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コンサートドラマ『ピアノの話』の感想
 今日は市内で一番大きい病院の医療センターが休みなので、お店の方も静か。
 化粧品棚の掃除などをする。
 昨日薬を受け取りに来るはずの患者さんが、まだ取りに来ない。
 抗生物質だから、症状が出ているはずなのだが……。
 薬を取りに来ないケースは珍しくない。
 前回の薬がまだ家に残っていて急ぐ必要が無いとかだ。それはまだいい。後で取りに来ることが分かっているから。
 困るのは、ウチに取りにくるのが面倒になって、他の薬局に行ってしまう場合だ。
 確かに処方箋さえ持っていけばどこの薬局で受け取っても患者さんの自由なのだが、病院からFAXで先に連絡をもらって薬を用意してしまっているので、パッケージに入っている錠剤ならともかく、分包してしまった粉薬などは捨てるしかない。そのうえ医療報酬も入らないのだから、損益が大きいのだ。
 取りに来てくれる事を祈るばかりである。

 テレビで、高木美保氏が千乃正法から消滅宣告をされていたという事をやっていた。
 私は未読なのだが、高木氏のエッセイで「巣箱に入ったシジュウカラのひなを蛇が食べるのは自然の摂理」だとして放っておいたのを、教祖(?)の千乃裕子が悪魔のごとき所業だと怒って消滅宣告したのだとか。
 そもそも巣箱を置いてあったというのが自然の摂理に反してるはずなのに、それで蛇がシジュウカラを食べるのは自然の摂理だから助けなかったってのはどうゆう理屈だ(笑)?
 高木氏は那須に畑を持ってるそうだが、まったく除虫対策をとらないで虫に食べられるままにしているとでも言うのだろうか。
 どーもナチュラリストという人の思考は私には理解できない。
 千乃裕子が怒るのは単なる言いがかりだが、高木氏のエセナチュラリストぶりに誰も突っ込まないのは何故だろう。

 夜は、彩の国県南おやこ劇場の例会を観に行った。
 http://www.akebi.sakura.ne.jp/~kog-net/

 高学年対象の今回の作品は、コンサートドラマ『ピアノのはなし』である。
 http://www.d3.dion.ne.jp/~kyorakuz/piano.htm

 中村氏が、ピアノの独奏の中で1人芝居をするというスタイルで、物語は淡々と進んでいく。
 あまりに淡々としているので、初めの方でコックリと眠くなってしまった(苦笑)
 物語は、1945年の5月に、ある小学校に2人の特攻隊員が訪れ、「どうしてもピアノを弾きたい」と頼まれた女性教師がベート
ーベンの『月光』の楽譜を渡したところ、その2人はピアノで『月光』を弾いて去っていったというものだ。
 『月光の夏』というタイトルで映画にもなったが、私としては今回の舞台劇の方が良かった。(居眠りしておいてなんですが(^-^;)


 と言うのも、映画の方は、なんだか感動する事を強要されてる感じで、どうも好きになれなかったのだ。
 一方、今回のコンサートドラマは淡々と語られ、自分の距離感で観る事ができた。また、生演奏のピアノも素晴らしく、素直な気持ちにさせてくれたようにも思う。
 しかも、物語中で『海ゆかば』で特攻隊員を見送ると言うシーンでは、あえて歌わないでピアノで伴奏だけして歌詞は語るだけと言う演出が、静かな悲しみを湛(たた)えていて、良い雰囲気だった。
 http://www.asahi-net.or.jp/~cp7t-mrt/umiyukaba.html

 前半は居眠りしてしまったが、特攻隊員が訪ねてきたシーンからは食い入るように観てました。
 ただし、どうも私は“泣く”と言う事が苦手で、周りの観客の啜(すすり)り泣きが居心地悪くて困った。

 ところで、ベートーベンの『月光』と言うと、30歳前後の男性だと『くりぃむレモン』シリーズを思い出す人もいるのではないだろうか(苦笑)
 http://plaza9.mbn.or.jp/~cocotree/cream_lemon1.html



 アダルトアニメというジャンルを確立したこのシリーズは、当時の一般の実写アダルトビデオの制作費が100万円前後という時に、30分で一千万円以上の制作費をかけたとか。
 そのためBGMの予算が少ないのを補うためか、初期はクラッシックを多用していた。そのうちの一曲が『月光』だったのだ。
 今も昔も、こうゆうアダルトアニメはタブー視されるが、近年の日本のアニメが海外で高く評価されている事と実は無縁ではない。
 スタジオジブリの宮崎駿氏などは、このアダルトアニメを毛嫌いしていて、制作に携わったスタッフはクビにすると言ってたそうだが、隠れて参加したスタッフはやはりいたらしい。
 そして、アダルトアニメに参加したスタッフたちは、そこで技術を磨いたとか。
 かつて、にっかつロマンポルノでデビューした映画監督が、のちに一般の映画で名監督となったようなものだ。
 まぁ、そこからすると最近のアダルトアニメは技術力はあがったが、質の方は下がってしまったようである。(今も観てるんかい。>俺)
 ナニゴトも、初期の頃の情熱というモノは失われてしまうものなのかもしれない。
 このままでは、一般の日本アニメが世界のトップクラスという位置から滑り落ちてしまうのではないだろうかと心配になる。
 ちなみに、私が『くりぃむレモン』シリーズで一番気に入ってるセリフがシリーズ10作目の『黒猫館』にある。
「己の心と書いて、“忌まわしい”と読みます。己の心に従う事が忌まわしいと言うのなら、それもまた良いものですわ」

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| 北村俊純 | 23:41 | comments (0) | trackback (0) | 北園マガジン::それさえもおそらくは平凡な日記 |











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