若いお客様が『ヴィックスヴェポラップ』を手にした後に喉の薬を見ていたので気にかけていたところ、『龍角散ダイレクトトローチ』と『パープルショットW』をレジに持ってきたため同じ人が使うのか確認した。
喉を冷やしながら潤してくれる前者と、抗炎症成分に殺菌成分を組み合わせた後者は併用できるものの、喉が痛むのであれば片方だけでも充分なことを説明した。
商売としては両方買ってもらえるのは良いのだけれど、自己判断で複数の薬を組み合わせて使うのを当たり前と思われてしまうのは困る。
例えば、『龍角散ダイレクトトローチ』に入ってる桔梗は喉だけではなく内臓まで冷やすので、他に冷たい飲み物を飲むとお腹を下してしまう可能性があるように、薬には常に副作用のリスクが付きまとい、薬の組み合わせ方によっては副作用が増強されてしまいかねない。
お客様が、どちらにするか迷われたため詳しくヒアリングしてみると、喉が痛むというより違和感程度のようなので、抗炎症成分は不要と考えられることをお話して、『龍角散ダイレクトトローチ』を勧め、そちらのみをお買い上げいただいた。
そして、喉の不具合は風邪などではなく胃炎を起こしていて、それによる乾燥が喉に昇っている可能性もあるため、食事を消化に良く噛まずに済むメニューにするよう伝えた。
若いお客様が『サンテFXネオガンダム』と生理痛専用薬の『エルペインコーワ』をレジに持ってきたさいに、「シャアの方が性能が良いと思われます」と言ったところ、「赤い方ですか?」と訊き返されたのでガンダムは知らないようだ。
ショボーン(´・ω・`)
シャアザクがデザインされた『サンテFXVプラスシャア専用ザク』には、目の細胞の新陳代謝を促して疲れを取るビタミンB6がプラスしてあることを説明し、変更となった。
そして目薬の効果的な使い方として、点したら瞬きをせずに目を閉じ、少しした向いたまま1分以上、できれば5分間は閉じておく方法を教えた。
瞬きをしてしまうと薬液が睫毛に持っていかれてしまうし、顔を起こしたままでは目の裏側から喉へと流れ、肝心の目に残ってくれないからである。
あと、『エルペインコーワ』は鎮痛剤に内臓の機能をわざと落とす成分を加えて効果を高めているため、服用している期間は食事を消化の良い物にするよう伝えた。