。
     そしてそれは、皮肉にも個人投資家が増えたからというのもあるかもしれない。
     会社の業績を睨みながら投資するのとは別な、日銭を稼ぐだけのデイトレーダー参入で、日々のニュースや噂で株価が乱高下するようになったのは、単なる投機で嘆かわしいとみる向きもあるだろうが、同時に短期の業績の悪化や、悪材料が会社にあっても、再建させるのが可能だという事である。
     企業の情報開示が進めば、“市場原理”の原理原則である、「買い手と売り手が互いに信用を基盤にして取引をする」のが当たり前になるかもしれないのだ。
     おっと、脱線。
     論説の最後の方では、『姉歯の松』の解説になっていた。
     『伊勢物語』に出てくる逸話だそうで、陸奥国を訪れた在原業平が地元の女性と親しくなったのだが、業平は彼女を都へ連れて行くつもりはなく「栗原の 姉歯の松の人ならば 都のつとに いざといはましを」(姉歯の松が人間なら、土産として都へ行こうと誘うのだが)と詠んだという。
     そして、女性の方は裏切られたと思いながらも、「美しい自然の歌」に感激したのだとか。
     なんか、女性が言いくるめられてるようにしか思えないんですが(苦笑)
     で、その話が悲しい物語としながら、筆者が導き出した結論は……。
    「権力闘争も金もうけも、自然の優しさ、厳しさの前では米粒のようなものではありませんか。僕は、バブル猛反対!」
     ズルッ(・_゜)
     自然は、人間に優しくも厳しくも無い。
     自然からすれば、人間による恩恵など無いに等しい。
     ってか、権力闘争が嫌なら出世を望まず、金儲けが嫌なら給与も貰わないように。
     Y氏からメールが入る。
     頼まれていた講演のテープ起こし原稿を、明日までにO氏にメールで送っておいて下さいと。
     ガッ!!Σ( ̄□ ̄;)
     そりゃ確かに、元々は昨年の11月末頃に仕上げて送る事になってはいましたけど、そのO氏からメールの返事が来てないんで後回しにしてたから、終わっておりませぬ。
     テープ起こしって、最終的にどんな形態で使うのかが分からないと、本当に全ての発言を起こしておいて校正までしておかなきゃならないから、手間と時間がかかるんだよね。
     だから、どの程度仕上げておけば良いのかをO氏に尋ねようとメールしてあるのだ。
     暇な訳では無いので、詳細が分かるまで放っておいた次第で。
     しょうがない。
     腹括って、全文起こしの完全な校正をしてみせましょ( ̄^ ̄)
     とはいえ、あまりに孤独な作業なので、チャットに入ったらI氏が胃の調子が悪いという話。
     本人の弁によれば、「風邪っぽい」との事。
     それでいて熱は微熱なのに寒い感じがするそうで、これはやっぱりノロウイルスによる胃腸炎ではなかろうかと予想。
     I氏はスーパーに勤務してるので、感染しやすい事を考えると、仕事を休んだ方が良いかと悩まれた。
     病気自体は、老人や幼児、もしくは極度に体力低下した人でなければ、たいした事はないのだけれど。
     I氏には、地竜柴胡桂枝湯で様子を見るように伝えた。
     それと、カイロで左脇腹を温めるようにとも。
     I氏の彼女のS子さんからうつされたか、それともうつしてしまったかという話も出たけれど、もし移されたとしたら、慣用句を忘れるとか、諺を間違えるという症状が出るのではないかと、本人がいないのをいい事にヒドイ事を(笑)
     話の中で、鉄道会社で車掌勤務のK氏も、このノロウイルスにやられて、走行中の電車で吐きまくったという事を聞かされた。
     それはご愁傷様で(^_^;)
    ≪育児日記≫
     今日は、義母とハッピーで次郎の三輪車を買った。
     アンパンマンのだった。
     最初、ハローマックに行ったけど高かったので、そちらよりハッピーの方にした。
     次郎も連れて行った。
     車に乗せると、騒がないで機嫌が良いので助かった。
     風が冷たかったけど、次郎は元気だった。
     旦那は具合がそれほどよろしくないみたいだった。
     だからホカ弁を買っていった。
     次郎は、ずっとハシャいでるようだった。

    ◆1月11日(水)/2006年◆
     ほぼ徹夜明けで、講演会のテープ起こし(ICレコーダー起こし?)をあげてメールで送信。
     直接に頼まれたのはY氏からなのだが、この原稿を必要としているのは面識の無いO氏で、昨年に一度メールをしているのに返事が来ない。
     一回くらいだとメールの消失などが考えられるものの、Y氏を通してもO氏からは連絡が無かった。
     なんで連絡をくれないんかな。
     仮眠を取って薬局へ。
     Y氏から、原稿の事でO氏に直接連絡を取って欲しいとメールが来たけれど、なんで私の方からしなきゃならないのか分からず放置を決め込む。
     締め切りを遅らせたのは申し訳ないとは思うものの、一度も打ち合わせに応じてもらえず、こっちはこっちでいらぬ苦労をしたのだ。
     なんで、こんなに腹が立ってるんかなと思うと、講演の内容にイライラしたから。
     それは後述。
     八味地黄丸(はちみじおうがん)を買いに、お客さんが来店。
     奥さんが夜中に何度もトイレに起きてしまのうで、ハルンケアを飲ませてみたのだが効かず、友達から勧められたのだという。
     えっと……、中身は同じです(^_^;)
     メーカーも罪作りな。
     なんにしても、八味地黄丸は男性の前立腺肥大による頻尿などには効果があるが、女性の場合には別な選択も考えられる。
     特に、寒くなってきてから症状が現れたという話からすると、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)が適応しそうだ。
     成人の息子さんが風邪をひいたようだとの事で、母親が薬を買いにいらした。
     微熱があり、頭が痛いと言っているらしい。
     うちでは定番の、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)を案内した。
     すると、
    「薬を飲みたがらなくてねぇ」と言われる。
     嫌だからと我慢できる程度ならば、いちいち苦しがるなよと、患者さんに優しくない事を思ったり。
     一応は買っていかれたけれど、どんなもんか。
     で、腹の立った講演の内容。
     講師は汐見稔幸氏による子育て支援に関する講演で、そのための町作りの取り組みなどを国内外の事例から紹介していた。
     http://www.ikuji-hoiku.com/other/kyouji.html
     それはいい。
     しかし、ところどころでムカつく事このうえない。
     一番腹立たしかったのが、同一世代をひとくくりにし、そのうえ問題を本人の手の届かない所に、勝手に持っていってしまうところ。
     例えば、私のような三十代の親が子供の頃には、管理教育が徹底されていて、さらにイジメや校内暴力が問題となっていた時代で、同窓会などでも学校の楽しい思い出を語る事が少ないという。
     まぁ、それは事実の指摘と、主な事項を抽出しただけだから構わない。
     ところが、子供時代の楽しい思い出が少ないから、「自分の子供に対してもどうして良いか分からないのです」と論ずる辺りからおかしくなる。
     そして、それは彼らのせいではないと“擁護”するのだ。
     曰く、「そういう育ち方を強いられたんだから仕方が無い。彼らは悪くないんです」と。
     なんだか、「貴方が不幸なのは、先祖の因縁があるからです」と本人の預かり知らない所に原因を持っていって、口車に乗せようとするインチキ霊能者の言のようである。
     とにかく、そんなふうにやたらと若い世代を“哀れんで”くれるのだ。
     どうにも腹立たしくて仕方が無い。
     環境がどうだろうと、どう育てられようと、無意識と意識的にとに関わらず、最終的な取捨選択は自分でしてきたつもりだ。
     今の自分のアイデンティティーは、自ら獲得して構築したものである。
     人の言いなりになるのも一つの選択。
     人に逆らうのも一つの選択。
     あらゆる影響を受けつつ、まぎれもなく自分で選んで生きてきた。
     それを、勝手に哀れんで「本人のせいじゃない」とか言って否定される謂れは無い。
     で、これが70年代生まれの人に関する講師の見解。
     それがさらに、80年代生まれの人にも及ぶ。
    「17歳の凶行」が取り沙汰された事件を並べ立て、それは80年代の遊びの環境の変化が原因だという。
     1つは東京ディズニーランドの開園による遊びのテーマパーク化、もう1つはファミコンの普及による遊びの屋内化。
     自分で工夫して遊ぶ事で、考える力が身に付くのに、それができなくなったと。
     私は、事件を起こした子供達に“更生の機会が必要”だとはちっとも思ってなくて、理由の如何を問わず厳罰でという考えなのだけれど、それにしたってこの論法では可哀想に思う。
     だって、本人たちの想いや考えはまったく無視されて、本人たちにはどうしようもない所に原因がある事にされちゃって。
     私もこの講演会には誘われてたんだけど、行かなくて良かった。
     目の前で聞いてたら、机蹴り倒していたよ。
     講演者の論だと、私たちの世代は我慢が足りなくて、キレやすいそうですから。
     講演者の面子のためにも、キレてやらなければなるまいてヽ( ´ー`)ノ
     まぁ、私が個人的に短気なのは認めるけどさ(笑)
     不思議なのは、この手の子供の教育を論じる人って、自分たちが子供の頃の教育に関しては、優れた点しか語らない。
     大人はちゃんと叱ったとか、川原や原っぱなど外で遊ぶ場所がたくさんあったとか、ガキ大将的な存在がいたとか。
     いっそのこと、この手の講演会では1人の分を録音しておいて、その部分になったら同じ物を流せばいいんじゃないかね。
     そして、昔は良かったという話の後には、当然の事ながら対比として今の教育の問題点を挙げていく。
     これが以前ならば詰め込み教育批判とテレビゲーム批判がセットで、今だとその世代が大人になって子供の育て方が分からないという憐憫とテレビゲーム批判がセットだったりする。
     今回の講師の場合は後者な訳で、その話の中では子供を見る場合には“別な見方が必要”だと説く。
     例えば、何をするにも遅い子供は将来は仕事を丁寧にするようになるかもしれないとか、カンの強い子供は気持ちを外に出すのだから芸術家に向いてるかもしれないとか、そういうふうに考えましょうと。
     それは同感。
     ただし、百歩ほど譲って。
     納得いかないのは、そういう見方を、どうして昔と今の教育の対比にも持ち込まないのか。
     昔は、人権意識が低かったとか安全面への配慮が足りなかっという問題点があるはずではないか。
     今は、親が子供と一緒に育つ事による友達的な関係を持つようになったというような良い点もあるはずではないか。
     講演を聞きに来た人たちのニーズに応えているというのもあるのだろうが、そのダブルスタンダードぶりはちょっとズルイ気がする。
     その講演を聞きに来ている方も来ている方で、早期教育のくだりで講師がその滑稽さを指摘すると、ワッワッと笑っていた。
     確かに、まだ立ち上がりもしない赤ん坊に英語を教えたり、簡単な足し算引き算を教えたりという光景は、馬鹿馬鹿しく見える。
     しかし、忘れてはいけない点がある。
     それは、早期教育の有効性が立証されていないのと同じように、早期教育が無益だという事もまた立証されていない点。
     テレビのワイドショーなどで見て笑うのならともかく、アナタたちは子供の教育についての興味を持って、この講演会に出席しているはずではないのか。
     それが、自分とは違う教育手法を選んだ人たちを笑うというのは、どういうつもりか。
     ものの見事に、講師の話術にはまってしまっている。
     その講師がまた、変なことにイチャモンつけて、それでまた参加者が笑っているし。
     何かというと、『エッセ』という雑誌で、公園デビューの日のための服装特集があり、その記事に「派手からず地味からず」とか、「髪もこの程度の手入れしていきましょう」というような事が書いてあり、そんな事に気を使わなきゃ子育てできないんだったら、そんなの誰もやらないという。
     それって、パソコン専門誌を読んで、ファショッン情報が載ってない事を笑うのと同じくらい無意味だと思うんですが。
     http://www.fujisan.co.jp/Product/228
     後半では、子供には優れたオモチャが必要だという話。
     優れたオモチャとは何か。
     はい、もう分かりますね。
     聞くまでもありません( ̄▽ ̄)
     積み木です、粘土です、ブロックです、あるいは伝統工芸の玩具です。
     これらを挙げる人は、想像力が育まれるとか言うけれど、子供の想像力を侮っていないか?
     スポンサー主導のテレビ番組のオモチャを手にしたって、子供は想像力を働かせるもんだよ。
     おそらくは、設計者は想定していなかったような遊び方をする。
     合体変形する物なら、劇中に無い変な組み合わせもする。
     私が子供の時には、宇宙に関するイラストや写真入りの図鑑を広げて、そのうえにヒーロー物のオモチャを乗せ、頭の中では壮大な宇宙空間を想像して遊んでいた。
     それとも、その程度の想像力じゃ駄目なのか。
     伝統工芸品の玩具は、世代を越えて受け継がれて一緒に遊べるというのが利点の一つなら、『ウルトラマン』だって『ガンダム』だって、世代を越えて親子が一緒に楽しめるという点において、“伝統”を纏い始めてるけど、その研究評価はされないので?
     研究だけの机上の空論でしか論じられない学者ではなく、ちゃんと自分の子供も育てて、実践的に子育て支援の活動をしている人からして、他の教育関係の研究者と同じ事しか喋らない。
     これは、研究者の視点が偏っているのか、講演会を望む参加者の方が偏っているのか。
    ≪育児日記≫
     今日は、夜ピザだった。
     旦那は、体調がまだあまりいいわけでなかったせいか、お昼も食べずにピザを食べるために空けといてくれた感じだった。
     次郎は、最近また夜遅くまで起きるようになり、午前中、芝北公民館に赤ちゃん相談に行った時もそのことを指摘された。
    「夜、早めに寝かせるようにして下さい」みたいに。
     しかし、このところ咳とかしてたせいか、本人もあまり夜寝られずにいるみたいで、相談をしたりした。
     4月から保育園に内定しているので、それがとても心配とも保育士さんに話したりした。
     次郎は、また気に入ったオモチャを離さずにいて、帰りは大泣きしていた。
     保育士さんに借りたオモチャだったんだけど、まだ他人と自分のオモチャの区別はできないみたいだった。

    ◆1月12日(木)/2006年◆
     朝、咳き込んで眼が覚めた。
     風邪の症状が治まった後に、咳だけが残る基本中の基本。
     鼻が詰まる事からしても、体内に熱がこもってしまったようだ。
     麦門冬湯(ばくもんどうとう)麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を飲んでおく。
     電話で、痛風の相談を受けた。
     これまでに何度か他の患者さんからも問い合わせがあったので、調べてあったところでは越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)が選択の一つ。
     腎臓の機能を安定させて、痛み止めの効果もあるというのが、その根拠である。
     ただし、冷え症の人には向かないので注意。
     実のところ、本当に痛風という事だと病院での治療を受ける人が多いから、店頭での治療実績は心もとない限り。
     誰か試してレポートしてくれないかしらん。
     とか思っていたら、電話で痛風の相談をされたお客さんが来店した。
     患者は、お兄さんだそう。
     以前に病院の診察で、痛風と診断された事があるのだが、その後病院には行っていないとの事。
     ところが、お兄さんの友達にも痛風の人がいて、その人の飲んでいる薬を分けてもらって服用したら効いたから、それを買ってきて欲しいとか頼まれたという。
     なんで、そんな怖いことをしますか(^_^;)
     でもって、肝心のその薬がなんだったのかが分からないというので、今日のところは何も買わずに帰られた。
     無事に男児が戻ってきた、光ケ丘スペルマン病院からの新生児連れ去り事件の続報をテレビのニュースで観てコケる。
     男児とは直接関係無い病院に身代金を要求するという手口から、もう少し計画的なのかと思ったら、各病院を下見してみて「侵入しやすそうだった」という理由で選んだのだとか。
     馬鹿だ(^_^;)
     あそこはキリスト教系の病院だぞ。
     宗派にもよるけれど、キリスト教系は貧乏が多い。
     病院のサイトに書いてある解説によれば、米軍とその家族から寄附を集め、さらに来日中のスペルマン枢機卿の援助を受けて開設されたそうだ。
     http://www.spellman.or.jp/
     そのうえ、スペルマン病院は「奉仕の精神」で“経営”してたらしいから、貧乏このうえない。
    ≪育児日記≫
     今日は、次郎の1歳6ヶ月過ぎてから行なう歯科検診にB歯科に行ってきた。
     夕方から行ったのだけど、すぐにやってもらった。
     そしたら虫歯も何も無いようなんでよかった。
     フッ素を頼んだけれど、もう少ししたら来てとのことだった。
     通常、2歳ぐらいになってからでいいそうだった。
     だけど、やっぱり心配なので訊くと、そんなに特別何も手入れしてないとか、ずっと哺乳瓶を舐めさせてるとかしなければ大丈夫なんだってさ。
     まぁ、そんな訳で少し安心した私は、今まで通りの手入れでいいんだと実感した。

    ◆1月13日(金)/2006年◆
     明け方近くに、次郎の夜泣きが始まり、これがなかなか納まらない。
     ちょっと静かになったと思っても、また「ギャーン!」と泣き出す。
     何がそんなに怖いのか、寂しいのか。
     奥さんの方が先にグロッキーになり、やむなく私が次郎と一緒に起きてリビングに連れ出した。
     バナナを差し出すと、バクバクとスゴイ勢いで食べていく。
     お腹が空いてたのか?
     オッパイは飲まなかったようだけど。
     私も朝食をと思ったが、なんにも無いのでカップ麺を食べた。
     イタリアンだそうな。
     トマト風味は、みんなイタリアンなのね。
     分かりやすくていいけど。 
     奥さんが起きてきて交代。
     出勤時間まで寝る事にした。
     咳止めを買いに患者さんが来店。
     痰が絡むという事で、前に買ったのが効いたから同じ物をと頼まれた。
     おそらく麦門冬湯(ばくもんどうとう)のはずと思って顆粒を出したら違うとの事。
     あっ、液剤でしたか。
     液剤は割高だから、あんまり売った記憶が無いんだよね(苦笑)
     でも、液剤を買ってもらえると助かる。
     倉庫の場所食いなので。
     午後から頭痛がしてきたので、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)を飲んでおく事にした。
     年末の風邪をまだ引きずってるのか、それとも次から次へと感染しているのか。
     寒気がする、咽喉が痛い、手足が冷たいと患者さんから相談される。
     地竜(ぢりゅう)が家にあるので、それを飲んでいたという。
     それは良いですね(^-^)d
     やや高齢の患者さんでもあるため、一緒に飲む物として麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を案内した。
     地竜排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに、お客さんが来店。
     今すぐに使うわけではないが、備えとしてだそうである。
     私も家に備えておこう(・_・)
     関節痛の相談で患者さんがいらした。
     痛いのは膝で、風呂に入ると楽になるようなので、温めるために麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)を勧める。
     ガスター10を買いに患者さんがみえたのだが、念のために症状を尋ねると、胃が痛い訳でもなければ、病院で胃酸過多と診察された事も無いという。
     そして、使うのは初めてだとの事。
     さらに詳しく話を聞くと、胃が弱いという自覚はあるらしく、今回は胃が痞えた感じがするというのが主訴。
     それですと、がスター10は向かないかもしれません。
     あれは胃の働きを抑える薬なので、胃の弱い人が飲むと、胃が正常に働かなくなってしまう可能性が。
     そこで、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を勧めた。
     それから、お酒の飲み方も注意するようにお話した。
     宴会なんかだと、どうしてもビールで乾杯してから始まるから仕方ないっちゃ仕方ないのだけれど、食べる前に冷たい物を飲むと、胃の周りの血管が収縮して働きが悪くなる。
     働きを悪くしてから味の濃い物を食べ過ぎたりするから、ますます胃は悪くなる。
     できれば、食べたり飲み進む前に、早めに日本酒の熱燗や蒸留酒のお湯割りに切り替えて、胃が充分に温まってからビールなどを楽しみましょう。
     さて、今日は店を閉めてから運営会議。
     この間の、腹を立てた講演会の主催でもある(笑)
     本当はすでに始まっているのだけれど、どうしても間に合わないのは伝えてある。
     しかし、駆けつけてみると、あまり話が進んでいない様子。
     困ったねどうも。
     運営する側に理念や理想が無きゃ人を動かせないのは確かだけれど、もう少し情報の整理や取り組みの具体化などの実務的な話も積み重ねていかないと駄目なのでは。
     遅く帰って遅い夕食。
     奥さんは、次郎を寝かしつけるのに成功した模様。
     ネットニュースを眺めていたら、大相撲初場所で「化粧廻しに“物言い”がついた」という話題があった。
     新十両の猛虎浪の化粧廻しが、プロ野球の阪神が商標登録する虎のロゴマークとデザインが似ているとかなんとか。
     昨年の九州場所後の昇進を機に3本の化粧まわしが後援者から贈られて、そのうちの1本が四股名にちなんだトラの絵柄だったそうだ。
     で、阪神の球団営業部が「個人的に使うのと客商売では違う。電鉄が認めたと世間に誤認を与えかねない」として抗議したらしい。
     ん~、阪神が、くだらないイチャモンをつけてると世間は誤解するんじゃないかね(笑)
     よっぽどデフォルメするんじゃなければ、そりゃ似るわな。
     トラなんて、犬や猫なんかと違って、パッと見の個体差が少ないんだから。
     他方、大分県杵築市八坂の大分空港道路では不思議な現象が起きているという記事。
     ほぼ同じ場所で、スリップが原因と見られる車の事故が近い日に計6件あったとか。
     不思議なのは、現場は昨年12月に水はけの良くなる舗装をしたばかりで、にもかかわらず雨でもないのに路面が無色無臭の液体で濡れているとの事。
     ははぁ、不思議な事もあるもんで。
     昨年話題になったガードレールに金属片が挟まっていたのが、擦った車体から剥がれた物と特定されたように、分かれば単純な事なのかもしれないけれど。
    ≪育児日記≫
     今日は、少し風が強かった。
     次郎を連れて蕨まで行って100円均一で水道の蛇口用のと濾過キャップとウェッティと飴3本を買った。
     次郎が店員の人に自分の欲しいものをレジのとこまで運ぶようになってビックリした。
     とりあえず、雨も降りだしそうな感じだったけど、ちょっとパラパラしただけで、本当は傘を買おうとしたんだけど、必要も無くて良かった。
     次郎の成長には、たまにはビックリするけれど、いつも突然なんで驚くことばかりだった。

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  • ≪通巻0262号≫
    「いつもの事」と平常心を持とう/頭痛に使う漢方薬も多し/子供の事を考えれるのであれば

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                    ≪通巻0262号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※1月7日(土)……「いつもの事」と平常心を持とう
    ※1月8日(日)……頭痛に使う漢方薬も多し
    ※1月9日(月)……子供の事を考えれるのであれば
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆1月7日(土)/2006年◆
     朝起きたら、見事に咽喉が痛い。
     奥さんは、私のイビキがうるさかったという。
     ありゃ、それほど扁桃腺が腫れてるのか。
     今日は、Webラジオの収録があるのに~。
     桔梗湯(ききょうとう)響声破笛丸(きょうせいはてきがん)を飲み、ついでに現代薬の消炎鎮痛剤も飲んだ。
     どれか効くだろうというヒドイ飲み方。
     いつもは昼食を兼ねて打ち合せをするので、急いで出たつもりなのだが、遅れそうなためスタッフにメールを入れた。
     すると、スタッフのM嬢から、時間が変更になったはずと知らされた。
     あう、それは知らなかった(;´д`)
     スタジオのレンタル時間に集合という事なので、JR新宿駅南口の『ファーストキッチン』でブランチを摂る。
     昨夜書き上げた構成台本に目を通して、ネタの優先順位をチェックしたりしていたら、結構時間を潰してしまった。
     用意した構成台本のネタも、スタジオ入りする前に何か面白い事があれば差し替えてしまうのだが。
     それでもまだ少し時間に余裕があったから、『ヨドバシカメラ』のホビー館に立ち寄った。
     ここでも何かネタが拾えるかもしれんと自分に言い訳。
     そしたら、面白そうな物を見つけて購入した。
     『おふろDEレール』というオモチャ。
     
     お風呂にレールを浮かべ、そこにゼンマイ仕掛けの車両を1輌だけ走らせて、なんの意味があるのか。
     その無意味さに惹かれたのだ。
     おそらく、これを開発した人は、普通のプラレールを風呂に浮かべてみたりしたのではないだろうか。
     オモチャを買うのに、次郎へのお土産という言い訳も成り立つのだが、対象年齢がまだ達していない。
     私が楽しみたいだけ(笑)
     この後の収録でも使わなかったから、本当に自分の楽しみのためだけになってしまったヽ( ´ー`)ノ
     そんな訳でスタジオ入り。
    「本年もよろしくお願いします」と挨拶。
     構成台本に目を通してもらい、予定していた話をバッサリ切ったり、その場で出たネタを拾ったり。
     それでも、喋り始めたら、また変わる。
     それから、収録の合い間には今後の打ち合わせの事も少し。
     スタッフの中で仕事が代わる人がおり、収録のスケジュールを調整しなきゃならない件や、スタジオも新宿メインで使っていたが、違う場所も探しましょうというような事を。
     今日は、月初めで病院も営業しているため、私は収録後に急いで薬局へ。
     慌しく別れる事になり、話を持ち越しにせざるをえなかったのが残念。
     高齢の母親の相談で、お客さんがいらした。
     疲れやすいという事で、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を案内した。
     しかし、詳しくお話を訊くと、手足が相当に冷えている様子。
     そうであれば、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)も良いかもしれないと勧めたところ、とりあえず両方試してみるという事でお買い上げいただいた。
     S子さんからメール。
     閉店時に、店に押しかけようと皆で画策しているという。
     まぁ、いいですけど(笑)
     排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を買いに、患者さんが来店。
     歯茎の腫れに良く効いたと気に入ってもらえた模様。
     でも、歯科医には足を運んで下さいね。
     そして、本当に友人たちが押しかけて来る。
     閉店時間なのでシャッターを下ろし、血流計で測定したり、ワイワイと。
     昨年入院もしたK氏が極めて正常な結果が出て、Iちゃんが「納得いかな~い!」と。
     しかし、Iちゃんの“元・彼氏”と“元・彼氏だったかな”と“現・友達以上”と“現・不倫相手”が一堂に介するというのは、なんのドラマの脚本だよ(笑)
    「男が途切れないねぇ」とは皆の見解。
     皆で夕飯をと、『ビッグボーイ』へ移動。
     車組と電車組がおり、電車組は歩きで、私は自転車で。
     『ビッグボーイ』に到着すると、先に着いていた車組が予約を入れていたようで、中に入ろうとしたら携帯電話が鳴った。
     表示を見ると、自衛隊員のS氏から。
     私は基本的には携帯への電話は出ないで、留守録にメッセージが入っているかどうかで重要度を確認してから折り返しなのだけれど、S氏からの電話は入った時に出ないと、今度いつ繋がるか分からない。
     案の定、電話に出たら豪雪地帯への救援のために待機命令が出て、数日後に出動だとの事。
     S氏の弁によれば、「待機命令が禁固刑で、出動命令が懲役刑です」と。
     幸い日本の自衛隊には銃殺刑が無いから、しようと思えば脱走もできるんですが、自衛隊法が改正されたらどうなるかなんて馬鹿話もしつつ、お互いの近況報告などを。
     そんな電話をしている間に電車組も到着したのだが、そのまま話し続けた。
     部隊が移動したりすると、電波が届かなくて携帯電話もメールも使えなくなるので、ホント話せる時に話をしないと。
     電話を切って店内に入ったところで、ちょうど席へと案内される事に。
     8人の大所帯で席が確保できて良かった。
     ワインを飲みたいなと思ったものの、実は体調がまだ万全ではなく、I氏に一緒に飲みませんかと持ちかける。(体調が悪けりゃ飲むな)
     ところが、注文したワインが来なかった。
     食べ物は揃ったところで店員が伝票を持ってきて、「ご注文の品は以上でお揃いでしょうか」ともなんにも訊かずに、無言で置いていった。
     この段階でカチン。
     まぁ、いいんである。
     注文を忘れられるのは1回や2回じゃない。
     注文したデザートが来ないまま閉店時間になって、危うく追い出されるところだった事もある。
     いちいち腹を立ててたら、気分が悪い。
     売り忘れられた商品は、買わなければいいだけの事。
     そう思っていたら、周囲も来ていない事に気づいてしまった。
     で、気を利かせてくれて店員さんに声をかけてくれたのだけれど、もう食べ終えちゃったし今から飲んでもなんだから断った。
     そもそも、注文した品が揃ったかどうかを確認もせずに伝票を置いていったのが手抜き。
     それで、わざわざ忘れられた物を買って儲けさせてやる謂れは無い。
     そしたら、さきほどの伝票を置いていった店員さんが謝りに来た。
     コレ自体は当然の良い対応。
     しかし、ここでマトモに応じると説教モードに入ってしまい、ますます泥沼なんて事に。
     私1人の時には構わないけれど、他に人がいる時に面倒は避けたい。
     ついて出た言葉が、
    「いいです、“いつも”の事ですから」と一言。
     いかん、かえってイヤミになってしまったσ(^◇^;)。
    「あ~」と周囲からの声。
     なんか変なスイッチが入ってしまい、皆には申し訳ない。
     皆と別れて、夜になってからチャットに入ると、一部の人はそろそろ帰り着いたくらいの時間。
     I氏が入ってきたので、先ほどはすいませんと言っておく。
    「何をそんなに気にするので」とI氏に訊かれる。
     いや、ホントに回数が多くて(^_^;)
     黒焦げのハンバーグがなんの疑いも無く出されたり、奥さんが熱いコーヒーをかけられたり、相性悪いんじゃないかと思えるくらいで。
     S子さんからは、「じゃあ次回は違う店に行きます~?」と言われたけれど、これはもう自分が呼び込んでるんじゃあるまいか。
     今日行った店の隣にある『おたる』という回転寿司じゃ、ネタがことごとくシャリの横に落ちてるのが続けて出たり、斜め向かいの『サイゼリヤ』でも注文忘れは当たり前だし、近くの『ジョナサン』じゃ8回行って注文を忘れられなかったのが2回だけだったり。
    「あのエリア自体、何かあるのかも( ̄□ ̄;)!!」とI氏には驚かれる。
     天然全開ネタの宝庫のS子さんにすら、「埼玉県民特有とか?」などと言われる始末(苦笑)
     おそらくは、単純にバイトの回転が早いだけだど思うんだけど。
     メチャクチャ良い店員が入る時もあるので。
     どこの高級レストランだよってくらいの人が(笑)
     まぁ、アルバイトは臨時雇いみたいなものではあるけれど、そういう良い人材を確保して残しておけないとしたら、会社にとってはモッタイナイ話だと思う。
    ≪育児日記≫
     今日は、旦那がどこか出かけたらしく、いなかった。
     体調は良くなさそうなのに、付き合いは欠かさない人なんで、具合悪くても行くのよね。
     それで、たぶん疲れてるんだろうと思う。
     私は次郎とマンションにいた。
     少し掃除したりしていた。
     次郎も風邪がまだ治らないようなんで、部屋も綺麗にした方がいいと思った。
     布団もベランダに干したりした。
     そんな時は、1人で遊んでくれるので、前に比べてずっと楽にはなった。
     午後から少し薬局にも顔を出した。
     次郎を散歩させて休憩するために薬局に行き、私はコーヒーを飲んだりした。
     次郎にも、麦茶なんか飲ませて落ち着かせた。
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////


    ◆1月8日(日)/2006年◆
     う~、咽喉が痛い。
     外から触ってみても腫れてるのが分かる。
     咽喉がせばまって息をするのも苦しい。
     そして、そこはかとなく吐き気も。
     昨日、ワイン飲まなくて良かったね(笑)
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)桔梗石膏(ききょうせっこう)を飲んでおく。
     桔梗湯(ききょうとう)に冷やす作用の強い石膏が入っていて、効き目は確か。
     ただし、私のように胃腸が弱いと下痢しやすいので経過観察を慎重に。
     旦那さんの相談で、お客さんがいらした。
     脳梗塞で倒れて、言語障害と左半身が麻痺しており、病院での治療の他に漢方薬を試したいとの事だった。
     しかし、脳梗塞という明確な効能を提示している漢方薬など無い。
     それに、おそらくは血液関係の薬を使っているはずだ。
     服用している薬について尋ねてみたが、ちょっと分からないという。
     ううむ、困ったな。
     食欲はちゃんとあり、リハビリにも積極的に取り組んでいるらしい。
     体は丈夫なんですね。
     それでしたら、漢方薬ではありませんが、健康食品の錦上四川富貴廣(きんじょうしせんふうきこう)を試されてはいかがでしょう。
     成分の1つ田七人参は、血栓による脳梗塞にも効果が期待できるとされています。
     お昼に奥さんが来て、『ジョナサン』に行きたいと言い出す。
     私としては、昨日があんなだったし、食欲も無いから嫌なんだけどな。
     でも、昨日ビッグボーイに行ったのを「ズルイ」と言われては、連れてかない訳にもいかず。
     先に次郎を連れて行かせ、やむなく後から出かけて、私は紅茶だけを注文。
     店員の女の子の話し方が、語尾上がりで、やけに強く聞こえる。
    「~ですかぁ?」と。
     なんだよ、注文しちゃ悪いかよ、という気分になる。
     だから、その喋り方は損だよと思ったけれど、ああ“ツンデレ喫茶”だったら、こういう喋りの子がメインになるのかと思ったり。
     顔は可愛く、これは案外ハマる男がいるかもしれん(笑)
     そうそう、以前に“ツンデレ喫茶”のネタとして、お客の来店頻度を情報カードで管理して、最初の頃はツンツンした態度で接客し、来店頻度が増えると甘えた態度で接客するというのを考えたのだけれど、本当(?)のツンデレ好きには、それでは駄目なんだそうな。
     なんの書籍で読んだのか失念したが、例えば形を崩したハンバーグを持ってきて、「これさっきアタシが間違えて床に落としたのを踏んづけちゃったんだけど、食べてくれますゥ?」くらいでないと、ツンデレ好きは喜ばないと。
     うーむ、深い。
     私は次郎を連れて店に戻り、奥さんは洗濯物を取り込みにマンションに帰った。
     頭痛の相談を患者さんからされ呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が思い浮かぶが、詳しく尋ねると慢性的な偏頭痛とも違い、どうやら風邪のようだ。
     それなら葛根湯(かっこんとう)の方が合いそう。
     しかし、肩こりなどは無いらしく、川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)の方が、なお良いかと思い案内した。
     川きゅう茶調散は他に、ストレス性の頭痛にも効果がある。
     発送する商品の集荷に、日通ペリカン便のドライバーが来た。
     荷物の箱には、いつも発送伝票をセロテープで添付するだけで直接は貼っていない。
     そしたら今日は、「こうやって伝票を貼っておいてね」と、普通に箱の上部に貼ってみせてドライバーさんに言われた。
     いや、前はそうしてたんですけどね、他のドライバーさんに貼り方をゴチャゴチャ言われてから、お任せする事にしたんですよ。
    「そういうことを言うドライバーがいるの?」
     いるんですよ。
     おそらく、トラックの荷台から自分が取り出すいやすいようにしたかったんでしょうけど。
     姉の旦那さんの頭痛の相談という事で、お客さんが来店。
     交通事故に遭ってから慢性の頭痛持ちなのだが、バファリンなどの鎮痛剤が合わないので漢方薬をと頼まれる。
     しかし、交通事故そのものは20年以上前だとの事。
     詳しくお話を訊いてみたら、最近に肺の手術をしたらしい。
     むしろ、そっちの方が影響しているのではないか。
     五積散(ごしゃくさん)をと考えたが、しかしやっぱり主訴の方が大事と思い直し、まずは呉茱萸湯から試してもらう事にした。
     お母んが商店会の新年会に出かけた。
     19時を過ぎた頃から、だ~れも来ない。
     店の前の通りもシーーーーーーーーーーーーーンと静まり返っている。
     気が抜けたのか、具合が急速に悪くなって奥の座敷でゴロリ。
     そのまま、結構深く眠ってしまった。
     一応は、お客さんが入ってきたら音で知らせてくれる報知機をセットしておいたのだけれど、本当に誰も来なかったようだ。
     起きたら、とっくに閉店時間を過ぎていて慌ててシャッターを下ろした。
     しかし、後はゴミをまとめて帰るだけなのだが、なんだかその力が湧かず、また横になってしまった。
     そしたら、シャッターを叩く音が。
     店を閉めた後に患者さんが来ることも珍しくなく、「はーい」と開けたら、商店会の人たちが。
     お母んが新年会で酒を飲んだら酔いが回り過ぎたらしく、送ってきてくれた様子。
     お手数をおかけしてすいません。
     自転車まで、引いて持ってきてもらってしまった。
     お母んの肩を抱いて、奥の座敷へ連れて行くと、そのまま寝てしまった。
     あうっ、これじゃ帰れないじゃないですか(^_^;)
     やむなく、パソコンでの事務作業を進める。
     2時間ほどして目を覚ましたお母んが、五苓散(ごれいさん)を欲しいというので渡す。
     吐き気がするのか。
     それから、実家に電話して弟に、お母んが酔い潰れてるから夕飯は冷凍食品を温めて食べるように伝えた。
     それも、お母んに頼まれたので。
     私の弟は、大変素直で良い子に育ったため、二十代後半になっても、指示をしてあげないと何も食べないという事があるのだ。
     カップラーメンくらい作れよと思うのだが。
     6日に仙台市の『光ケ丘スペルマン病院』から連れ去られた生後11日の男児が、仙台市内の病院で発見され無事に保護されたというニュース。
     報道によると、7日には院長宛に男児の解放と引き換えに現金6150万円を要求する脅迫文が朝日新聞系列の販売店で見つかり、身代金目的の営利誘拐となったらしい。
     それで、途中から報道される事柄が同じような内容の繰り返しになったのか。
     報道協定というヤツで。
     犯人も逮捕され、50代の自称貿易商の男と30代の女の妻、そして手伝いとみられる男の3人組。
     だからさ、営利誘拐は成功率が低いんだってばさ。
     直接関係の無い相手を脅迫するというのはアイデアの1つとしては面白いけれど、連絡や受け渡しで警察と接触する機会が増えるから、その点をなんとかしなきゃ。
     それに、なんだその中途半端な金額は(笑)
     しかも、「6000万とその上に20万入りの封筒が5枚、10万入りの封筒が5枚」と細かく指示してあったらしい。
     過去の新生児連れ去り事件が、新生児そのものが目的だった事からすると、今回は危ないと思っていたのだが、まずは良かった。
     なにしろ、乳幼児は手間がかかる。
     これほど連れ去るのに不都合な人質は無い。
     身代金の受け取りを諦めて、ちゃんと返したのは評価してやるけど。
     一方で、なんだ身代金目的かよ、とガッカリもした。
     どーでもいいのだけれど、新生児を狙った身代金目的誘拐・略取事件は実に30年ぶりだそうな。
    ≪育児日記≫
     今日は天気も良かったし、何か外食したい気分だったので、お昼頃ジョナサンに行った。
     旦那は体調が最悪らしく、後から来てドリンクしか頼まなかった。
     私と次郎は先に注文してて、次郎にはお子様セットのパンケーキを頼んで食べさせた。
     しかし食べる時、ベタベタにそこら中してしまうので、とても大変だった。
     手は、もう手づかみで食べようとするので、ものすごいことになる。
     私は、近くの皿とか次郎が下に落としたりしないように気を配るので、何か食べた気がしなかった。
     旦那は、物も話せないほどに咽喉が腫れてるらしく、いつもより無口なんで、次郎は何かいつもと違う雰囲気を感じ取っていたらしくって、すぐに泣いたりした。
     ちょっと情緒不安定になっていたみたいだった。
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////

    ◆1月9日(月)/2006年◆
     いったん寝たはずなのに、次郎が例によって大泣きして一緒に目を覚ました。
     奥さんがオッパイをあげようとするが、それでも泣き止まず。
     何時なのかと思ったら、まだ夜明け前の4時。
     そしたら、奥さんが「お腹が空いた」とか言い出した。
     なんだかなぁ。
     即席のヤキソバなんかはあるが、オニギリが食べたいとか。
     まぁ、私も起きてしまったから何か食べるかな。
     仕方なく、近くのセブンイレブンでオニギリとヤキソバを購入。
     それと、キリンビールが焼き物のタンブラーとセットで売っていたので、それもついでに。
     帰って食べ始めると、次郎が手を伸ばしてくる。
     なんだよ、オマエもお腹が空いてるのかよ。
     オニギリを少し分けたら、バクバクと食べ始めた。
     う~ん、夜中じゃないけど食べさせていいのかしらん。
     私も、こんな時間にビールを飲んでて良いのか。
     まだ、咽喉が腫れてるんですけど。
     食べ終えたら、次郎はアッサリと寝入ってしまった。
     携帯が鳴って起こされる。
     もう、だいぶ日が高くなっているようで、カーテンの隙間からは太陽光がサンサンと。
     電話は薬局からで、処方箋を持った患者さんが来たのだが、パソコンへの入力ができないらしい。
     5分で着替えて駆けつける。
     朝食を食べていなかったため、お昼を兼ねて八宝菜を食べる。
     今日は、ワイドショーはやってないのか。
     慌てて来たわりには、その後は1人しかお客さんが来ないまま。
     夕方近くになって、やっと患者さんが続いて来たり。
     続いては来なくていいんだがなぁ(笑)
     腰痛の患者さんが、痛いというより痺れる感じがするというので、疎経活血湯(そけいかっけつとう)を案内した。
     補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を買いに、お客さんが来店。
     先日、高齢の母親が疲れやすいという事で案内したのだが、良い感じなので、しばらく続けてみると。
     それから、冷え症という事で勧めた当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)を飲ませてみたら、本人は温かくなったと言っているそうだ。
     服用時の様子のメモをつけているそうだから、経過が分かりやすいかも。
     他の患者さんにも真似してもらいたいところ。
     宅配便で米が届いた。
     お母んや親類が、新潟の農家に注文してある物で、うちはそのお裾分けを貰っている。
     本当は明日到着のはずだったのだけれど、大雪で到着が遅れるのを心配して早めに送ってくれたらしい。
     電話で軟膏の相談をされ、けっこう強い薬を求められる。
     処方箋が無いと売れない薬である。
     とりあえず、詳しいお話を聞くために店に来てもらうよう勧めた。
     そして、店にいらしたので詳しく聞くと赤ん坊が痒がっているという。
     で、前に自分が皮膚疾患で病院にかかった時に処方された痒み止めを使っていたのだが無くなったので、同じ物が欲しいという。
     しかし、その現物を見せられてギャッ!!Σ( ̄□ ̄;)
     ステロイド軟膏である。
     それも、一番強い物から数えて次に強いとされる物。
     そんな物を赤ん坊に使ってはイケマセン。
     もちろん使う例もあるのだけど、それは医師の診察を受けて、他に選択肢が無い場合に、仕方なく使う物で。
    「子供が可哀想だからさぁ」
     その気持ちは分かりますが、子供の事を考えれるのであれば、こんな強い物を使う方が、後で可哀想な事になってしまう。
     薬物性の皮膚炎にでもなったら、後は有効な塗り薬は無くて、むしろ痒みに対する興奮を抑えるための精神安定剤を飲ませるくらい。
     とにかく、弱くて肌に優しい物を勧めて、無理やり納得(?)してもらう。
     それに、患部の状態を聞いた限りでは、うちの次郎の湿疹よりも軽いみたいだし。
     双参(そうじん)を買いに患者さんが来店。
     まだ家にあるにはあるものの、用心のためにと。
     年初から疲れて倒れると大変ですからね。
     患者さんが、「風邪薬を下さい」と入ってくるなり言って総合風薬を手にされた。
    「初期ですか?」と尋ねるが、「そう」としか答えてもらえず。
     念のため、もう少し情報をと思い症状を訊くと、すでに熱が出ているようだ。
     熱が出てきているのでは、もう初期じゃないです。
     うーん、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)の組み合わせが良いんだけどな。
     しかし、希望された物を売らない訳にもいかないので、総合風邪薬を渡した。
     朝日新聞の読者投稿欄『声』を読む。
     野菜を包むセロハンなどは、資源の無駄なうえ、余計な手間をかけさせて価格を高くしてるという批判。
     曲がった野菜や泥がついていると売れないというのは、私も嘆かわしいと思う。
     しかし、無駄の価値も無視できない。
     セロハンを作り、それで生計を立ててる人もいるのだ。
     文中ではビニール製品がリサイクルされている事は認識しているようで、それならば、そういうところまで考えて欲しいとも思う。
     無駄を省いて“仕事”を減らしていく事をつきつめたら、それこそ経済格差が広がるというもの。
     他には、憲法9条の改正について。
     私も、この条文は誇り高いと思う。
     一切の“国家間”の戦争の放棄。
    「カッコイイ」ではないか。
     しかし、戦争が国家間のものでなくなってしまった事は考えなければならないのが現実。
     それに、護憲派の「9条があるから日本は戦争に巻き込まれなくて済んだ」という考えには賛同できない。
     あまりに能天気に過ぎるように思えて。
     例えば湾岸戦争の時、日本は人を出さない代わりに1兆円以上を拠出した。
     それだけの予算を、医療費など福祉に使っていれば、どれほどの人が救われたか。
     目に付くところで人が死ぬのは嫌だけど、知らないところで死ぬ分には構わないと言ってるようなものにしか思えないのだ、私には。
     ネットニュースでは、「お腹に来る風邪」と呼ばれる感染性胃腸炎が急増中だと取り上げていた。
     私も年末から年始にかけてなったのは、コレかもしれないアレである。
     感染性胃腸炎は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱が主な症状で、原因はウイルスや細菌、原虫など多岐に渡る。
     しかし、今の時期はノロウイルスが大半を占めるとされており、昨年暮れから今年の年始にかけて広島県の特養施設で入所者7人が死亡したのは、このノロウイルスによる集団感染だったとされる。
     このノロウイルス、やっかいなのは寒いほど長生きすると考えられている点。
     通常は、適切に水分補給をすれば1日程度でも回復するほどで強くないものの、そんな訳で感染する可能性は高いため油断できない。
     そして気をつけなければならないのは、下痢をした時に下痢止めを飲んではいけないという事。
     そもそも嘔吐や下痢は、体内から不要な物や毒となる物を緊急的に体外に出そうとする自己防衛機能の一つ。
     それを強制的に止めるという事は、原因となる物を体内に留めて症状を悪化させる事になってしまうのだ。
     漢方薬では、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)が予防と治療になり、嘔吐と下痢が激しい時には、五苓散(ごれいさんが)脱水症状を防ぐのに役に立つので、覚えておいてもらいたい。
     ………って、忘れてたんですけどね、私(^_^;)
     (2005年12月31日の日記参照)
     他に、目の不自由な人は、健常者が聞き取れる速度より2~3倍速くした音声でも理解できる事が分かったという記事を見つけた。
     漫画なんかじゃ、目の見えない剣客が気配で敵を察するなんて描写があったりするけれど、聞き取り速度が速いとは。
     その実験をしたのは、東京大先端科学技術研究センターで、パソコン上の文字を読み上げる音声合成ソフトを使い、速度を速めていったそうだ。
     内容が良く分かる最適速度でも1分当たり約700~900字、最高速度でも1分当たり約1000字以上は聞き取っておおまかに理解できたという。
     通常のソフトの初期設定は1分当たり約500字だそうだから、倍の速さな訳だが、その実験に参加した人は「このくらい聞けて当たり前と思っていた」
    とか。
     速度を変更できるプレイヤーソフトで歌を早くしてみれば分かるけど、倍速ってかなり早いぞ。
     単純に二倍で済むような速さではない。
     無意識の訓練の結果か。
    ≪育児日記≫
     今日は、世間は成人の日だった。
     また、どこかの新成人が暴れたというようなニュースが流れた。
     サスケが仲裁に入ったところもあったらしい。
     サミットに次郎を連れて行くと、着物を着た成人の女の子が何人か歩いたり、車に乗ったりしてるのを見かけた。
     天気も良くて、少し暖かかったので、次郎もベビーカーで気持ち良さそうにしていた。
     次郎はやっぱり歩きたいみたいで、薬局に行って降ろすと喜んで歩き回る。
     おなかも空いてるらしく、買ってきた御飯をすぐに食べてしまった。
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  • ≪通巻0261号≫
    前途多難な新年会/コレステロールの誤解/風邪の頭痛に/子供のためにどうするか

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                 ≪通巻0261号≫
        提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
        発行 : 北園薬局 http://www.kitazono.jp/
        編集 : 北村俊純
        窓口 : info@kitazono.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※1月3日(火)……前途多難な新年会
        
    ※1月4日(水)……コレステロールの誤解
    ※1月5日(木)……風邪の頭痛に
    ※1月6日(金)……子供のためにどうするか
    ************************* 今号の平凡な日記 ***************************
    ◆1月3日(火)/2006年◆
     旅行の疲れもあり、昼近くまでグッスリ。
     まぁ、途中で何度か次郎が泣き喚きながら起きて大変だったんですが。
     旅行で興奮したせいなのかね。
     届いている年賀状の整理をしてから、昨年に頼まれていた講演会のテープ起こしをしたり。
     やたら早口の講師で、聞き取るのに苦労する。
     そんなこんなで、あっという間に夕方近く。
     今日は、スネークアイズの新年会があるのだ。
     そろそろ出かけようかなという時に、A氏から新年の挨拶の電話が家に。
     今年もよろしくお願いいたします。
     さて、今度こそと思ったらS氏が訪ねてきた。
     正月のおせちに作ったという黒豆をお裾分けに頂いた。
     ありがとうございます。
     ひー、待ち合わせに遅れる~。
     と焦っているところへ、スネークアイズのメンバーであるO氏から携帯にメール。
     遅れそうなのだが、武井くんの今の携帯のメールアドレスが分からず教えて欲しいと。
     携帯へのメールはパソコンにも送られるように設定してあって、ちょうどパソコンを起動していたので、携帯のキーで打つよりパソコンの方が早かろうとパソコンで返信。
     ところが、何故か回線が不調になり送信されない。
     なら携帯で返信すればよかりそうなものなのだけれど、なんか気持ち悪くてパソコンでの返信に拘りなんとか成功。
     この時点で遅刻確実。
     私もメールせねば。
     とりあえず先に出た方が良いだろとドアを開けると、何故かお母んが。
     実家に届いていた私宛の年賀状と、カズノコを持ってきてくれたそうな。
     よりによって、この急いでる時に(笑)
     後は奥さんに任せて、とにかくマンションを出た。
     自転車で駅の近くの親戚の家まで行き、そこの車庫に置かせてもらって、駅へと息せき切って急ぐ。
     そして、電車に乗ってから武井くんにメールを打つと、他にもキャンセルがあったとの事。
     あうっ(^_^;)
     どうしましょうと言われたけれど、打ち合わせしなきゃならない事もあるし、とにかく新宿で会いましょうと返信。
     新宿の『漁亭』にいるという事で、エレベーターを上がる。
     http://www.ryotei.tokyo.walkerplus.com/
     なんか、もっと混んでるかと思ったら空いてるな。
     時間が19時の前と、飲むには少し早いからか。
     お店のペンギンは今までに見たことも無いくらいに元気だった。
     いつもは、静かに寝そべっていたりするのに、今日は水の中でバシャバシャと。
     外の寒さが分かるのか?
     H嬢に声をかけられ、奥のお座敷へ。
     H氏は後から来るようだ。
     それでも今日は4人。
     新年早々の顔合わせができないのは残念。
     とりあえず、明けましておめでとうと乾杯をして、鍋物を注文した。
     カセットコンロのガスの火力が弱く、なかなか煮立たない。
     案の定、途中でガスが切れてカセットを交換してもらうと、今度は火力が強すぎる(笑)
     H氏も駆けつけてきて、改めて乾杯。
     寒いので、次に飲む物として日本酒の熱燗を注文しようとしたら、熱燗ができるのは一種類だけだという店員さんのつれない答え。
     味を大事にしてという事のようだけれど、熱燗にして香りを楽しむのも日本酒の醍醐味だと思うぞ。
     というか今の季節寒いんだし。
     暖房は入っているようなのだが、かなり弱い感じ。
     ああ、だからペンギンは元気なのか。
     薬局のメルマガの発行ペースが遅れている件について、武井くんからは、日記なんだから校正しなくても良いのではないかとアドバイスされる。
     私も当初はしないつもりだったんだけどねぇ。
     そういうところを突いてくる人がいるんだよね。
     内容じゃなくて。
     それが鬱陶しいんで排除したいのよ。
     内容の感想や反論なら、嬉しいんだけど。
     何故かアンケートやオープンな掲示板じゃなくて、メールでだけ反論してくる人もいるし。
     多人数から袋叩きにされるのは嫌だけど、一対一で応対させられるのも困る。
     業務を止めてまで応じる義務も無いとは思うんだが、“かまって君”だと、なんだか可哀想にも思えてねぇ。
     禁煙席ではないため、隣の席の女性陣が吸うタバコの煙で武井くんが具合が悪くなったり。
     私も、食事中の煙は御免こうむりたいところ。
     暖房が弱ければ換気も不十分で、窓を少し開けたが、効果は微弱。
     気分が悪くなってきたところで(具合じゃなくて“気分”が)、壁に寄りかかっていた武井くんの服の背中がほつれていた。
     壁に、釘の頭を切り取ったような所があって、それに引っかかったらしい。
     そこだけかと思ったら、私が寄りかかっていた所にも同じような物が。
     私は寒くて皮ジャンを着たままだったから大丈夫だったけれど。
     施工業者に手抜きでもされたのか、それともそういうデザインなのか。
     店員を呼んで、ガムテープを持ってこさせる。
     もうこの段階で長居する気が失せてはいたが、被害の拡大を防ぐために、当該部分に貼っておく。
     武井くんがグルナビのクーポン券を印刷してきていたのもあるけれど、その割引から端数を切り捨てて、4人で1万円ポッキリに。
     どのくらい安くなったのかは、元の値段が分からなかったので確かめなかった。
     確かめておけば良かったな。
     そんな事もあって、あまり打ち合わせらしい事はできずじまいだった。
     まぁ、出席者が少なかったし、しゃーないか。
     家に帰ったら、ことのほか酔いが回っていて早くに寝た。
     どうも、まだ風邪が残っていたようで気持ち悪い。
     酒に酔っただけという感じではない。
     柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)地竜(ぢりゅう)を飲んでおく。 
    ≪育児日記≫
     今日は、旅行疲れをしていたので、あまり外には出なかった。
     次郎も少し咳が酷くなっていたので、ゆっくりと休ませた。
     その間、まだオッパイばかりいつもより欲しがるので、体調はすぐれないんだと思った。
     私自身も疲労していたので、あんまり動かなかった。
     本当は、家事などたまっているのをしなければいけないんだけど、それもやらなかった。
     寒さもあって、年賀状を出しに行けなかったから、義母が夜マンションに訪ねて来た時に、ポストに入れてもらえるように頼んだりした。


    ◆1月4日(水)/2006年◆
     明け方に、次郎が起きて泣き喚く。
     旅行で一泊した夜だけは静かに朝まで寝ていたのに。
     奥さんまで一緒に喚くもんだから、こちらも寝不足。
     巻き込まないでくれ。
     お店は今日から、開局。
     周辺の学校は休みだけれど、にわかに町中は活気づいてきた感じ。
     病院も今日から始まり、これは忙しくなるかもと思ったら予感が当たった。
     例によって、朝食を摂るのを後にしたら正午まで食べる暇が無かった。
     目の前に郵便局があって、ついでに立ち寄るというお客さんも多い。
     それにしても、今日は寒い。
     外気温ばかりでなく、店の中が暖房を入れても、ちっとも温度が上がらない。
     やっぱり、自宅と同じく留守にしている間に燈を灯していないと、室内の隅々まで冷えてしまうせいだろうか。
     電話で下痢の相談を受けた。
     患者は高校生の子供らしいのだが、どうにも要領を得ず声も聞き取りにくく、お店に来ていただく事に。
     ご足労願うのは申し訳ないのだけれど。
     そして、近所という事ですぐにいらして症状を詳しく尋ねると、水のような下痢だという。
    「とにかく栄養つけなきゃいけないから食べさせてるんだけど」
     駄目です駄目です(^_^;)
     どうして、そういう発想になるのか分からない。
     知識が無くても、下痢してたら食べるのは無理だと思わないもんなのかな。
     吐き気もするようなので、五苓散(ごれいさん)を勧めて、念のために下痢止めの即効丸(そっこうがん)を案内した。
     そうだ、訊いてなかったなと気が付いて、水分をどうしているかを尋ねたら、ポカリスエットなどのスポーツ飲料を飲んでいるという。
     あうっ、それも駄目です( ̄▽ ̄|||
    「牛乳も駄目かしら」
     ええと……、単にうちが薬局で、患者さんが来る所だから、こういう悪い選択悪い選択をする人が多いのか、それとも意外と一般的なのか。
     腹痛で、痛み止めを飲もうとする人も少なくないから油断できない。
     水分は湯冷ましか麦茶や紅茶で摂ってもらい、お腹の左側を携帯カイロなどで温めるようにお話した。
     奥さんから電話が入った。
     次郎が、咳が出て痰が絡んでおり苦しそうだと。
     そんな事は分かってるって。
     だから、咳止めの麦門冬湯(ばくもんどうとう)を渡してあるだろう。
     このあいだ泊まったホテルや、電車の中が随分と乾燥していたから、その影響を考慮して。
     メニエルの相談で患者さんが来店。
     前に病院で診断されていたそうで間違いないらしいのだが、今日から仕事始めで、職場に行ったら眩暈がしたため、職場で倒れたら大変と訪れたとの事。
     苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を使ってもらう事にする。
     ところで今回の原因ですが、もしかして夜中に体を冷やす物を食べたり飲んだりしてるんじゃありませんか?
    「ミカンを食べてるくらいです」
     それだ(^-^;;;
     もしかしてもしかして、アレも飲んでたりするのでは……。
    「温かいコーヒーを飲んでるんだけどねぇ」
     それだ( ̄▽ ̄|||
     コーヒーは温かくしても体を冷やします。
     今日は、悪い選択を重ねる人の当たり日?
     それからコレステロールの相談をされた。
     そもそも、コレステロールってなんなのかと。
    「やっぱり、摂らない方がいいんでしょ?」と言われた。
     いえいえ、違います~。
     コレステロールというのは、動物の細胞を作っている成分の1つで、性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの主成分でもある。
     悪いイメージが広まっている一方で、皮脂腺から分泌されて髪や皮膚を守ったり、若々しさを保つ働きがある事は意外に知られてない。
     強引なダイエットをすると、肌がカサカサしたり毛が抜けたりするというのは、このせいなのだ。
     単に知らないだけなら構わないとも云えるけれど、コレステロールの摂り過ぎを心配するのなら、その有用性も調べりゃいいのにと思う事は何度もある。
     中には、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがある事くらいは知っているという人もいるだろう。
     しかし、それも誤解されている事が多い。
     そもそも両者は“コレステロールではない”。
     また、善玉・悪玉という区分は役割の違いに基づくもので、いわゆる善人・悪人というのとは違う。
     『コレステロール』を体の隅々に運ぶ、つまり送り出す方が『悪玉コレステロール』と呼ばれていて、体に不要になった『コレステロール』を回収して肝臓に戻し、『コレステロール』が再利用できるようにする方が『善玉コレステロール』と呼ばれているのだ。
     なんで送り出す方が“悪玉”と呼ばれるのかは知らないが、そんな訳で『悪玉コレステロール』自体は別に悪くない。
     もちろん、余分はコレステロールは血管の壁に溜まりやすく、回収してくれる善玉コレステロールの方が役には立つ感じはするが、やっぱり名前のイメージの方が優先されているだろう。
     イメージの刷り込みというのは怖いですな。
     宅配便の依頼で荷物を持ち込まれた。
     うちは日通の取扱店でもあるので。
     伝票に記入してもらうと、送り主の電話番号の欄が空白。
     電話番号は無いので?
     電話は引いていないという。
     携帯電話の普及で、そういう人もいるかなと思ったものの、住所地を見て納得いった。
     ああ、“居座り屋”さんかぁ。
     夜逃げした人の家に住み、不動産の債権を得ようという債権者の代わりに住み込んで、他の債権者を追い返すお仕事である。
     以前に、知り合いの不動産屋から、1ヶ月ただ住むだけで20万円でどうかと誘われた事がある。
     冗談ではない。
     家主が夜逃げするくらいである。
     ヤクザまがいの、時にはヤクザそのものと渡り合わなければならないのだ。
     そんな怖い仕事できませぬ。
     今のように、メルマガでも発行していたら、ネタに引き受けたかも(・_・)
     M叔父が来訪。
     お店を株式会社化する話。
     店主である婆ちゃんが高齢なので、生きてるうちに株式会社にしておかないと店舗の賃貸などの更新手続きが面倒になるから。
     しかし、株式会社にするとなると、理論上は資本金1円でも作れるとしても、司法書士に依頼する諸経費などで50万円近くかかるらしい。
     自分でやれば、最低限の費用だけで済むからやってみたらと、M叔父はこともなげに言う。
     確かに、自分でやった方が面白そうではあるけれど。
     配達のついでに、マンションに立ち寄り。
     次郎の症状を確かめてみたのだが、そんな心配する状態ではない。
     奥さんが騒ぎすぎ。
     でも、外に連れ出して肺炎にでもなられると困る。
     今日は1日、部屋にいなさい。
     薬局に戻って昼食。
     山形県尾花沢市の郵便局で配達アルバイトをしていた男子高校生が、年賀状437通を含む郵便物627通を配達せず隠していたのが発覚したというニュース。
     男子生徒は郵便法違反(郵便物の隠匿)容疑で書類送検されるようだ。
     そりゃ、そうだよな。
     法律の勉強しろよー。
     面倒くさくなったのが動機のようだけれど、宿題サボるのとは違うんだからさ。
     昨年起きたJR羽越線『いなほ14号』の脱線転覆事故に、新潟県長岡市の男性医師が乗っていた事が今日になって分かったそうな。
     なにしろ飛行機なんかと違って、正確な乗客数は把握しにくく、犠牲になったのではないかと捜索された親子もいたし。
     この男性、事故当時4号車に乗っており、怪我は無かったものの、いや怪我が無かったからこそか、救急車で庄内余目病院に行って負傷者の治療の手伝いをしていたという。
     そのため、警察やJR東日本が確認した乗客の中に含まれなかったようだ。
     ううむ、ほのぼのとカッコイイなぁ。
     お母んから、このあいだ行ってきた伊豆のお土産の、びわゼリーを貰った。
     ん?
     これは、私が友達にと買った物では?
     そしたら、消費期限が昨年の12月30日だったという。
     ズゲッ!!Σ( ̄□ ̄;)
     で、旅館の売店に電話したところ、新しい物を送るので、現物は処分して下さいと言われたそうな。
     まぁ、すぐに悪くなる訳ではないから、自分で食べる分には構わないか。
    「気を使わせると悪いから、『日付確認しないで申し訳ありません』、って言っといた」と、お母んが一言。
     それじゃ単なる嫌味です(笑)
     子供の風邪の処方箋を持って母親が来店。
     ところが、出ている薬の在庫が無い。
     ううん、町の薬局でコレを揃えてる所は他にも無いんじゃないかという抗生物質。
    「他の抗生物質じゃダメ?」とか言われるが、それはやっぱり駄目です(^_^;)
    「明日また病院行くから、今夜飲まなくてもいいか」とも言われたけれど、なおさら駄目です。
     というか、意味がありません。
     薬剤師会が経営している中央薬局に問い合わせると、さすがに揃えてあるとの事で、取りに行こうと思ったが、車で来ているから自分で取りに行きますと。
     申し訳ありません。
     なにしろ中央薬局は、その、今さっき行ってきた病院の隣に建っているのだ。
     後で調べてみたら、薬価がベラボーに高い。
     癌の薬よかマシだけど。
     ちょっと備蓄に置いておくには苦しい値段。
     しかし、無駄になるかもしれないけど、緊急で必要になるかもしれないからと、お母んの判断で仕入れておく事に。
     帰りにスーパーに寄ったら、大きめの海老が半額になっていた。
     正月の残りか。
     喜んで、三3匹ほど買い込む。
     奥さんと次郎は先に寝ており、海老を焼きつつチャット。
     そして、焼き上がるまでに日本酒をクイクイと。
     なんか不健康な事をやってますな、自分。
     するとチャットに入ってきたS子さんから、「新幹線乗ると貧血っぽい症状になる」と言われた。
     血行不良か。
     不健康な。
     一応は真面目に回答しつつ、「それはきっと、新幹線のスピードに、S子さんの血液がついてこれないんだ(笑)」と返した。
     酔ってる酔ってる。
     でも、かなり本気で、S子さんの事だから、「地球の自転においてかれる」というのもありそうだ(笑)
     自転においてかれるとどうなるかというと、摩擦係数が0として、他の人から見ると時速1,674kmで移動する事になる。
     テレビで『ナルニア国物語』のCMをやっていたのだが、「壮大なるシンフォニー」という宣伝文句を「壮大なるオナニー」とか読んでしまった。

     かなり酔ってます(爆)
     I氏には、「一体、どれだけ呑んでんだ」と呆れられる。
     中学生の頃には、酔って無くても『ネバーエンディングストーリー』を、『ネバーエンディング猿のオナニー』とか言っとりましたが。

     すると、ますます「猿はどっちだか」と呆れられた。
     猿は、高等な駄洒落は吐けない( ̄^ ̄)
     それから、『古畑任三郎』の正月スペシャルの一遍、イチローが出演した回の話など。

     私は未見で、観たS氏やI氏はイチローが結構良い演技をしていたと褒めていた。
    「お前の本職はナンだと言うくらい良い演技だった」とは、S氏の弁。
     それは楽しみ。
     個人的には今回のスペシャル版でシリーズ最後なのだから、三谷幸喜にこそ出てもらいたかったな。
     さすがに、合成使って田村正和との対決は、あざと過ぎるかもしれんが(笑)
     でも、見てみたい気も。
     フジテレビなんだから(決め付け)、あざとい企画を通していただきたい。
     あ~、酔った酔った。
     (_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)
     ……( ^.^)( -.-)( _ _)ガクッ
    ≪育児日記≫
     今日は、普通は仕事初めだったが、私にはあんまり関係なかった。
     育児は24時間なんで、休み無く続くんだ。
     次郎は待ってくれないから、いろいろと忙しい。
     夜、まだ咳が出てて、なかなか寝てくれなくてとても困った。
     そのせいか、また生活のリズムが狂って、寝てくれるのが夜中になってしまった。
     旅行の時は、なぜか1人でよく寝てくれたのに、家ではぜんぜんなので、どうしたことだろうと思った。

    ◆1月5日(木)/2006年◆
    「なにか栄養ドリンクないか」と、店に入ってきた患者さん。
     訊けば、昨日吐いてしまったという。
     うえっ、それじゃあ栄養ドリンクなんか飲んでは駄目でしょう。
     しかし、吐いてしまったから栄養をつけなければという発想のようで。
     そもそもの原因は、どうやら風邪などではなく年末年始での食べ過ぎのようだ。
     胃が痞える感じがするという事から、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を案内した。
     いったん出かけて、某団体の広報部会に出席。
     来月号の記事の内容を詰める。
     今度から、締め切りに間に合わなかった記事は、次号に回すかホームページへの掲載という事にしたので、だいぶ気が楽。
     原稿を集めるのに必死にならないで済む。
     出てきたついでに、市役所に行き店の税金の申告について、書式の確認。
     でも私が分かっても、事務をやる奥さんが分からないと無駄なんだよな(笑)
     帰りにコジマ電機で、名刺を作るための特殊紙を探したが、あまり種類が無かった。
     http://www.kojima.net/netshop/index.htm
     何故か、やたらとコジマ電機の近くに建つ(逆なのかもしれないが)ヤマダ電機に行くと、希望通りの物が見つかった。
     http://www.yamada-denki.jp/
     これで、店員の質も良くなれば、コジマに行かなくても済むんだがな。
     鼻づまりの漢方薬をと、患者さんから求められる。
     葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)がすぐに思い浮かぶが、念のために他にも症状が無いか確かめてみた。
     すると、寒気がするような気もするという。
     風邪のひき始めかもしれない。
     感じたのが今日ならば、すぐにでも飲んでもらうのが良いだろう。
     それと、合わせて地竜(ぢりゅう)も勧めた。
     風邪の相談で、患者さんが来店。
     年明けから風邪をひいており、今日は頭が痛くて寒気もするので仕事を早退してきたという。
     すると、自宅には川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)があるそうな。
     風邪での頭痛であれば、それを飲んでいただければ良かったのに、もったいない。
     なんでもいいやと、まったく関係の無い漢方薬を飲まれてしまう人もいますが。
     しかし、長引いてるのに寒気がするとなると、これから熱が出てくる可能性がある。
     食欲が落ちてきているそうなので柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を飲んでいただくとして、熱に対しては地竜を使ってもらう事にしよう。
     そうお話したら、食事はしっかり摂ってるという話に驚く。
     風邪と戦うのにエネルギーが要る時に、食事をしてしまうと消化にエネルギーを持っていかれてしまい、治す力が半減してしまうのだ。
    「風邪の時には、なんとか食べて栄養つけなきゃと思ってた」
     そういう誤解が根強いんですよねぇ(u_u;)
     高齢の母親の咳の相談で、お客さんがいらした。
     前に案内した麦門冬湯(ばくもんどうとう)は効いたそうで、それは良かったのだが、今したがた吐いてしまったという。
     吐き気がするようであれば二陳湯(にちんとう)が良いけれど、咳の勢いで吐いてしまったという感じらしい。
     となると、風邪が胃腸に行った訳ではないのか。
     そうであれば、麦門冬湯は胃薬を兼ねているので、続けて飲んでもらうのでも良いだろう。
     食欲が落ちるようなら、柴胡桂枝湯補中益気湯(ほちゅうえっきとう)に替えてもらう事にして。
    「リポビタンDを買っていこうかな」と帰り際に言われる。
     思わず、お母んと声を揃えて「駄目です!!」と叫んでしまった。
     驚かしてしまってすいません(^_^;)
     風邪と戦うのに集中させてやって下さい。
     栄養ドリンクなんか飲んだら、それをまた体内で分解するのにエネルギーを使って、体力が落ちるだけです。
     チャットに入ると、R氏がいらした。
     少し前からキーボードが不調だと聞いていたのだが、まだ直らないそうでお気の毒。
     オンラインゲームでは正常に使えたりするそうだから、機械的な故障ではないようで、OSを入れ替えなければ駄目かも。
     驚いたのは、そのマシン。
     単なる自作機ではなく、知り合いにアーケードゲームを改造して作ってもらったのだとか。
     それはまた、すごい自作機で(笑)
     確かに、中身の基礎設計は同じかもしれんが。
     起動の時に、画面にゲームメーカーのマークが出るそうで、ちょっと羨ましく思ったり。
     R氏自身は、中を見た時のゴチャゴチャ感と訳わかんなさは一緒だとの事。
     そうなんだよ、どうしてブロック形式で増設できないのかなーとは常々思う。
     技術の進歩が早過ぎて標準規格化するのが難しいのと、コストが上がってしまうからというのがあるのだろうけれど。
     ああ、そろそろ新しい機体を作りたいなー。
     でも、今のところ台数は足りてるんだよな(笑)
     そう言ったら、逆にR氏に驚かれた。
     普通は1台あれば充分なのにと。
     いやいや、それが、2台同時に逝ってしまった事がありまして。
     今では3台無いと安心できない……。
     仕事で使ってると、1日たりとも空白期間を作れないし。
     そんな話から古い機体の話へと。
     I氏は、K6-2のIBM機が邪魔になってるとか。
     うはぁ、懐かしいですな。
     うちにも、無印ペンティアムのノートパソコンが、まだあります(笑)
     もちろんMMXなんて実装されていない。
     クロックは166MHZだったかな。
     GHZではなく(笑)
     HDDが500MB。
     GBではなく(笑)
     まぁ、私らは記憶装置がテープだったのを覚えてる最後くらいの世代かな。
     データをセーブしたりロードするのに1時間くらいかかったりしていた。
     新年早々、後ろ向きな話題だ(苦笑)
    ≪育児日記≫
     今日は、少し次郎の体調が良くなったので、少しだけ外に出た。
     気分転換だった。
     歯医者にも行った。
     その間、次郎を少し薬局に預けられた。
     天気も良かったので、よかった。
     咳止めに麦門冬湯を次郎に飲ませてから行った。
     そして、少しは咳が落ち着いてきた。
     薬局では、何かいろいろと暴れまわっている次郎みたいだった。
     元気は元気だけど、早く咳が治ってほしかった。
     なので、次郎の歯科検診は来週になった。

    ◆1月6日(金)/2006年◆
     成人の娘さんの風邪の相談。
     寒気がしているそうなので、麻黄湯(まおうとう)地竜(ぢりゅう)を案内した。
     以前にも使っているそうだから、大丈夫かな地竜も。
     一応、地竜がミミズだとは言ってないようですが(笑)
     他の人で確か、やはり成人の娘さんに飲ませていたら、ある日インターネットで調べて知ってしまったという話を聞いたな。
     自分の飲んでる物を、ちゃんと調べるのは良い事です。
     でも、それで飲まなくなるのはモッタイナイ。
     やや高齢の患者さん。
     吐き気の相談で、他に症状は無いようなので二陳湯(にちんとう)を使ってもらう。
     眠くならない酔い止めとしても使えるので、旅行の時などにどうぞ。
     広報誌の原稿を届けに事務所まで。
     メールで送れれば簡単なんだけど、写真込みのファイルサイズが30MBで、事務所の回線が64kbps以下という環境なため、そうもいかない。
     昔、メールで送信した先の事務所のパソコンの使える人が出張中って事で、送信した後に自分も片道1時間半ほどかけて行って、自分でファイルを開いたなんて事もあったなぁ。
     10年経っても状況が変わらないとは、IT化は進んでるんだか進んでないんだか。
     事務局のK氏に、五十肩を相談された。
     二朮湯(にじゅつとう)がありますよんと紹介しておく。(後でネットから注文を頂いた)
     Mちゃんと打ち合わせする予定だったのに、ドタキャンされてしまった。
     むー、3ヶ月くらい、ずっと打ち合わせができないまま。
     困ったぞ。
     某製薬メーカーの営業マンが来訪。
     本人の名誉のために、特に社名を秘す(笑)
     新製品が出るという事で案内されたのだけれど、他の似た成分の漢方薬との使い分けが分からないと言われて、ツムラの漢方薬の使い分けが書かれた本から該当部分をコピーして渡してあげたのだ。
     よく勉強しておくように( ̄▽ ̄)
     って、実は私も使い分けが良く分かってない種類なんだよねー。
     少なくとも、今までうちでは特別必要なかったからツムラ製品でも仕入れてなくて、必要な時には2種類以上の漢方薬を合わせて患者さんに使ってもらっていた。
     とりあえず、今回の新製品はいらないなー。
     下痢でいらした患者さんに、即効丸(そっこうがん)を求められる。
     しかし詳しく話を聞くと、どうも風邪のようだ。
     私が年越しになった症状に似ている。
     五苓散(ごれいさん)平胃散(へいいさん)を案内した。
     これを一緒に飲めば、胃苓湯(いれいとう)という胃腸の風邪に効く漢方薬になる。
     特別必要ないかなと思って仕入れていない一例。
     んー、でも需要があるのなら仕入れてみようかなぁ。
     なんだか咽喉が痛くなってきた。
     むむっ、また風邪の兆候か?
     葛根湯(かっこんとう)桔梗湯(ききょうとう)で先手を打つ事にした。
     六君子湯(りっくんしとう)を買いに患者さんが来店。
     やはり、年末年始に食べ過ぎてしまったようで。
     これで食欲がまた出ると思いますが、気をつけて下さいね~。
     今日の昼間に原稿を届けておいて、夜には運営会議。
     会場が事務所じゃなくて、鳩ヶ谷市の公団住宅にある集会室に変更になり、着けるか不安。
     出る時に、あまりに寒くて手がかじかむもんだから、手袋にミニホカロンを入れた。
     なにしろ、手がかじかんで自転車のブレーキを引けないと命が危ない。
     そして、予定通り道に迷った。
     予め印刷した地図を持ち、事務局のK氏にも確認していた。
     にも拘らず、正しい道をわざわざ戻って、間違った道へ。
     だってー、目印のコンビニを過ぎたところで何故か「あっ、間違った」と思い込んでしまったんだもの。
     なんでそう思い込んだのか、後で落ち着いて考えてみると、十字路じゃなくて、微妙な角度のX字路だったから不安になってしまったらしい。
     やや遅れて集会所に到着。
     なんだか、あんまり議題は進んでいないようでしたが。
     新年最初の会議という事で、皆して帰省などのお土産のお菓子を持ち寄っていて、一つ一つ食べていたらお腹いっぱい。
     議題の中では、子供達が育つ環境を、どのように作っていくかという話も。
     その中には、子供の人権を考えて、自由に伸び伸びと育てたいという意見があり、私もそういう事を“子供の頃に”思ってはいたけれど、今は違う考えを持っているという意見を述べておく。
     私が子供の頃にそう思ったのは、つまりは子供の人権意識というものが教師の間でも薄く、束縛があったからこそ、自分で望んで自分で手に入れなければと足掻いたから。
     とすると、大人に反発し戦い自己を確立していく機会を無くしてしまう事は、かえって良くないのではないかと思うのだ。
     体罰を加えるなら加えれば良い。
     束縛するなら束縛すれば良い。
     ただ、その引き際、つまり“手加減”をできるかどうかが大事なのではないかと。
     予想通り反発を受ける。
     まぁ、こうして違う意見をぶつけ合っていければ理想的ではあるが。
     帰る時に、トイレに入った。
     バリアフリーという事なのだろうけれど、廊下とトイレに段差が無いのは失敗してると思う。
     同じ高さなもんだから、トイレのスリッパをドアから離さないと、ドアに押されて向こう側に行ってしまう。
     ゆえに、足を伸ばさないと入れないし、出る時にも苦労する。
     マヌケ。
     家に帰ってテレビでニュースを観たら、今日の17時頃に仙台市宮城野区にある『光ケ丘スペルマン病院』で生後11日の男児が連れ去られたという事件をやっていた。
     連れ去ったのは男で、看護師に病院への苦情や「院長の家の前にガソリンをまいた」とする内容が書かれた紙を見せ、「ガソリンで火をつけるぞ」などと脅したうえで、病室に入り込んだらしい。
     そのさいに「火事だ」とも叫んでいて、連れ去られた男児の母親は、男がマスクをしていた事から病院職員だと勘違いして、男児が抱きかかえられるのを不審に思わなかったとの事。
     マヌケと思わなくも無い。
     それだけに、今は放心しているのではないか。
     で、その心配を増幅するかのように、東北公済病院の産婦人科の上原茂樹科長は「母乳を2~3時間おきに飲ませなければいけないし、脱水症状にも気をつけないといけない。赤ちゃんは体温のコントロールが未熟なので、この冬の寒さの中で低体温症になるのが心配だ」と話していた。
     テレビの取材に、すごくニコニコと話しているのが印象的(苦笑)
     人柄が良いのか、取材を受けるのが嬉しくて、つい顔に出たのか。
     過去の乳幼児連れ去り事件では、今のところ死んだという事例は無いそうだから、無責任に楽しんでおこう。
     ニュースを聞きつけて、「よし行くぞ」と行動を起こした人以外は、同類。
     自民党の山崎拓前副総裁が、党総裁選で党員以外の国民も参加できる模擬投票などが検討されている事について、「総裁を党員でないものが選ぶのはおかしい」と批判したというニュースも。
     加藤紘一元幹事長も「一般国民投票、世論調査で決めるのなら、国会議員や党員はいらない」と同調したそうな。
     だから、そういう事を言ってるんじゃないの?
     派閥も無くしたところで(森派は生きてますが)、党の壁も無くすなら私は賛成。
     政策や法案ごとに賛成や反対をしたいもの。
     そして、イランのアフマディネジャド大統領が、イスラエルのシャロン首相が危篤状態との報を受けて、「願うならば、犯罪者が祖先の列に加わりますように」と同首相の死を望むような発言をした事が国際社会で波紋を呼んでいるというのもあった。
     同大統領は、革命原理への回帰を掲げているそうだから、国際社会の批判は承知の上なのだろう。
     国内での支持強化の方を取ったという訳だ。
     自国の足固めのために他国を批判するのは、政治家の常套手段。
     それをする必要が今のところ日本には無い。
     しなければならない国の不安定さよ。
    ≪育児日記≫
     今日は、実家の御殿場で雪らしかった。
     妹に電話した。
     その時、次郎はちょっとグズッていた。
     オッパイを飲ませたりしながら機嫌をとっていた。
     その泣き声が妹に聞こえたらしく。
    「次郎大丈夫?」みたいに言っていた。
     午後から薬局にも行き、次郎をベビーカーに乗せようとしたら、やっぱり大泣きされてしまった。
     歩きたがるようになったのは成長した証拠だけど、何か疲れる。

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  • 映画評『世界の中心で、愛をさけぶ』

     バファリンを買いにお客さんがいらした。
     高齢の母親に頼まれたとの事。
     念のため、どんな症状で使うのかと尋ねると、頭痛がして熱が出ているという。
     バファリンは症状を抑える物で、治療する薬ではない。
     もっと端折った言い方をすれば、神経を麻痺させて熱を出す指令を邪魔して、痛みを検知する機能を阻害するものである。
     本人の希望もあるためバファリンは売るとして、一緒に川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)を案内したところ、「自分で使うかもしれないから」と買っていただいた。
     http://www.kitazono.jp/syoho/sennkyuchachousan.htm
     バファリンを買いに来た患者さんに、やはり用途を尋ねたら虫歯だとの答えだった。
     これまた虫歯でバファリンを飲んでも痛みを感じなくなるだけで、菌の繁殖は抑えられません。
     後で必ず歯医者に行ってくださいと念押しして、排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を勧めた。
     http://www.kitazono.jp/syoho/hainousankyuutou.htm
     実はこの後もバファリンを買いに何人か来たのだけれど、万能薬か何かと間違えてませんかという感じ。
     今この痛みをなんとかしたいという気持ちは分かる。
     でも、痛みがぶり返す事を考えたら、痛み止めと一緒に次の手も考えておいた方が良いだろう。
    「戦いとは非情なものさ。常に一手二手先を考えておくものだ」(by 『機動戦士ガンダム』より)
     昼に、奥さんの妹のYさんが来た。
     一泊だけの滞在だが、こちらで買い物を楽しみたいらしい。
     奥さんから一緒に昼食を食べようと言われ、サイゼリヤへ出かけた。
     Yさんはサイゼリヤは初めてだという。
     何を食べるかメニューを見て迷ってるので、適当に注文して小皿で取り分けましょうと提案。
     パスタやピザなんかは、その方が色々と味わえて楽しいし。
     そしたら奥さんともども、かなりの品数をバンバン注文していく。
     パスタだけでも3種類。ピザが2種類。
     その他、スープやサラダなどなど(^_^;)
     そして、店員は店員の方で、何の考えも無しに次々と持ってくるもんだから、テーブルがいっぱいになり、皿が乗り切れない。
     注文時に分かりそうなものだろうに、なぜ順番を確認しておくなりしておかない?
     しかも、空いた皿を下げにも来てくれないし=3
     仕方が無いので自分で厨房に運ぶ。
     店員の数が少なくて手が回らないなら、セルフサービスにしてくれてもいいんだけど。
     パスタが一品、どうにも不味くて残ってしまい、それ以外は奥さんと妹で平らげてしまった。
     ブタかトド同然の奥さんと違い、Yさんはホッソリしてて抱きかかえてもヒョイと持ち上がってしまうくらいの体型なのに、どこに入ってしまったのか。
     (医学的には、体型と食欲の相関関係は無い。)
     私だけお店に戻ると、サトウ製薬の営業マンさんが来ていた。
     スギ花粉が山梨の方から埼玉にかけて、かなり飛散するだろうとの情報。
    「いやぁ、楽しみですねぇ」と営業マン氏。
    「そうですねぇ」と私(⌒▽⌒)
     ………自分も花粉症なんだけど(爆)
     そう言う営業マン氏も花粉症で、一緒に苦しみますので皆さんもひとつ、どうぞヨロシク。←オイ
    「あら、コンテナからも何も出ないわ」と、お母んがなにやら残念がっている。
     何かと思ったら、先日やってきた小学校の衛生検査の結果データの話だった。
    「こっちに責任の無い物から出てくれると、報告書も書きようがあるのに」と。
     近所の書道の先生の旦那さんがいらしたので、ついでといってはなんですがと、次郎の名前の書き方を後で教えて下さいとお願いした。
     本当は、“命名”とかいうのは名前を付けた直後に書くのだろうけれど、漢字五文字で書くというのが意外に難しく、そのままほったらかしにしてあったのだ。
    「プーアール茶はありませんか」と尋ねて来たお客さん。
     なんでも、花粉症の予防として何かの雑誌で紹介されていたらしい。
     なんだか、季節行事みたいな感じですな。
     まったく効かないとは言わないけれど、漢方薬だって複数の生薬を組み合わせて効能が発揮されるように工夫と研究されて作られた物なのに、単品の食べ物や飲み物が、どうしてそれほど効果があると思えるのか不思議。
     まぁ、お茶好きな私は、花粉症の季節が過ぎた頃にスーパーで安売りで買えるので、そういうキャンペーンは構わないけれど。
     とりあえずお茶については、近所のスーパーを案内しておいた。
     咳の相談で患者さんが来店。
     本人は風邪のひき始めと言うものの、こちらからするとかなり進行してしまった様子。
     よく、風邪をひいた患者さんは「私は鼻からくる」とか「お腹にきやすい」、「咽喉から来るんです」と言われるが、いずれもそう表現したくなる気持ちは分かるけれど、正しくない。
     風邪は感冒というくらいで、冒されるもの。
     体表部の多くを覆う皮膚で防ぎ、目や鼻の粘膜で堰き止めようとしているのを突破されると、その奥が防衛ラインとして抵抗する。
     それが鼻の症状であり、咳であり、さらに奥へと侵入されて胃腸障害が起きるのだから、症状が出たら“ひき始め”ではないのだ。
     まだ食欲はあるようなので、麻黄湯(まおうとう)と五虎湯(ごことう)を組み合わせて飲んでもらう事にした。
     http://www.kitazono.jp/syoho/maoutou.htm
     http://www.kitazono.jp/syoho/gokotou.htm
     咳が落ち着いた頃には、肺が乾燥しているだろうから、後から麦門冬湯を使うようにもお話した。
     http://www.kitazono.jp/syoho/bakumondoutou.htm
     夕飯はYさんと一緒に家で鍋。
     奥さんが鍋に入れる物の順番をいちいち指示して鍋奉行のような事をしているのに笑う。
     普段の料理じゃ、あり物を買ってきて皿にも移さずにパックで出す人が何を言ってるのかと(笑)
     そして、Yさんが観たいという事で奥さんがレンタルしてきた『世界の中心で、愛を叫ぶ』の劇場版を鑑賞。
     http://aiosakebu-dvd.jp/home.html
     あれだけ話題になった作品だから、ネタバレも何も無いとは思うが念のため警報を発しておこう。
     ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令! ネタバレ警報発令!
     物語は主人公の朔太郎の婚約者である律子が、結婚を目前にしたある日突然に失踪し、行き先が2人の故郷である四国だと思い当たって後を追う。
     そして故郷を辿るうちに、高校時代に初恋の相手だったアキとの日々や、そのアキを病気で失った時の記憶を想い出していく。
     観終わった感想を一言で述べると、「世界の中心で愛を叫ぶジコチュー(自己中心)男」といった感じ。
     原作もテレビ版も知らないが、劇場版では朔太郎は私の年齢に近く、本来は80年代の描写にノスタルジーを感じても良いはずなのに、ちっとも感じない。
     ダ埼玉育ちとはいえ東京に近かった事と、四国の田舎町との環境の違いかとも思ったが、どうも違う。
     観ている間にチラチラと別作品が思い浮かんでいた。
     それは高畑勲監督の『おもいでぽろぽろ』とジュゼッペ=トルナトーレ監督の『ニュー・シネマ・パラダイス』だ。
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005R5J5/ref=ase_koukokusyuu0b-22/250-6199282-7287443
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V2JF/250-6199282-7287443
     どちらの作品もやはり田舎町での想い出話そのものが舞台なのに、すんなりと主人公の記憶を“体験していない”にもかかわらず自分の物として感じる事ができた。
     ところが、この作品に出てくる朔太郎を含む登場人物が、どうにも他人行儀で入り込めない。
     普通、過去の自分を写真なりビデオなり日記や手紙などで振り返るとき、そこには気恥ずかしさというものが伴う。
    「うわぁっ、こんなことしてたよー」と赤面したり、なんとか客観視しようと「バッカでー」と当時の自分を罵倒してみたり。
     それが観ている間中ずっと、呆れとして「こいつ……バカ………?」と、客観視どころか、本当に赤の他人にしか思えなかった。
     もちろん、まったく未知の世界を神のような視点から眺めるという楽しみ方もある。
     しかしそれにしては、狙ったセピア調の色調の画面作り、淡々とした物語の展開と、観る者の想い出に入り込もうとする作風は、コッチに来て下さいと言わんばかりで、思わず「やだよ!」と追い返したくなる感じだった。
     物語り半ばまで行ってもそんな状態だったから、アキが入院してからは「いつ死ぬんだろう」、「いつ死ぬんだよ」、「早く死んでくれよ」とまで思ってしまった(苦笑)
     でも、なかなか死んでくれなくてイライラ。
     で、この作品の欠点にハタと気がついた。
     アキが入院する前に、朔太郎がアキが白血病になって苦しむという嘘を書いてラジオに投稿したら懸賞のラジカセが当たって、それをアキに怒られるというくだりがあるのだが、それってこの作品そのものじゃないのか?
     あれは重要なエピソードの1つだけど、それを効果的かつリアルに描く事ができなかった時点で、こりゃ監督と脚本家の打ち合わせミスのような気がしてきた。
     そのシーンが、作品全体の完成度を物語っている。
     だから、アキを病院から連れ出したのに、台風のためオーストラリアへ行く飛行機が飛び立てず、係員に詰め寄る朔太郎の行為も、空港で倒れたアキを抱きかかえて「助けて下さい!」と泣き叫ぶ朔太郎の姿も、後ろから蹴りを入れたくなってしまうのだ。
     そして、やっと終わると思ったら、ドンデン返しが。
     ドンデン返しと言うか、蛇足と言うか微妙なのだけれど、入院しているアキと朔太郎の交換日記の音声テープを届けていた小学生の女の子が、実は今の婚約者である律子だったという事が分かる。
     その律子は、最後のアキのメッセージが吹き込まれたテープを朔太郎に届ける途中で交通事故に遭い、そのままテープを渡せずじまいだったという事が明かされた。
     アキの最後の願いを叶えるために、オーストラリアの大地に散骨をしに2人は向かい、タイトルの通りに朔太郎は叫びながらアキの遺骨を風の中に撒くという感動的なシーン………に、ならないんだなコレが。
     後半まで説明的な台詞を省いていたはずなのに、律子が突然ことの真相というかあらましをベラベラと喋って物語の“まとめ”に入っちゃうんだもの。
     なんで、もっと上手く途中途中に分散して入れ込めなかったのかと残念。
     最後の感動的なシーンの前に、思いっきり観客の頭を醒ましてどうするのか。
     エンドクレジットが流れる前に現実に引き戻されちゃったもんだから、つい、アキの骨を撒いたその後に律子とエッチするんだろと、身も蓋も底も無い事を考えてしまった。
     ところで作品タイトルは、なんでも編集者が付けたんだそうで、作者自身は『恋するソクラテス』というものを考えていたらしい。
     なるほど、確かに作者のタイトルでは売れなかったかもとは思う。
     でも、このタイトルを持ってくる編集者もどうか。
     最初奥さんから「『世界の中心で、愛をさけぶ』って知ってる?」と訊かれた時に、『世界の中心で愛を叫んだけもの』とは、奥さんにしちゃ随分と気の利いた作品を出すなと思ったら、違うと知ってガックシという事があった。 
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150103305/ref=ase_jugem-22/250-6199282-7287443
     それで、てっきりハーラン=エリスンの同作品からタイトルを拝借したのかと思ったら、同作品のタイトルを意図的に使った『新世紀エヴァンゲリオン』の最終話『世界の中心でアイを叫んだケモノ』から孫引きしたそうな。
     私はパロディとかオマージュは大好きだからそれでも良いけど、せめて拝借する作品の事は知っておいても良かったんじゃないかい。
     エヴァの方は、カタカナにする事でどうとでも受け取れると共に、最後には主人公は「僕はここにいていいんだ!」と自己肯定する事で「世界の中心でI(アイ)を叫んだケモノ」という解釈ができた。
     ある意味、人の顔色を伺い、人との距離を気にしすぎる主人公がジコチューに目覚めるという、良いのか悪いのか分からないラストだったけど、なんか許せたよ。
     それに比べて、最後の最後まで自己中心な自分を省みないまま、愛を叫んだ気になってる、本作の主人公は許せないなぁ。
     今夜はYさんが泊まっていくので、私はそれを口実に実家に帰った。
     久しぶりに、次郎の夜泣きから解放されるのがせめてもの救いであったが、この不快感はどうしてくれようとイラついたまま就寝。
     あっ、『世界の中心、出逢い系サイト』という駄洒落はどうか。
     どうかと訊かれても困るかね(苦笑)

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  • ≪通巻101号≫
    判断が難しい頭痛/お店がホームページを持つという事/NHKアニメが心配

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ★彡☆-=★彡  それさえもおそらくは平凡な薬局  ★彡☆-=★彡
                     ≪通巻101号≫
      提供 : まぐまぐ http://www.mag2.com/
      発行 : 北園薬局 http://www111.sakura.ne.jp/~kitazono/
      編集 : 北村俊純
      窓口 : kitazono@a1.mbn.or.jp
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     おはようございますω(=^・ω・^=)ω
     投票権のある人は、期日前投票には行きましたか?
     引越しなどの関係でやむをえない人以外は、投票は今日の19時まで受付だそうですから、必ず行きましょう。
    「投票したい人がいない?」
     それならば、白票を投じてきましょう。白票も、投票する意志がある事を示すはずです。
    「投票してもどうせ変わらない?」
     それほど未来に悲観しているのであれば生きてる必要もありません。どうぞ日本を出るなり、自殺するなりして下さい。
     投票率が60%を切るなら、残りの人たちがいなくなる分、永住希望者や国籍希望者を受け入れる事ができて少しは役に立つかもしれません。
     それでは、私はお店の合間に行ってきます(・v<)
     それと、国民の代弁者だと勘違いしている『マスコミにNO!』という事で、こんなキャンペーンがあるそうです。
     賛同される方は、ぜひ乗ってみて下さい。
    ◇◇◇◇◇◇自民でも民主でもなく「マスコミにNO!」◇◇◇◇◇◇
    ◇◇◇「出口調査は民主党に清き一票を」キャンペーン開催中!◇◇◇
     http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000306.html
    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
    ~~~~~~~~~~~~~ 今回の日記の主な話題 ~~~~~~~~~~~
    ※6月26(土)……判断が難しい頭痛
    ※6月27日(日)……お店がホームページを持つという事
    ※6月28日(月)……NHKアニメが心配
    ************************* 先週の平凡な日記 ***************************
    ◆6月26日(土)/2004年◆
     近所のNさんがお店に来た。
     なんでも数年ぶりに渡米していた娘さんが帰ってきたとか。
     渡米先で成功したものの、嫁にも行かず好きな事だけやってるといつも愚痴をこぼしており、今回の一時帰国も「迷惑」と言いながら嬉しそうである。
     いや、よほど嬉しかったのだろう。
     娘の夕食用にと北海道から取り寄せた鮭のおすそ分けをいだいてしまった。
     昼食に食べたら、ウマー(´¬`)
     咳の相談でお客さんが来店。
     以前から来てくれている人で、旦那さんが酷く咳き込んでいるという。
    麻杏甘石湯でいいかしら」と尋ねられた。
     夜も寝られないくらい咳き込んでいるようならば、効くでしょう。良い選択かと(゚゚)(。。)
     環境的にはどうなのだろう。クーラーの影響が考えられれば、肺の潤い不足が原因かもしれず、その時には麦門冬湯(ばくもんどうとう)を一緒に使った方が良い。
     さらに詳しく尋ねてみると、頭痛もしているとの事。今日は、それで早退してきたらしい。
     むむ、頭痛かぁ。頭痛というのは結構判断が難しい。
     風邪の頭痛もあれば、血流が悪くなって起こる頭痛もある。
     そして夏場に多い頭痛は、水の飲みすぎによって胃内停水を起こしているケース。
     それぞれ原因が違うから、適応する漢方薬も違う。
     仕事は営業で外回りだそうだから、暑い外に出て、冷房の効いている所に入ってというのを繰り返している模様。
     吐き気をともなっていれば、胃の要素が強いので五苓散(ごれいさん)が使えるだろう。
     手足に冷えを感じるようであれば、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が適応する。
     旦那さん本人は風邪だと思っているらしく、風邪による突発的な頭痛には川きゅう茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)が効果的だ。
     しかし食欲はあり、寒気や咽喉の痛みなどの風邪を思わせる症状は起きていない様子。
     こういう場合、一番大切なのは患者本人が感じている症状の重さで、それが適応する漢方薬を選ぶ指針になる。
     例えば、周りの人から見れば咳が酷いように思えても、本人が咳よりも頭痛が苦しいと感じていれば、ひとまず咳については置いておいて、まず頭痛から治療するというように考えるのだ。
     ただ、今回は激しい咳のし過ぎで頭痛を併発しているとも考えられる。
     まずは麦門冬湯麻杏甘石湯を飲んでもらって、それで咳が治まっても頭痛が残るようであれば、頭痛については別な物を使ってみましょうとお話した。
     上手くすれば、咳が治まれば頭痛も軽減するだろうという判断。
     22日に東京都新宿区で、団地外階段から5歳の男児が突き落とされた事件で、殺人未遂事件として同区内の区立中学2年の13歳の少女が補導された件の続報をニュースで見た。
     しかし、やっぱり逮捕じゃないのね。これで男児が死んでたら、殺され損ですなぁ。
     調べでは、少女は午後3時過ぎにゲームセンターに遊びに来て、被害児童に「なぜゲームセンターにいるの」と注意したところ、「お姉ちゃんだっていつも来ているじゃない。お母さんに言うよ」と言われ、口止めするために現場に誘い出して突き落としたという。
     弁護士の話では、殺意は否認していて、あくまで懲らしめようと思っただけだという。
     弁護士は弁護するのが仕事なので、そのまま信じる事はできないが、少女の気持ちが理解できないでもない。
     事件直後から佐世保での小6同級生殺人事件と絡めて騒がれているけれど、私だって中学生当時なら年下の子に、こんな生意気な事を言われたらブン殴ってるよ(笑)
     ごく自然な感情の流れだと思うのに、どうしてそんなに問題にするのか。
     もちろん行為は許される事ではない。でも、なにも単純な話を、またも“心の闇”とかいうワケノワカランモノにする必要はあるまい。
     だいたい、佐世保の事件を絡めるのは無理があるだろう。
     あの時は「普通の子」が「ネットやドラマの影響で」という話にしていたのだから、今回の「普段から素行が悪かった子」が「周囲に溶け込めなかった」というのでは共通点が無いではないか。
     無理矢理こじつけるならせめて、「ネットやドラマを通じて共通の話題を持てる友達がいなかった」のが事件の原因だとか言えばいいのに。
     思うに、事件に至った原因が極めてストレートかつ分かりやすかったもんだから、ツマンナイと思って周囲の人たちやマスコミが騒いでいるのではないか。
    ≪育児日記≫
     独身気分満喫中?
     こっちは朝も昼もないさ。
     次郎、昼間起きるようになったから夜寝るかと思ったら夜も寝ない。
     なんでだろ。(2004年6月27日 12:58)
    //////////////////////////////////////////////////////////////////////
     感想や健康相談はコチラ(・v<)
     http://www.kitazono.jp/bbs_kitazono.htm
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    ◆6月27日(日)/2004年◆
     午前中は、ほとんど誰も来ず。
     商店街はシーーーーーーーーーンと静まり返っている。
     ホームページに載せなきゃならない物はいっぱいあるので、セコセコと作業をしているうちにお昼近くになり、出かけた。
     今日は、JPS製薬の埼玉地区のセミナー。
     売り上げを伸ばすための講義という事であまり興味は無かったのたけれど、夕食が美味しそうなので、それにつられて参加を決めた。
     そんな訳で、昼食は駅前でラーメンを一杯だけ(笑)
     会場は『ラフレさいたま』という所。
     http://www.fukushi.kampo.japanpost.jp/shisetsu/health/9121rafure/index.html
     簡易保険加入者の健康増進を目的とした施設だそうだが、こんな施設がある事自体を知らなかったぞ。
     中に入ってみると、少し気の効いた高級ホテルのような佇まいで、この資金はどっから出したんじゃいと問い質したくなるような施設だった。
     セミナーではまず、JPS製薬における製品の製造工程の解説があった。
     ……って、これ前に聞いたし資料も見たぞ(^_^;)
     (2003年11月3日参照)
     そういや、あの時に埼玉地区から工場見学に行ったのは私だけだったな。
     いちおうおさらいを兼ねて書いておこう。
     漢方薬に限った話ではないが、原料の濃縮度はメーカーごと、あるいは製品ごとにかなり違う。
     だから同じ名前の漢方薬を購入しても、メーカーごとに効き目が違うと感じる事もありえるのだ。
     もちろん各社とも知恵を絞って研究している訳で、どこの技術が優秀かとは一概には言えない。
     まぁ、今日のところはJPS製薬についてという事で。
     意外と製造工程を教えてくれるメーカーは少ないので、その面では褒めていいかもしれないと思う。
     さて、漢方薬は以下の手順で製造される。
    ◆刻み加工……粒度・成分含有量を考慮しながら生薬を細かくする。あまり細かくすると、植物系は澱粉が粘度を帯びて悪さをするため、後の加工に影響が出るそうだ。また、当然の事ながら天然物なので、同じ大きさに刻むのは難しいとの事。
    ◆抽出……水で煮出したりする訳だが、水量・温度・時間が重要となる。特に季節による温度の違いは如実に影響する。
    ◆分離……遠心分離機によって、水分を飛ばして有効成分を集める。これまた回転数は、種別ごと季節によって違う。
    ◆濃縮……この濃縮が曲者で、製品ごとに一定の濃度を保つというのは、技術的にも難しく、各社とも企業秘密の部類に入るそう。
    ◆殺菌……いわゆる高温殺菌を施すのだが、それで有効成分が失われては元も子もない。
     成分ごとに実験を繰り返し、それぞれに適した温度や時間を算出して殺菌を施す。1グラム中に千個以上出てはいけないという基準を設け、現在のところ零を維持しているそうだ。
    ◆乾燥……単純に水分を蒸発させるだけではダメだそうで、例えば今の季節だと、湿気で機械の壁面に付着するロスが大きいという。それを防ぐのは、機械と共に人間の手作業同然の調節らしい。
     機械化が進んでても、まだまだ人間の科学技術は発展途上に過ぎないようだ。
     休憩を挟んだ後半は、『生き残るための販売戦略』という本日のメインテーマ。
     こういう“成功のため”のノウハウというのは、大抵は役に立たない。
     かつて『セブンイレブン』が多額の契約金を払ってアメリカから手に入れたマニュアルには、ごく当たり前の商売の心得が書いてあるだけだったというのは有名な話。
     私としては、失敗したお店の話を聞きたいんだがなぁ。
     実際、出てきた話は「商品を山積みにする」とか「照明を明るくする」というようなもの。
     そりゃそうなんですが、ウチの場合だと商店街に人通りが無いんで、そもそもどうやってお店に足を運んでもらうかが課題。
     それに、“個性的”とか“オリジナリティー”が必要って言ってるのと矛盾してるような気がしますが。
     講師の人には悪いけど、成功譚は聞き飽きた_(._.)_
     販売戦略の話は興味が持てなかったが(もちろん金儲けに感心はありますが)、製品についての情報は使えそう。
     そもそも、JPS製薬は漢方製剤のメーカーなのに、どうして健康食品に力を入れているかというと、最近では病院が漢方薬も処方する事が多くなってきたから、そうなると医師の処方箋に基づく漢方薬の販売ばかりが主軸になり、よほど処方箋を多く応需しないと各薬局は商売が立ち行かなくなるから、健康未満の人たちをターゲットにしようという戦略なのだ。
     まぁ、それを推し進めると、“健康な人を不安にさせて大儲け”という商売にもなってしまうんで、売り手には多少の(多少かよ?)理性が必要。
     寒い冬場も高齢者は気をつけなければならないが、暑くなる夏も高齢者は心臓疾患や不整脈、あるいは心房細動などに注意しなければならない。
     予防のためや軽い自覚症状があるのであれば、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)が良いというお話。ふむふむφ(..)
     より自覚症状が顕著な場合は、センソ牛黄元を勧めてみて下さいと言われた。
     熱射病の解熱にも使えるそうなので、普段から持ち歩いておくと良いだろう。
     唯一使ってはいけない例は、大出血と発汗過多。血圧を下げる降圧作用が強いから。
     まぁ大出血の人はお店には来ないだろうからいいか(^_^;)
     それと熱射病に似ている熱中症に用いる時には注意が必要との事。
     汗をかかない状態の時には適応するが、汗をブワーッとかいている時には体が自ら冷却している状態なので、用いてはならないそうだ。
     それと、ウチでも取り扱いを始めた『順気散』について。
     アガリクスやメシマコブなどが「癌に効く」という説明を目や耳にする事が多いと思うが、実際には血液・臓器・手足の筋肉など、癌の性質は部位によって違う。
     そして、癌で一番恐ろしいのは転移である。
     治療にしろ予防にしろ、全ての癌に効果のある物など無いのだという事は憶えておかなければならない。
     となると、やはり複合した物の方が適応範囲が広くなるので、効果が期待できる。
     アレが良いコレが良いという情報を得るたびに、単品の物を買うというのは、やめておいた方が身のためである。
     それと、よくテレビや雑誌で「免疫力を高める」という解説があったりするが、それは“免疫活性”であって、“免疫異常”である花粉症などのアレルギー疾患にはむしろ向かない。
     そういう意味においても、『順気散』は“免疫応答調整作用”として働くので、免疫疾患には広く応用ができるはずである。
     ただ、ネックなのは値段なんだよねぇ(^_^;)
     1ヶ月分で47,250円もする。ウチでは、まずは試してもらわないと体感してもらえないだろうからと37,800円で販売しているけれど、これでもまだ高いと思われるだろう。
     私も高いとは思うものの、もうこれで儲けは無いようなもんなので、もはや限界。
     しかし、多く入荷すればJPS製薬でオマケしてもらえるという話が出たので、後で共同購入ショッピングサイトの『マケローネット』に出品する事にした。
     つまり一緒に買おうという人たちが現れれば、もう少し値引きが可能となるという訳。
     興味のある人は友人知人を誘ってみて下さいm(_ _)m
     http://www.makero.net/
     他には、常識外の食事をしている人がいるから気をつけましょうという話。
     実例では1日にコーラを2.5リットルのペットボトルを2本飲んでいた人、スイカを夏場に丸々1個をほぼ毎日食べていた人、漬物を子供の頃から毎食丼で一杯分食べているという人。
     いずれも、健康相談の段階では知らされていなかった人ばかり。
     スイカを丸々食べていた人の場合は、「食欲が無くて食事はあまりしていない」と言っていたのだが、それはつまりスイカはオヤツであって食事とは考えていなかったからという。
     ううむ、ネットでの健康相談でも気をつけよう(^_^;)
     お待ちかねの夕食は、別室に移動。
     今日はコレが全て(笑)
     http://magical-shop.web.infoseek.co.jp/photo/200406/index.html 内容は和洋折衷で、前菜が続いた後にメインディッシュのステーキが出てきて、最後のデザートのメロンの前に寿司で締めるという構成だった。
     前菜が美味しかったのに、肝心のステーキが香りも味も貧弱だったのが残念といったところ。
     でも、前菜は堪能したし、お酒はビールで乾杯した後は日本酒を飲んでワインを飲んでで満足(⌒▽⌒)
     むしろ料理の方は良かったのに、スタッフの質が低かったのが、なんとももったいないという感じ。本当のホテルじゃないからなのか?
     室内の冷房が効きすぎているので温かいお茶を要望している出席者がおり、スタッフにお願いしたところ「お湯を沸かすので時間がかかります」と言われたのはいいとしても(にしたって、冷たい飲み物しか用意してないというのは配慮が足りないと思われ)、しばらく待っても来ないので再度お願いしたら、すっかり忘れており、その後も来なくて再々度頼んでやっとお茶が出てきたのに呆れた。
     かと思うと、カウンターに日本酒がお銚子で用意されていたのでもらおうとしたら、グラスを用意しますと言ったまま、ちっとも用意されなくて随分と待たされるしで、段取りが悪い。
     あまつさえ、今日の催物がなんなのか理解していないし。
     メーカーが販売店の関係者を招いているというのは明らかな訳で、営業マンが腕章まで付けて各テーブルを回ってビールを注いでいたら、接待だと分かりそうなもの。
     遅れて用意された日本酒用のグラスも、揃った時点で今日の担当を任されてる営業マンに一言声をかけてやれよ。営業マンは、酒を注ぐ合間に販売店と仕入れ交渉をしたりするんだから、スタッフの方で注いで回ればいいってもんじゃない。
     それに、別室のセミナーを行った部屋では、まだJPS製薬の担当者が機材の片付けなんかをしており、着席していないのに料理を次々と運んできて、手をつけてないそれらを下げようとするし。
     あまりにあんまりなんで、スタッフの中のとりあえず偉そうな人に注意してしまった。
    「今日の会の担当者はあの人なんだから(腕章をした営業マン)、あの人に相談してから動きなさいよ」
     その後は、さすがにスムーズに事が運ぶようになった。
     まぁ、本当は担当営業マンが事前に打ち合わせておくべき事柄なんだけれど、依頼者に不都合が生じている事に無頓着なスタッフの方がこの場合は悪いんじゃないかと。
     食事中の他店の人たちとの歓談では、商売としての漢方薬の販売についてなど。色々と参考になる話を聞けた。
     意外だったのは、オリジナルな名前の商品開発を望んでいる人が多かった事。
     例えば、八味地黄丸(はちみじおうがん)を『ハルンケア』というような名称でパッケージングする事である。
     私は何度かメールマガジンで、メーカー独自の名前で商品を指名され、中身は同じ漢方薬だと説明するのに苦労していると書いているのだが、要望している人たちの話だと、漢方薬の名前を覚えられてしまうと他の近いお店などで買うようになってしまうからとの事。
     う~ん、そうかぁ。そういう問題もありますか。
     いや、相談をメインに考えていたから、指名買いで来るような人の事は考えていなかった。
     よそで買われるのは残念だけれど、お客さんが便利に購入できる店を見つけたのなら、それはそれで良いと思ってたし。
     このあたりの、顧客の囲い込みが下手なところが、ウチが繁盛しない原因の1つかもしれぬ。
     でもやっぱり私は、患者さんには漢方薬の中身まで理解してもらえた方が、患者さんのためにも良いんじゃないかと思う。
    「○○の時にはコレ」と、決め打ちで薬を選ぶのは、ちと心配。
     セミナーに使った部屋の片付けを終えた営業マンが遅れてやってきて、私の隣に着いた。ウチのお店の担当者でもある。
     まずは私の方に日本酒を注いでもらってから、ビールを御返杯。
     こんな儀礼的な事は本当は好きではないのだけれど、彼の上司である所長さんがいる手前、接待を「させないと」いけない。嫌だね、大人って(苦笑)
     この営業マンさん、何度かテーブルマナーの事を訊いてくるので、てっきり営業トークかと思ったら、どうやら本当に知らないらしかった。
     営業マンは様々な話題に対応できるように知識を広く知っておかなければならない。そして、知ってはいても相手が知っていそうな事はあえて質問して花を持たせる事で、相手を気持ち良くさせるというのが営業テクニック。
     そう思っていたのだが、スタッフが皿を下げにきて、慌てて「まだ食べてますので」と断るので皿を見てみたら、ナイフとフォークが片側に揃えて皿に乗っていた。
     一般的なテーブルマナーでは、「下げてください」という合図である。
     食べている途中に下げられたくない時には、皿の上でナイフを右側にフォークを左側にハの字に開いて置くんですよと教えた。
     偉く感謝されたが、もしかしてそこまでがこの人の営業テクニックなんじゃあるまいな。だとしたら凄いが。
     まぁ私にしたって、テーブルマナーなんて人に教わりながら憶えてきて、未だに殻付きの海老だの、皮の取ってない果物だのが出てきたら困ってしまうから、分からない時には店員やスタッフに尋ねるのが一番。
     テーブルマナーを知らない事は恥だとは思わない。
     もし知らない事を論(あげつら)う人がいたら、下卑た人だと笑ってやるのが良かろう。
     せっかく出席した会合なので、所長さんにお願いしてJPS製薬のホームページ担当者を紹介してもらった。
     1つは、JPS製薬のホームページが他社と比べても情報量が少ないので、その充実をお願い。
     JPS製薬でホームページを充実してくれれば、ウチのお店に商品の詳細情報を載せなくてもリンクで済むし(笑)
     もう1つは、研究会のホームページの件。
     実はJPS製薬のホームページとは別に、JPS製薬を取り扱っている店舗の研究会のホームページが先頃立ち上がったのだ。
     そしてホームページの公開に先立って、取扱店のホームページをリンク登録しますという案内が機関誌であったのだが、後日「諸般の事情により掲載できなくなりました」という通知だけが知らされたのだ。
     その“諸般の事情”というのがなんなのか確認したかった次第。
     すると、理由は予想通り。
     原沢製薬の営業マンから、某社(名前は秘す)でも取扱店のホームページへのリンクを張ろうとしたところ、掲載の順番で苦情が出て取りやめになったという話を聞いていたのだが、まさか本当にそんな事だとは。
     それどころか、もっと呆れた意見も出たらしい。
     曰く、「JPS製品を扱ってるお店が近所にもある事を知られてしまう」とか。
     あのなぁ……。
     あのなぁ。
     あのなぁ!
     なんだよ、それは凸(`、´X
     ホームページを開設してるなら、とっくに検索エンジンにでも登録されてバレてるって=3
     よしんばホームページ自体にはロボット検索拒否のタグを入れてあったって、地域情報のサイトには掲載されてたりするだろうよ。
     お客さんが、より近いところや便利なところで買い物して何が悪いのか。
     お客さんが来てくれなくなったとしたら、それは自分の営業上の責任だろうに。
     ウチで扱ってるJPS製品なんか、ネットで検索すると安売りしているお店がいくらでも見つかるし。
     特別な仕入れルートを使ってるのか、それとも大量入荷でオマケを付けてもらって、それを多売で値段に反映しているのか、ウチではとても太刀打ちできないのが現状。
     それで健康相談と、遊びの企画と、このダラダラした日記で、違う方向性を模索しているところ。
     ウチが苦労して営業活動しているのを、随分とお手軽な論理で苦情を出して邪魔してくれるなぁ。
     あと他には、ホームページを持っていない会員店舗から、不公平だという意見も出ているらしい。
     別にネットが普及してきたからといって、必ずしもホームページを開設しなきゃならない理由は無い。
     あくまで営業戦略の1つとして考えれば、当然ホームページを開設しないという選択もある。
     でも、自分が使わない手段を他の人たちが使ってるのがズルイってのは筋違いじゃないのか?
     ウチがホームページを開設したのは、私自身が好きだからというのもあるが、商店街に人が通らないという切実かつ急迫的な状況に迫られているからだ。
     人が通らなければ呼び込みもできない、チラシを配布するには印刷代も含めて1回ン万円もする。それでいて、チラシを見て来る人の確率はおよそ千人に1人程度。
     いわば苦肉の策で取り入れた営業上の戦略の1つである。
     もちろんリスクもある。変な輩にイヤガラセされたりするし(苦笑)
     でも、経営努力してやってる事に「不公平」だと言われたって、それはただの言いがかりじゃないのかね。
     ホームページを開設する以外の、アクティブな営業活動を考えて実行すれば良いではないか。
     そして、同じ研究会の会員として情報を共有すればいい。実店舗でのノウハウと、ネット上の店舗のノウハウを共有できれば、有用な財産になるではないか。
     まぁ、良く考えてみれば「会が1つ」である必要も無いかもしれんが(・_・)
     JPS製薬の立場としては、研究会のホームページに関しては中立という事らしい。
     だったら、なおさら研究会は研究会で改革しないと。
     ………役職を引き受けるのは避けたいなぁσ(^◇^;)。
     なんか相変わらず外出先で腹を立てたりなんかして、自分から楽しくない出来事を増産しているような気もするものの、すっかり酔っ払って最終的には良い気分で帰宅。
     さすがにアルコール類を片っ端から飲んだもんだから、家に着く頃には意識朦朧。
     歯を磨いて、そのままグー(_ _)zzzzZZZZZZ
    ≪育児日記≫
     今日は、母とお返しのもの快気祝いと内祝いとお中元まとめてやった。
     次郎の面倒を見なかった訳じゃないからね。
     ベッドに寝かせると泣くんだよねぇ。
     だから今は、添い寝してるよ。
     潰さないように気をつけます。(2004年6月27日 12:58)
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     http://www.kitazono.jp/bbs_kitazono.htm
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    ◆6月28日(月)/2004年◆
     マックスファクターの営業マンが来訪。
     夏の新製品について、あれやこれやと説明して仕入れ量を指示されるのだが、言う事ばかり聞いてたらジリ貧になってしまう。
     もう少し地域性を考えた営業プランを練ってきて欲しい。
     ウチは、デパート内の店舗ではないのだよ。
     入荷量を絞りに絞って発注。
     JPS製薬の営業マンが来店。
     昨日のセミナーに参加した事のお礼を言われる。
     美味しい物を食べられて良かったです(⌒▽⌒) 違うか(苦笑)
     せっかく来てもらったので、仕入れられそうな物を探してピックアップ。
    「いや、今日は挨拶に伺っただけですから」と言われた。
     まぁまぁ、遠慮なさらずに。
     注文して翌日には入荷してくれるものだから、在庫を多く抱えずに済んで助かってるし。
     すると実は土曜日に発注した分があり、日曜日は会社が休みなので今日これから出荷される事に営業マンが気がついて、まだ出荷していないか確認してみますと車に急いで戻った。
     というのも、1回の注文数が多い方が仕入値が安くなるのだ。
     大幅な値引きをしている店舗では、その入荷量が桁違いなのではないかと思われる。
     ウチみたいに、売り上げが少ないお店では、そんな事をしたら在庫を抱えて倒産してしまう。
     車から戻ってくると、まだ出荷していないとの事で、今日の注文分を合わせれば、安くなるという。やたっ(⌒▽⌒)
     それならばと、さらに販売見込みのある商品も注文した。 
     ちゃんと動いてくれる営業マンだと、こちらも応えてやりたくなるのだ。
     子供が虫歯という事で、痛み止めを買いにお客さんが来店。
     排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)を案内したが粉は飲めないという。
     かといって、錠剤の方は日数で計算すれば割安だが、一時的に服用する物としては値段が、やや高い。
     実際、この時にはお客さんには「あら、高いのねぇ」と言われた。
     ところが、錠剤の方をアッサリと買っていかれて少しビックリ。
    「自分のためには買わなくても、子供のためには買うからいいのよ」とお母ん。
     そういうものなんですか(笑)
     NHKが、放送総局にアニメーション室を新設し、専従スタッフを置く事で、アニメ番組の取り組みに本腰を入れるというニュース。
     それは結構な事である。
     かつてガイナックスが『不思議の海のナディア』を手がけた時には、あまりに予算をケチるので次第に作画のクオリティーが落ち、ついには監督と中心スタッフが自腹を切って金を工面して仕上げたという逸話がある。
     http://www.gainax.co.jp/ http://www3.nhk.or.jp/anime/nadia/

     しかし、その初代室長に起用されたのが浅野加寿子氏というので不安大( ̄▽ ̄|||
     というのも、浅野氏は大河ドラマ『利家とまつ』や、朝の連続テレビ小説『あぐり』などを手がけた手腕が買われたとの事だが、この人は演出を無視したテロップをつける事で有名な“テロップ魔”なのだ。
     『利家とまつ』でも、毎回毎回、最終回まで『前田利家』とか『まつ』というように、「見てればわかるっちゅーねん!」というくらいテロップをつけてた人なのだ。
     最近だと、アニメの『火の鳥』でもやってくれた。

     最終回で「トリガー」というセリフがあったシーンで、「トリガー=引き金」なんてテロップを付けて台無しにしやがった。
     演出を無視した不自然な表示だったので、編集作業も終わった後に急に指示が出されたのは明らか。
     ガイナックスなんか、テロップはもちろん“ポケモン事件”以来表示されるようになったテレビの画面を見るさいの注意書きさえも、演出の一部として表示するという凝った事をしてるのに。
     輪をかけて心配なのが、インタビューに答えた浅野氏のコメント。
    「国際的に評価の高い日本のアニメは、今や、国家の財産。国もアニメ産業への支援策を打ち出している中で、NHKも基幹的な番組ソフトの1つとして力を入れたい。そのためには、マニア向けではない、ディズニーのような多くの人に夢を与える番組を作らなくては」
     この人、海外で評価された日本のアニメがどんな物か知らず、ディズニー作品も碌に観ていない事が、この短いコメントの中に集約されている。
     海外で国際的な評価を得てきた作品群は、日本でのヒットに関係無い作品が起爆剤になった。
     手塚治虫氏が白黒時代に早くも『鉄腕アトム』を海外に売り込んではいたが、残念ながらそれらは大成功とは言えなかった。
     むしろ、大友克弘氏の『AKIRA』や押井守氏の『攻殻機動隊』のような国内ではマニア向けと捉えられるような作品が突破口になったからこそ、日本のアニメは海外に販路を拡大できたのだ。
     そして、ディズニーは人に夢を与える作品を作り続けてきた訳ではない。
     歴史の中では、露骨に戦意高揚や国威発揚のアニメ作品を作ってきたし、実写作品においては『パール・ハーバー』のような愚作も作ってきた。
     最近でも、マイケル=ムーア監督の『華氏911』が反政府的という理由でディズニー社に配給を断られた件を知らない訳ではなかろう。(ディズニー側は、公けにはあくまで作品が「政治的に過ぎる」という理由を示している)
     近年のディズニーアニメが、一見すると人に夢を与えるように見えるのは、今もってなお「アニメは子供のモノ」という意識が根強く、単に大人世界の汚れた部分を直接的に見せないという事にしか過ぎない。
     アメリカのテレビアニメでも『スーパーマン』や『スパイダーマン』などでは、重厚な人間ドラマを見せてくれるから、現在ではむしろディズニーアニメが特殊なのだとも考えられる。
     なんだか浅野氏の言っている事は、「世界に日本が文化的に進出するためには、和服をやめて西洋風のオシャレをしなければ」と明治時代の先進的とされる人たちのようである。
     それで良い事もあるかもしれないが、失うモノの大きさについても考えを至らせてもらいたい。
     あと余談だけれど、今や“世界の宮崎”と称される宮崎駿氏は昔から「ディズニーアニメは嫌いだ」って言ってるんですけど。浅野氏は知らないのかな(笑)
     『千と千尋の神隠し』が金熊賞を受賞した時に、宮崎氏がなんで行かなかったのか考えてみ( ̄▽ ̄)
     来月の4日から始まる『アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル』を手がけるそうだけれど………、やっぱり不安だ。
     だって、こんな事まで言ってるんだもの。
    「視聴者に分かりやすく、感動的で良質なエンターテインメントに作り上げる」 分かりやすくはいいけどさ、作品を台無しにするのはやめて~(/_;)

    ≪育児日記≫
     今日は、眠い~よ。
     昨日から、次郎と添い寝してて潰さないようにと、気を使いすぎて熟睡できないよん。
     次郎は、なんか安心してるようであんまり泣かなくなったけど。やはり1人でベッドで寝るのが寂しかったのかな?
     でも、私は眠いんだけど。
     また、埼玉帰ったら次郎をよろしくね。
     少しは、成長してると思うからさ。(2004年6月28日 10:58)
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    ☆締切:2004年7月10日から3日間
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     また、筆者が思った事や感じた事を率直に書いている事柄に関しましては、反証可能な事実誤認以外の訂正には応じられません。
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     卓上ゲームが好きな人や、興味のある方は覗いてみて下さい。
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     私は主に、映画についてトークをしています(・v<)
     http://www.snake-eyes.gr.jp/
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